pixivに新作「嵐のようにさらって」を投稿しました。

　峰不二子は絶体絶命の危機にあった。荒れ狂う嵐のなかでひとり、どうしようもないまま立ちつくしているのだ。なにもかも、あの男、次元大介のせいだったが……というお話です。

・不二子視点のジゲフジです。ふたりはまったくおたがいを意識しておらず、むしろ犬猿の仲と言ってもいい時期のお話です。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。
　
　まったくそういう関係でなかったふたりが、思いもよらぬことになって気持ちを寄せ合うことになるジゲフジです。喧嘩ばかりしてますが、最後には熱い雰囲気のジゲフジにたどりつきます。Rock You like a Hurricane。そんなジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。今年最初の投稿です。今年もどうぞよろしくお願いします。

　これまでの投稿にブクマやいいね！をありがとうございます。なによりのはげみです。 匿名で送れる感想フォームはこちらです→（URL)　お気軽に一言頂けたら幸いです！

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　以下、作品について（ネタバレあります）↓

　新年第1回の投稿となります。ハーレクインみたいなタイトルですみません。でもまあわたしが書くもの自体がハーレクインなんていったらおこがましいレベルではありますが、一応ロマンスではあると思うので、ご了承ください。でも、元ネタはこちらです。

　スコーピオンズ！　というか実はそれをカバーしたこちらなんです。

　トム・クルーズのロックミュージカル「Rock of Ages」より。これを見て、うわあなんかこういうただただ盛り上がって、まさに嵐にさらわれるような話を書きたいぞ！とピンときた結果でした。だからといってそのままハリケーンの話を書くのはさすがにどうかわたし。

　まあそもそもわたしは嵐とか雨とか大好きなんです。あと川とか海も出しますね。それはごく自然に不二子ちゃんをお風呂に入れたり、服を脱がすことができるから……（おっさんか）。というか、より自然体でたがいの距離が近くなるシチュエーションに持っていきやすいからだと思います。うちの不二子ちゃんはしょっちゅう濡れてしまうので申し訳ない。いま下ネタが浮かびましたが自重します。書いたら自重にならねえよ。

　でもやっぱり、こういう恋のはじまり、みたいな話を書くのは楽しいですね！　すでに出来上がってるふたりの落ち着いた雰囲気の話もいいんですが、こういういちばん最初の心の探り合いみたいなシチュエーション、大好きなので、もっとうまく書けるようになりたいです。公式の犬猿の仲のふたりが、どうやって自然につきあうまでになるのかを考え続けて、もう6年になります。どんなシチュでも考えるのは楽しい……。

　あー、だって面白くないですか？あの次元と不二子ですよ。どう考えてもつきあいそうにない、恋に落ちるとかちょっとありえないふたりがですよ、二次創作の世界でなら、あんなことやこんなことにもなっちゃうんですから、それはもうこっちは一生懸命に考えます。そしてときめく。何回でも、初めてをやり直せるんだから、いいですよねえ。

　そんな風に喜んで書き続けられるのは、pixivに投稿した話を閲覧し、いいねやブクマ、拍手などで反応してくださるみなさまのおかげです。さすがに6年目となりますと、最初の投稿から読み続けて下さっている方は少なくなってるのかもしれませんが、そのときそのときで反応を下さるみなさまのおかげでやってこれました。いつも嬉しいです。いつでも歓迎です。

　わたしはひとつのジャンルにハマると長い人間ですので、一時的にジャンルを離れてまた思い出して戻って来たかたに、このひとまだここにいると思われることがあるのですが、ルパンでもそんな風に出来たらなと思っています。ルパンは、そんなことを可能にしてくれるような素敵なジャンルでもあると思うのです。なんせ公式が50年！わたしなんかまだまだひよっこ。

　ですので、今年もまた一年書き続けていけたらと思います。新年の挨拶でも述べましたように、投稿の間隔は以前よりも間が空くようになるかと思いますが、そのぶん、一作一作をより丁寧に書いていけたらと思っています。これからの一年もよろしくお願いします。ありがとうございました！