ルパンがあやしい美女にうつつを抜かし、自分をないがしろにしたことに怒った峰不二子。次元と五エ門に、自分の「いつわりの恋人」になってもらおうと話を持ち掛けるが、紆余曲折の結果、立候補したのは次元で……
・不二子視点のジゲフジです。ふたりはまったくそういう関係にない状況から始まります。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
4月2日は「次不の日」！ 記念に行った自サイトのリクエスト企画から生まれた話です。匿名さまのリクエスト「『いつわりの恋人』（URL）を不二子視点で」にお応えして書かせていただきました。「いつわりの恋人」の完全なネタバレとなります。また、前作を未読だと分かりにくい箇所もあるかと思います。ご注意ください。話の展開、台詞などはそのままですが、違いを楽しんで頂ければありがたいです。なにより、甘いジゲフジがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。
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↓以下、作品について（ネタバレありです）
というわけで、書かせていただきました。「いつわりの恋人」不二子視点です。
これがほんとう難しかった……というか、勉強になりました。あたりまえの話ですが、いくら展開が同じでも、次元視点で書いた話を不二子視点で書くのは、最初から書くのと同じくらいたいへんでごまかしがきかない作業でした。どう書こうか試行錯誤したあげく、お仕事に関するくだりはめっちゃ省略させていただきました。同じことを書いてもしょうがないし、みんなが読みたいのは別にそこじゃないよね……とも思ったので、もちろんそこも面白く書けたらすごいのですが、力足らずで申しわけありません……。
でも、難しかったりたいへんだったのは本当ながら、それ以上に面白く楽しく書かせて頂きました！ わたしは恋愛から生まれる心の揺れとかときめきとかそういうものを書くのが大好きなので！ 次元視点だとそこをこってり書き込むのは難しいですが（だって次元さんですよ）、不二子ちゃんなら、いくら書いても足りない感じで書けるのです。そしてなにより、ハッピーエンドを書くのって楽しいですよね。ほんとうに嬉しいリクエストでした。くださったかた、ありがとうございます！ ご満足いただけることを願います。
とにかく、4月2日の次不の日に合わせて、はしゃいでジゲフジを書けて良かったです。嬉しい。やっぱジゲフジ好き。こうやって200本以上もジゲフジでハッピーエンドものを書いていると、いいかげん書き尽くしたかなとか、書くことないんじゃないかという思いが頭をかすめることもあるのですが、いつも浮かんでくるジゲフジのシチュエーション、台詞、溜まってるプロットが、そんなものは気の迷いだと教えてくれました。いやもう、プロットだけでも馬鹿じゃなかろうかという数が溜まってます。もっとも、溜まるのはそれだけ書くのがたいへんで気軽に手を付けられないからこそプロット止まりなのですが。そこから読んで頂ける形にするのが、ががが（混乱）。
もっとも、形になった小説をいちばん読みたいのはわたし自身なんですよね。わたしがこういうの読みたい！ と思って考えたものなので、わたしが好きな内容に決まってるのです。わたし頑張れ、わたしに早くジゲフジを読ませろ。そんな思いで書いています。そろそろカウンセリングにでも行くべきか、カレー沢薫先生の人生相談に投稿しようかマジで迷いました（「オタクのたのしい創作論」おすすめです）。でも治ったら書けなくなるなら治りたくない！ 却下！
そんな病にわたしがかかったのは、公式のかれらがカッコ良くて魅力的なせいなわけですが、それと同時に、書いたものを読んで下さる方が存在するのおかげです。いつも閲覧、ブクマやいいね、拍手などの反応を本当に嬉しく有難く受け取っております。感想のお言葉は心の神棚に捧げています。こればかりは頭のなかの妄想で一人楽しんでいたら受け取れない幸せだと思っています。すごく嬉しい。わたしひとりじゃない。本当にありがとうございます。これからも、ジゲフジ中心のルパン創作を書いていこうと思っていますので、また目を通して頂けると嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします！
↓拍手のお返事です
＞2月21日にメッセージ下さった方へ
お返事がたいへん遅くなり失礼しました。お待たせした甲斐がありましたでしょうか？ いつもありがとうございます、これからもラブ次不小説を楽しんで頂けると嬉しいです！
＞3月1日にメッセージ下さった方へ
はじめまして！ 嬉しいお言葉をありがとうございます😊心待ちにして下さって、とてもありがたいです。ラブラブなジゲフジなら、おまかせください！(笑)どうぞこれからもよろしくお願いします！