というわけで、すごいの来たよこれ。

キャーって感じです。キャー！　めっちゃ動いてるし、絵も旧ルのブラッシュアップという印象ですごく嬉しい。主題歌もちゃんとあの「ルパン三世主題歌」だし、おじいさまも二世も出るんだ、美女も出るんだ！　とわたしの中で祭りが始まってしまいました。ティザービジュアルもいいよいいよー。

　しかもしかも、二世のCV、古川登志夫さんですよ……！これ、ものすごく嬉しい。有難い。過去に「風魔」で受けたバッシングのせい（それは絶対に！　古川さんの責任ではないのに……）で、古川さんにとって苦い思いも多かった（ご自身のTwitterで何度か触れられています）であろう「ルパン三世」という作品と、こういうかたちで出会い直して頂けたなんて。わたし、もうこれだけで今回のスタッフさんに菓子折りでも贈りたい気分です。と喜んでいたら、古川さんのコメントが。こちらです（URL)。古川さんならきっと最高の二世を演じて下さる、と確信しております。予告編の二世の台詞だけで泣きそうになった。素晴らしい。嬉しい……（泣）。これがきっかけで、金ロなどで「風魔一族の陰謀」を放送してくれたらな………。

　予告編を見た感じでは、わりとストレートに少年時代のルパンをやるようなので、楽しみでなりません。個人的に、公式がルパンの過去をやるなら現代的な感覚でアイデンティティの問題だのなんだのとやるより、あくまで王道の少年の成長物語（ビルドゥングスロマンってやつですね）でやるのがふさわしいと思うのです。しかも昭和30年代のしばりありでしょ、いい感じじゃないですか。そして、たとえこの作品がどんなに出来が良くても、あの大人のルパン三世の自由さの屋台骨は揺るがないと思えるのが、ほんと「ルパン三世」という作品の偉大さですね……。すごいコンテンツだなあとつくづく思います。

　それにしても少年ルパンくん、可愛くないですか。大人のルパン（クリカンさん）に寄せてるけど、まだそこに至ってない感のある声もよろしい。そして、想像よりずっと少年次元ちゃんがカッコよかったのでドキドキしております。この次元ちゃんなら「墓標」の次元ちゃんに枝分かれしてもおかしくない。パラレル同窓会してほしい。でも、車の中でルパンと一緒に美女と座っているときに、美女から目をそらしてるあたりがほんと可愛い。なんだこの次元ちゃんの可愛さは。もっとください。

　そして、気になっていた配信元ですが、DMMなんですね。電子書籍があるからすでに会員だった！　と思ったらプレミアム会員なら見られるやつだった。月額550円ですが、配信スケジュールが、12月16日に1話十2話、それ以後毎週金曜日に1話ずつ配信です。プレミアム会員は、ちょうど一か月の無料体験があるから、16日に会員登録すれば、ぎりぎり全話無料で見ることができるということかな。ということはきっと1話30分ですね。これならTVシリーズの時みたいに、毎話のみっちり感想を書いてもよさそうだと思った自分がちょっと気持ち悪かったです。

　というわけで、もうあと2週間、楽しみですね！