pixivに、新作「まつとし聞かば」を投稿しました。
アルベールという男に撃たれたルパン三世はいまだ目を覚まさない。それを見守る次元大介と石川五ェ門、ふたりの思いとは……という内容です。
・TVシリーズPART5第9話「“ルパン”を棄てた男」をベースにしています。そのため、PART5の第2エピソード(7話~10話)全体の内容に触れている個所があります。ネタバレになりますのでご注意ください。
・いわゆる腐・BL要素はありません。
以上の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。エピソード3も始まるということで、エピソード2のお話を書きました。PART5がお好きなかた、次元と五ェ門がお好きなかたに読んでいただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)。
というわけで、「不思議なほどに非合理」(URL)に続く、PART5のお話です。「不思議なほど~」はPART5の第1エピソードから生まれた話でしたが、今回のこれは第2エピソードから生まれた話です。それぞれのエピソードで感想文のようにこういうお話が書けたらいいなあとなんとなく思っています。ただ、アルベールに関しては未知数なことが多すぎて、あまり書けそうにないので、今回はこういう話になりました。
今回はあまりつけくわえることもない、というか、わたしの次元と五ェ門は相変わらずルパンのことが大好きですね、という感じのお話です。ただ、PART5だということを強調して言えば、このシリーズ、五ェ門とルパンの距離が近い気がしませんか。もちろん、次元とルパン、次元と五ェ門も。この三人の組み合わせというか、関係がとても濃い気がして、そういう場面をずっと見てきた結果、こういう話になりました。
ちなみに、作中で五ェ門がつぶやく和歌は、百人一首の有名な歌です。歌の意味については、こちらのサイトの記述が詳しかったです(URL)。
PART5はあの6話を別にすれば(しつこい)、ジゲフジ的な展開がいまひとつ読めないので、ジゲフジ話はまだ書けないし、書くとしても本篇終了後かなという気がしてます。そもそもルパンと不二子がどうして別れちゃったかってジゲフジ的にも重要な要因だけど、もしかしたら、そのあたりはたいした説明もなく思わせぶりな台詞だけで片づけられて、なんとなく元サヤに戻るような気もする。それはそれでいいんですけどね、ルパンと不二子の関係におおげさなメロドラマはいらないと思うのです。
なので、あくまで哀れなジゲフジ者のこの身としては、公式がルパフジなのは当たり前なので、そのなかにかいま見えるジゲフジ要素をふくらませてふくらませて、火のないところに煙は立たぬどころか湖の上でキャンプファイヤーぐらいの勢いで妄想を爆発させるようなジゲフジを書きたいと思っています(なにかをキメたような迷いのない目で語っています)。しかし、そんなことを思ってたら、あの6話が来たので、やっぱり公式侮れないな……という思いもあります。最終話まで、そういう意味でも目が離せません。PART5大好きです。
そんな可哀想なほどのジゲフジ者の小説を、いつもpixivで閲覧し、いいね!やブクマ、ブログへの拍手を下さるみなさまにはいつも感謝しています。ひとつひとつの数字にやりがいを頂いています。嬉しいです。こういう感じで、ジゲフジ以外の作品もときには書きますが、根本はどこまでもジゲフジ者、そしてなにより「ルパン三世」が大好きなんです。これからも、そういうスタンスで小説を書いていくと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!