新作「微笑みのふたつの顔」を投稿しました

pixivに新作「微笑みのふたつの顔」を投稿しました。

 失われた古代王朝のお宝を求めて現地になってきたルパン一味。しかし、その遺跡の中で意識を失った不二子の身体に、古代王朝の姫の魂が憑りついた。しかも、その姫は、次元を見て自分が愛する王だと確信して……というお話です。

・次元視点のジゲフジです。ですが、ふたりはまったくそういう関係ではなく、喧嘩ばかりの犬猿の中であるという設定で始まります。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。

 新ルっぽいどたばた話でありつつも、次元と不二子、ふたりの仲が始まる予感のようなお話になればいいなと思って書きました。ちょっとした(どころではないかもしれない)事件をきっかけに、ふたりの距離が縮まります。そういうジゲフジがお好きなかたに読んで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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 以下、作品について(ネタバレあります)↓

 我ながら、ラブコメの定番設定というかn番煎じというか、お約束ネタで申し訳ありません。そういうのを正面から書いてみたかったお年頃です。思いついたときは、あまりにベタで笑っちゃって、書けるとは思わなかったのですが、あれこれ弄り回してたら、なんとか最後にたどりつきました。わたし、頑張った。

 しかしいちばん頑張ったのはタイトルだったかもしれません。ほんとうに思いつかなくて参りました。仮タイトルは「あの女狐がこんなにお姫様なわけがない」だったんですが、もういっそそれでやった方が良かったかもしれません。でもそんな題名から想像できるほどうまく軽く書けないからな……。

 いろいろ考えてるうちにふっと浮かんだのがこの「微笑みのふたつの顔」でした。あまりにふっと浮かんだので、なにかの引用かなとググってみたら、いちばん最初に「ムーミンのふたつの顔」が出てきたので、我ながら、元ネタそこ?と思ってしまいました。無意識なのでお許しください。ムーミンは大好きです。

 そういえばこれ、ふたりがちゃんとデキている前提で、その不二子に姫が憑りついたパターンも考えてみたんですが、そうなるとたぶん始まって数分で次元さんが「不二子を返せ」って怒っちゃうのでそこで話が終わりです。やだ、ノロけてる!(誰が)

 あと、王様と対になるのはお妃さま、であって、姫ではないのは百も承知なのです。姫の相手も王子様です。しかし、お妃だとどうしても年長なイメージになるうえに、髭面の王子様っていうのもなあ……ということになったので、強引に姫で押し通しました。ご了承ください。

 二人の関係も、全体のイメージも(オカルトに強い五エ門とか)新ルの感じで書きました。楽しかったです。あの自由さにはなかなか届きませんが、こういうテイストの話もときどきは書いて見たいです。わたしの永遠の課題はギャグとコメディなので……。ルパン一味の徹底的なドタバタコメディ、書きたいですね。それにジゲフジも乗っけて。

 こういう話なので、あれこれと言うこともあまりないんですが、すこしでも面白く感じて頂ける部分がありましたら嬉しいです。いつもpixivで投稿を閲覧して頂けたり、いいねやブクマを押してくださったり、拍手やメッセ等での感想のお言葉が届くたびに、ほんとうに有難さを感じています。そんな反応を頂けるからこそ、こうやって調子にのって200本近く書いてしまった面もあります。

どこまでも自分の好きなことしか書いていないのに(書けないともいう)、誰かが読んで下さる幸せ。マジでひとつのブクマで救われる作品もあるんですよ!という思いになることがあります。これからもこの調子でやっていきますので、よろしければお付き合いください。ありがとうございました!

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