こんにちは、BS-TBSで放送中の「ねこ自慢」(URL)を、猫も好きだし、MC猫の声が小林清志さんだしということで最近観るようになったのですが、新ル第106話「君はネコ ぼくはカツオ節」以来の、コバキヨさんの絶妙な「にゃーお」のお声に、ときめきが止まらない、とりこ。です。42年の月日の重みが加わった渋さがいいんだ。
そんなものを聴くと、いつかは年取った次元さんの話なんかもいいなあと思うのですが、自分のなかでは縛りみたいなものがあって、わたしは「現在」以外のルパン一味の姿を創作するのが苦手なんですね。これまでに公式で語られた過去からはみださないレベルのエピソードをねつ造して回想するとかはありだけど、生い立ちは浮かばない。未来を想像してもいいけど、あくまでそれは頭の中だけに浮かぶ夢、みたいな感じです。まあ、アニメだけでも50年の歴史があるシリーズなので、時系列なんかまともに考えたら無茶苦茶なことになるので、わたしの手には負えないというのが正しいのかもしれない。
わたしはいつでも年齢不詳のルパン一味に元気にわいわいやっていてもらいたいわけです。ちなみに、そういう意味でPART5はけっこうギリギリだったのですが、この2010年代に「ルパン三世」の「TVシリーズ」を再始動させるためには必要なことだったとも思います。PART4で様子見をしてエンジン温めておいてから、よし! とギアを入れてああいうものを作った、そういう感じ。
なので、基礎固めが終わったあとに来るPART6には、正面からの「ルパン三世」をやって突っ走ってほしいなあという気がします。お宝と冒険とスリルとアクション、ギャグもミステリーもパロディもロマンスもなんでもありで、基準は「面白い」ことだけ。それを貫くキャラクターのアイデンティティは、完成されているものそのままでいいです。すべては一話かぎりの設定で、前の話に出たエピソードや設定はその場限りのもの、という新ルの精神は、昭和のアニメならではのものだったと思いますが、「ルパン三世」は原作からしてそういうものだったはずなので……。
というわけで、なにが言いたいかといえば、「PART6まだかなあ」ということなのですが。もちろん、映画でもTVSPでも嬉しいです。
まあ、キャラクターのアイデンティティは完成されているそのままで、とか言いながらも、それを使っていろいろ勝手なことしてるわたしが偉そうなことはとても言えないのはもちろんの戯言です!(笑)ほんとうにいろいろしてしまって申し訳ありません、と次元さんには土下座で謝りたい(不二子ちゃんとルパンにはなんか謝らなくて良い気がするのはどうしてだろう……)。
そんないろいろした結果を、またいつものようにpixivに投稿します。2月6日の土曜になる予定です。今回は、まだ仲が固まっていない頃の次元と不二子が、おたがいを探りあってる(意味深)ジゲフジです。甘い……かな? でも結局はハッピーエンドが約束されている、わたしのいつものジゲフジだと思って下さると嬉しいです。そんなジゲフジがお好きな方に届けばいいな。どうぞよろしくお願いします!