新作「一杯の紅茶から」を投稿しました。

 pixixに、新作「一杯の紅茶から」を投稿しました(URL)。

 新しい仕事のため、霧の都ロンドンにやってきた次元大介は峰不二子と再会する。ふたりが顔を合わせるのは、あの郊外の別荘でのひと時以来のことだった。いま、不二子を目にした次元が思うのは……というお話です。

・TVシリーズPART6第0話「EPISODE 0-時代―」の内容に準じています。よって、作中に内容に触れている個所があります。ネタバレとなりますので、ご注意ください。
・次元視点のジゲフジですが、ふたりはまだそういう関係ではありません。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。

 PART6のふたりのはじまりのお話です。これからよりふたりの仲が深まっていく感じの甘い雰囲気の話です。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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↓以下、作品について(ネタバレあります)

 PART6のジゲフジです。このサイトで延々言ってきた繰り返しになりますが、PART6は返す返すもほんとうに付き合ってるふたりでしたね! なので、PART6の内容に準じたジゲフジをシリーズとして時系列で書いて行けたらという思いで、書き始めてみました。(連作短篇ぽくはなりますが、それぞれ単独でも問題なく読めるので、pixivではシリーズにはしていません)。PART4でも同じことをして最後まで書きましたので、同じようにPART6でも最後まで書けたらいいなと思っています。

 で、PART6のはじまりというわけで、時系列としては0話と1話の間くらいのお話です。霧の都ロンドン、ミルクティー!と思って書いたんですが、あいかわらずタイトルが決まらなくて困りました。「ふたりでお茶を」しかないなと思ってたんですが、次元と五エ門の話でもう使ったことに気づきました。取っとけばよかった!と思っても後の祭り。苦し紛れで英語にしようかとかあれこれ考えた結果、浮かんだのがこれ。元ネタはコーヒーです。ふたりの胸の灯がちらりほらりとつきました(とりこ。の体内には昭和歌謡好きの血がすこし流れています)。

 あと、おばあちゃん、「時代」のジゲフジ場面はもう書いたでしょって感じですが、前回はあれを不二子視点で書いたので、今回はまた違うと思って下さると嬉しいです。いやもうあんなもの見せられたからこんなことになっちゃったんだよ、どうしてくれるのPART6……。

 しかし、こうやって第1話の前からジゲフジってると、ルパンはどうなるのって感じですが、PART6のふたりは、ルパンにレベッカがいたPART4、リアルに元カレ元カノだったPART5とは違い、恋人同士という甘い雰囲気より、もうちょっと深い、酸いも甘いも噛み分けた心の友、みたいな感じがしたんですが(とくに第2シーズン)、いかがですかみなさん。いかがされてもというところかもしれませんが。

 もっともわたしは公式では、ルパンと不二子は仲良くイチャついててほしい派です。というかわたしの理想のルパフジは、「複製人間」なんですね。あのルパンをとことん利用しまくるけれど、根本のところでは愛しているあの感じ。あるいは新ルのわりきった「ふーじこちゃん」「るっぱーん」なあの関係。

 しかし、ジゲフジの民としては、公式のそんなルパフジ描写から見え隠れするジゲフジの芽に大事に大事に己の妄想と勝手解釈という水と肥料をやって自分の中で愛でることを続けていたわけです。で、そうやって、すこしでも伸びたらいいな!と思ってお水やってたはずなのに、いつのまにか大輪の花をつけててもしかして実もなってない? わたし幻覚見てる? というのがわたしにとってのPART6でした。そんな気持ちを小説にしていけたらいいなと思います。マジでマジで。

 でも、PART6、こうやって書くと甘くなりますね。わたしのジゲフジとしては珍しく、次元さんから告白したのには書いててびっくりしました(笑)。このあとも、ちゃんとつきあってるふたりを書こうと思いますので、これから書いていくものも、たぶん甘いです。どうぞお許しくださいませ。

 そんなふたりを書くことができるのも、いつもpixivで作品を閲覧し、拍手やいいねやブクマという反応を下さって創作のエネルギーを与えてくださる読み手のかたのおかげです。最新作から過去作まで、200本を越えているというのに、それぞれに反応を頂けて本当にうれしいし、書いて良かった!と思います。そして、自分の書きたいものしか書けない不器用な自分であっても、すこしでも楽しんで頂けるものが書けたらいいなと精進する気持ちになっています。なにか思うことありましたら一言でも頂けたら幸いです。そして、この調子で続けていきますので、これからも読んで下さったらと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!

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