というわけで、11月29日に放送されたTVSP「プリパス」のざっとした取り急ぎの感想です。まさにいま、見終わったばっかりのざっくり印象で申し訳ありません。いつものようなみっちりしたVerの感想はまた後日に書くと思うので、いまはとりあえず見た直後の感想をUPしときます。ネタバレあります。
ひとことで言うなら「楽しかった!」に尽きます。なんだこの新ル。なにこれ新ル。やたくんがいる以外はすごく新ル。なおかつ昭和のルパン三世ぽさに満ちていて、わたしがTVSPに求めるのはもしかしてこれに尽きるんじゃないかと思いましたね。いちいちツッコむのも野暮な気がしてくるストーリーのゆるさとざっくりした作画の雰囲気も含めて(笑)。
大掛かりな仕掛けや派手な展開もありつつ、ちょこちょこ息抜きコミカル場面も(空振り含めて)盛り込まれてるとことか実にそれっぽい。そのなかで、ちょっと粋な台詞を仕込んでたり、キャラの見せ場もしっかりあって、なおかつ落ちまできれいにまとめてくれるこの感じ。どれもがすごく新ルっぽい雰囲気で、それはもうご意見がおありのかたもいらっしゃるだろうけど、新ル大好きなわたしが抵抗できるわけないじゃないですか……。Blue-ray購入決定だよ……。
そもそも、抵抗できるもできないもないよね。あの八咫烏五郎くんのだいかつやく(あえてこの表記)を見たらね!
もうどうしたらいいの。言うことやることいちいちPART5よりわたし好みのポンコツになってないか(ポンコツいうたら失礼な気がするので言い換えるなら使えない感じってもっと失礼か)。やることひとつひとつがクソ可愛い……。先輩大好き熱血後輩の成分はしっかり残りつつも、ちょっと生意気なところも生まれてきて、作画もなんか顎長くなってて、やたくんの魅力全開って感じ?これ、もうファン増えちゃうんじゃないの?とかマジで思ってますよ、わたし。
今回はやたくんがらみでいっぱい驚くところあったんだけど(やたくんはその令和の時代の商品とは信じられないようなハートのおぱんつをどこで購入してるのかとか)、いちばんの驚愕場面は、ルパンがやたくんの名前を不正確ながら認識してたとこですね(あれ、「ヤタカラス」って言ってたの?それとも「やなからす」?)それでもさすがIQ300ですね。たぶん次元ちゃんと五エ門は覚えていない(覚える気もない)。
ていうか次元さんも大変だった。ひさしぶりの昔の男登場に笑ってたら、昔の男がもう一人出てきて倍率ドンでもっと笑った。それでも、この「グッバイ」以来のダークグリーンのスーツ素敵だなあ、いちいち仕草や台詞もカッコいいなー、渋めの次元ちゃんだーとか思って見てたんですよ。そしたら。みなさんもうお分かりですね。とりこ。さん、やたくんの存在を一瞬忘れて、テレビの前で正座したからね。
ガム。MONKEY印のガム。
つきあってるの?ねえ、このふたり、つきあってるの?このあたりを語り出すと、取り急ぎで終わらないので後日にしますが、ルパンと不二子ちゃんはいつものイチャイチャなんだけど、次元と不二子はもっとマジな感じでもうどうしよう。と思ってたら、とても肝心に決めなきゃいけないときに、不二子ちゃんが次元に頼ったのでもうヤバい……。不二子ちゃんは次元を信頼してる……。あの沢城さんの「だから、次元……!」ってささやきすごくなかったですか。えっと、もうそういうことですよね。まいった。やっぱりそうだったか……(頭の中が超忙しいです)。
あと、今回は五エ門回でしたね!五エ門がすごく可愛いし、活躍してるし、見せ場もしっかりあって楽しかった。そんな五エ門を軸にして、ルパン一味の仲を再構成してるサブ展開も楽しかった。そもそもあの三人は仲間割れしてないので(あのぶつかりあいなんか、要するに、仲良く喧嘩しなとか犬も食わないなんとやらですよな)、そのあたりでシリアスに迫られるより、ああいうけっきょく仲良しな感じで収まるのが嬉しかったです。ルパンが義賊扱いされたり、三人が「仲間」と認識しあってるとかがちょっと……な感じもありましたが、まあTVSPだしな!という感じで個人的にはOKです。
ほんとうに思い出して拾っていったらきりがないんですが、とりあえずの感想はこんな感じで、とにかく「楽しかった!」の一言です。あと、いま令和だよね?昭和じゃないよね?とか(笑)。わたしは楽しくてカッコ良いルパン大好きだから、TVSPに求めるルパンとしては大満足です。ほんとうに嬉しかった。いろいろとツッコミどころはあるんだけど、それを上回る楽しさというか、やたくんがいた感じでした……。そこらへん含めて、みっちり感想を書きたいと思っています。ほんとうに楽しいTVSPでした、ありがとうございました!