pixivに、新作「あたかも祈りのように」を投稿しました。
次元大介は傷ついて眠る峰不二子のそばにいる。その胸に去来する迷いと恐れは、ある結論にたどりついて……という話です。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といってもいい仲です。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
暗い雰囲気の話ですが、ジゲフジ度はとても濃厚だと思います。そういうお話がお好きなかたに読んで頂ければ嬉しいです。
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以下、作品について↓(ネタバレあります)
なんだかかなり暗い雰囲気の話ですが、わたしの書く次元さんはときどきこういうモードになるのです。ぶっちゃけ過去に書いた「嘘でなく」(URL)と同じ話な気もするのですが、まあ、何か起きるたびに、なんどでも揺れて、こういうことを思い、また落ち着いていくのだと思っていただければ。
わたしの考える次元大介という男は、人間離れしたルパン一味のなかで、唯一、普通の感性をもった人間です。でも、それはあくまでルパン一味のなかでは、という意味でもあって、しょせんカタギにはなれないアウトローの悪人であることは変わりありません。だから揺れる。迷う。戸惑う。ためらう。でも、そこが次元の魅力であると思っているので、こういう風に次元を辛い目にあわせることがつい、多くなります。申し訳ない。
で、でも、決定的にひどいことは書かないから!わたしは基本的にそこらへん極甘なので、本当の意味でキャラが傷つくことは書けないから!なので、どんなに、ヤバイ危機が訪れる!みたいな話を書いても、読み手の方には、とりこ。の書くものなら結局は大丈夫だろうと思われているかもしれませんね。その通りです(笑)。だからこそ、そんな状況ならではのキャラの心の動きみたいなものをこそ、ていねいに書きたいんですよね。わたしはそういうのが好きなんですが、いかがでしょうか。
そういえば、この話でも、いいかげん次元さんは不二子ちゃんを好きすぎていますし、不二子ちゃんも同様な感じです。なので、ジゲフジ的には濃厚だな!と思ってキャプにもそう書いたのですが、いま読み返してみれば、ただのわたしの通常運行な気がしてきました。雰囲気だけは暗い話なので、作者がごまかされました。しまった。
こんな風に、暗い話もバカな話も、ラブイチャな話もR18もお仕事話もいろいろとありますが、結局はジゲフジのふたりが好きなだけなのです。その思いのまま、100本を超えても、相変わらず飽きずにしれっと書き続けていますが、そんな話をいつも読んでくださって、いいね!やブクマ、拍手を押してくださる方、本当にありがとうございます。数字が増えるたび、どなたかに自分のお話が「届いた」感を覚えて喜んでいます。それがあるからこそです。みなさま、ジゲフジお好きですか?わたしも大好き!そんな思いでこれからも書いていきますので、良かったらまた読んでやってください。これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!