新作「たくさんのちいさな想い出」を投稿しました。

 pixivに新作「たくさんのちいさな想い出」を投稿しました。

世界をこの世にしようとたくらんだロイ・フォレストの企みも破れ、いま、峰不二子は、ワルシャワであの男、次元大介を待っていた。今夜はショパン・コンクール。あの少女、アリサとその母の夢がかなう夜だったのだ……というTVSP「グッバイ・パートナー」の後日談です。

・不二子視点のジゲフジです。すでにあるていどの期間、恋人同士のような関係にあることが前提です。
・作中に「グッバイ・パートナー」の内容に触れている個所があります。ネタバレとなりますので、ご注意ください。
・作中のアリサの母と次元の過去設定などはすべてわたしの創作です。公式なものではありません。

 以上の点をご了承のうえでご覧いただけると嬉しいです。「グッバイ・パートナー」がとても素敵なジゲフジだったので(個人の見解です)、その後日談を書いてみました。ジゲフジや次元がお好きなかたに読んで頂ければと思います。どうぞよろしくお願いします。

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↓以下、作品について(ネタバレあります)

 というわけで、「グッバイ・パートナー」でジゲフジです。拍手で予想頂いたかた、大当たりです(笑)。ちなみに、TV放送時の感想はこちら(URL)。長いのでご注意ください……。

 わたし、「グッバイ・パートナー」自体はかなり好きなTVSPです。ちゃんと面白いし、作画も良いし、話もまとまってると思う。なんといってもジゲフジだったし(重要)。でも、そのなかで唯一、もう一声欲しかったのが、次元の裏切りの処理だったんですね。

 そのあたりは感想であれこれ書いたので繰り返しませんが、とにかく次元ちゃんが不憫というか、辛かったこといっぱいなのをフォローしてほしかったのです。ラストのラスト、アリサの晴れ舞台を見て会場を去ったあとの次元に、待っているだれかが居て欲しかった。

 ていうか、わたしの脳内では不二子ちゃんが待ってたので、それをそのまま小説にしました。わたしがジゲフジ者でなかったら、ルパンが待ってて「行くぜ、相棒」でもよかったんだけど、どこまでも己の欲望に忠実な人間で申し訳ありませんでした。

 というわけで、ただそれだけの話といえばそれまでなんですが、次元さんを幸せにできたので満足です。あと、アリサ母と次元の過去設定を、ありがちな感じで完全にねつ造してしまいましたがお許しください。まあ、あんなところではないかな、と思いました。

 若いころの次元さんはモテ男という雰囲気じゃないし、自分からガツガツいくわけでもないけど、なにげに女性が切れないタイプだったのでは、と思ってます。でも、ルパンと組むようになってまったくそれどころではなくなり、不二子ちゃんのせいで、生来の女性嫌い(女ってめんどくせえ……みたいな感じの)なところに拍車がかかったのでは。それがまあ、いまやこんなことに

 そんな脳内設定を楽しく書き続けていられるのは、pixivでの投稿に、ブクマやいいねなどで反応を下さるみなさまのおかげです。数字が一つ増えるごとに、書いて良かったと嬉しくなります。もちろん、ふだんのブログでの拍手やコメント、メッセージなども最高の燃料です。感想は超嬉しいです!わたしはほんとうに好きなことしか書けない人間なので、その自分の好きなことに反応があるのがとても有難くて幸せです。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!

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