新作「川が流れていくように」を投稿しました。

 pixivに新作「川が流れていくように」を投稿しました。

 わたしはその日、十五歳だった。田舎町で祖母と暮らす平凡な女の子だったわたしの前に現れたのは、家出した姉の知人を名乗る、真っ赤な上着を着た男で……というお話です。

・ルパン一味は、ルパン以外は登場しません。オリジナルキャラの語りによるお話です。お好きでない方はご注意ください。

 孤独な少女が出会った、ルパン三世とのお話です。新ルのルパンをイメージして書きました。ルパンがお好きなかたに読んで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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 以下、作品について(ネタバレあります)↓

 今回はジゲフジはお休みで、ルパンが主役となりました(最後まで名前が出ませんが)。

 少女マンガというか女の子の夢見るような話だなあとは思うんですが、実を言うと、初めて思いついたときには、ルパンの役回りは次元でした。でも、次元だとこういう感じで女の子を笑わせるのは難しい、というか、十五歳の女の子の初恋の相手にふさわしいのはルパンかな、と思ってやり直しました。結果、ルパンさんやりすぎの王子様待遇というか、カッコつけすぎというか。学校の前に来ちゃうあたりはやりすぎかと思ったけれど、いっそここまでベタな方が潔いと思いました。

 寂しい境遇の少女の前に現れる理想の王子様としてのルパン、という話でもあるので、これっていわゆる夢なのかなーとも思うんですが、わたし自身は夢の素養がない人間なので(どうもご縁がないのです)、そこらへんは良く分からないです、ごめんなさい。とにかく、ルパンをカッコ良く書きたい一心で作りました。このルパンはぜったいに赤ジャケ、北原顔でお願いしたいです。

 題名にも歌詞を引用しました〝好きにならずにいられない(Can’t Help Falling in Love)〟は、もちろんプレスリーの名曲です。題名そのままだとなんか違う感じだったので、歌詞からの引用にしたのですが、最初はナチュラルに「川の流れのように」にしてました。知らず知らず歩いてきたこの道。それはともかく、世代としては、コリー・ハートのカヴァーバージョンなんですが、今回確認したら、やはりキングのオリジナルにはかなわなかった。カッコいい。

 いつものわたしが書くものと違い、オリキャラが主役なので、愉しんで頂けるかどうかちょっと不安です。そもそもわたしはいわゆる一次創作とかオリジナルにはなんの興味も書きたい欲もない人間なので、オリキャラもすべてルパンをカッコ良く書くための存在です。お許し頂きたい。なので、うまく書けているかどうか疑問なのですが、彼女の目に映ったルパンを、すこしでも素敵に書くことができていたら嬉しい。今後、こういうタイプの話を書くのはあまりないとは思うんですが、楽しんで頂ける部分があれば幸いです。

 こういうちょっと変化球の話でも書くことができるのは、いつものわたしの投稿を閲覧し、いいねやブクマをつけてくださるみなさまのおかげです。毎回の繰り返しなのですが、ほんとうに有難いことだと、数字が入るたびに拝むような気持ちです。創作のエネルギーを頂いています。嬉しいです。これからもこの調子でやっていきますので、見守って頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!

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