思いつきネタとお知らせ。

「どーも、ども。ミ〇クボー〇です」
「お願いします」
「あーありがとうございます。いま海帰りでもないのにバッグから出てくる砂を頂きましたけどもね。ありがとうございますねー、こんなんなんぼあっても良いですからね」
「まあいきなりですけどね、うちのおかんがよく見てるアニメがあるらしいんやけど、その名前をちょっと忘れたらしくてね」
「よく見るアニメの名前を忘れてまうてどうなってんねんそれ」
「いろいろ聞くんやけどな。ぜんぜん分かれへんねんな」
「分かれへんの? ほなオレがね。おかんがよく見るアニメの名前一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ」
「三人組の泥棒と美女、それを追いかける警部が出てくるっていうねんな」
「ほー、ルパン三世やないか。その特徴はもう完全にルパン三世やん。すぐ分かったやん、こんなん」
「でもちょっと分かれへんねんな」
「なにが分かれへんのよ」
「オレもルパン三世やと思ってんけどな」
「そうやろ?」
「おかんが言うにはそれを見終わったあとにはしばらく自殺を考えるような絶望が続く言うねんな」
「ほなルパン三世と違うかあ。ルパン三世、見終わったあとはふつうにええ話やったなあとか笑ったなあとかおいおいあんがいしょうもない話やったんちゃうんか大丈夫かあれとかいろいろあるけど、絶望が続くことだけはないもんなあ、そこらへんはうまくやってるよルパン三世は。ほなもうちょっと詳しく教えてくれる?」
「主役は緑とか赤とか青とかピンクとかごっつう目立つ色の背広着てるらしいねん」
「ルパン三世やないかい! ぜったいルパン三世やん!」
「でも分かれへんねん」
「なにが分かれへんの、これで」
「オレもルパン三世やと思ってんけどな」
「そうやろ?」
「おかんが言うには主役はめっちゃ真面目でふざけたりせえへん、冗談ひとつ言わんっていうねん」
「ほなルパン三世とちゃうやないかい。ルパン三世はいつでもふざけてるよ、真面目なときでも腹の中はどうか分からへん。クラリス助けに行ったときかて、あれちょっとカッコイイおじ様な自分おもろいやんて思うてたちゃうんかっておれは疑ってる。あと冗談ひとつ言わんって誰が声当ててる思うてねん、山田康夫さんゆうたらお笑いスター誕生の司会やぞ、クリカンさんかて本業あれや。おれ、いまだにあのひとのドレミの歌のネタで思い出し笑いできんねんから!……ほなルパン三世とちゃうがな。もうちょっとなにか言ってなかった?」
「そのアニメの原作者のペンネームは動物の名前らしいねん」
「ルパン三世やないかい! ルパン三世の原作者ゆうたらモンキー・パンチ先生やから、おさるさんに間違いなしや。動物名のマンガ家ゆうたらおれはあと犬木加奈子先生しか知らんもん」
「分からへんねん」
「分からへんことない! おかんのよく見るアニメはルパン三世!」
「おかんが言うにはルパン三世ではないっていうねん」
「ほなルパン三世ちゃうやないかい。おかんがルパン三世ちゃう言うんやからルパン三世ちゃう。先言えよ。ホンマに分からへんがな、これどうなってんねん」
「で、おとんが言うには」
「おとん」
「『スペースコブラ』ちゃうかって言うねん」
「いや絶対ちゃうやろ。もうええわ。ありがとうございましたー」

 すでにどなたかやってたらごめんなさい。思いついたらやらずにいられませんでした。ちなみに、おさるさんPNといえば、猿渡哲也先生もいます。念のため。

 こんな思いつきのネタを書いてますが、いつものジゲフジもしっかり書いてます。今週もいつものように、3月28日の土曜にpixivに投稿する予定です。今回は、前回の「魔法を信じるかい?」が不二子ちゃん側のお話だったのに対し、同じような時期で、こんどは次元さんの側からのふたりの気持ちが固まるお話です。お仕事話の皮をかぶっていますが、メインはしっかり甘いお話です。そんなジゲフジがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
 

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