Pixivに、新作「薔薇の花が落ちるとき」をUPしました。
バルセロナの踊り子リンダは、ルパン三世の相棒、次元大介を罠にかける仕事を依頼される。しかし、次元との出会いはリンダの心に思わぬ波紋を広げて……と言う話です。
・TVシリーズPART2第26話「バラとピストル」をゲストヒロイン、リンダの視点で語り直した話です。よって、作中に「バラとピストル」の内容に触れている箇所があります。ネタバレとなりますのでご注意ください。
・作中のリンダの過去設定はわたしの創作です。公式なものではありません。
・わたしが書いていますが、ジゲフジ要素は一切ありません。リンダと次元の話です。
以上の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。本編では悪女であったリンダが本当はこういう女性だったならという自分の勝手な妄想のままに書いてみました。次元がお好きなかた、「バラとピストル」がお好きなかたに読んで頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)
チッチョリーナ:「心臓だけを動かしながら」(URL)、モニカ:「It’sTooLate」(URL)、レッディ:「レッディ・イン・レッド」(URL)、キャサリン:「So happy I could die」(URL)、アンジェリカ:「審判のときが来るまで」(URL)に続く、次元さんの過去の女シリーズ第六弾です。次元さんモテモテですね!もっとも幸せに結ばれた女性はレッディちゃんくらいですけどね!とにかくわたしが次元さんの恋愛ネタが大好きなのでこうなりました。もう残ってるのはバーバラくらいですね。でもあのひと難しいの……。
「バラとピストル」に関しましては、ベストセレクションに選ばれたときにみっちりと感想を書きました(URL)ので、ここでは割愛するとして、まあわたしも公式ではリンダは単なる悪女だと思うんですよ。でも、もしそうでなかったら?と思って書いたのがこの話です。
次元さんが悲しい思いをする話を見ると、つい何とかしてあげたくなる悪いくせ。もっともわたしの書いたこの話でも次元さんが悲しい思いをしているのには変わりがありませんが……。しかも、次元さんの優しさが、リンダを一瞬だけ幸福にして、結果として死に追いやる、そういう話になってしまって、なんか次元さんごめん……みたいな気分でもあります。
わたしは次元がほんとうに好きなんだけど、ある意味でルパンと同じくらいに罪な男なんだろうなとも解釈しているんです。本人はまったく無自覚、あるいはなんとなく「おれは女を不幸にする……」くらいの認識しかないけれど、そこらへんはやっぱりヤバい男なんですよ。だから不二子ちゃんレベルじゃないと相手にならないわけ!(強引にジゲフジ話に結び付けてみました)
そしてそういう雰囲気の話なので、いかに作中の台詞であろうと次元さんの台詞をそのまま使ってしまうと雰囲気がぶち壊しになるあたりは微妙にカットしました。「中身もその通りさ」くらいはまだしも「マイヤーだろうがワイヤーだろうが」はさすがに使えなかった……。
というわけで、暗い話でしたが、それでもどこか楽しんで下さった部分があったならとても嬉しいです。また次からはハッピーエンドのラブいジゲフジです。そういうものをメインにしつつも、たまにはこういう話も書いてしまいますが、メリハリくらいに思ってくださると嬉しいです。
いつもPixivでの閲覧、いいね、ブクマなどをありがとうございます。ブログでの拍手やコメントも嬉しい限りです。一言フォームやメール、メッセなどでのお言葉も有難く受け取っています。作品に反応していただけることがなによりの喜びで、創作のやる気になっています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!