日付が変わると同時に見ました! ネタバレ無しでざっと感想書きます。
えーと、まずはちゃんと1時間ある、これまでのⅢRDシリーズと同じ形式だったのでちょっと驚きました。映画の前日談、しかも一週間前公開って扱いだったから、もっと短い作りだと思ってたら、これまでのⅢRDシリーズと遜色ない作りだった。これ劇場公開しないの勿体ない……と思って見てたんですが、最後まで見たら、やっぱり映画につながる前日談という構成だったので、この形式が正しいのかなとも思ったり。でもやっぱり「不死身の血族」公開後でもいいから、同時上映とか企画してくれないかなと願う次第です。
全体的には、銭形警部とルパン三世の関係性に焦点が当たった話で、銭形ファンは言うに及ばず、三世さんファン(わたしわたし)にとっても、これなんのご褒美? と思わずにいられないやりとりや場面がいくつもあって、たまらなかったです。細かいところはみっちり感想で書きますが、三世さんが解釈一致でありがたかった。わたしは銭形さんに一目置いてるからこそなれ合いはしない(からかいはする)三世さんとか大好物なのです……。あー、銭形が相手だから「こう」なんだな、と思わせられる場面がいくつもあった。たまらないな。
銭形警部が良いのはもちろんなんですが、ここまで銭形警部の内面や行動の動機付けをしっかりやった「ルパン三世」ってあったっけ? とも思いました。新ルパンとかの可愛いとっつあんも大好きなわたしですが、この作品にはとっつあんは存在しない。三世さんの「銭形」呼びこそがふさわしい銭形だった。しかし、この銭形警部の人物造形についてはもうちょっと考えたい……。単なるカッコいいとかそういうレベルじゃないあたりを三世さんも追及してた気がします。深い。
あと、次元さん! このお話では脇に回っていますが、個人的ご褒美として前髪が垂れている姿をたくさん拝見できて眼福でした。次元さんに前髪があるパターン、たいていはもっさもっさしてるんですが、この話ではストレートに流れてて、なるほど、これをヘアスプレーとかで固めてあのポンパドールを作るのね! という感じでした。そこ見せて。次元さんは細かいところでいろいろ拾いたいとこありました。なんといいますか、全体的に『若い』んですよ。可愛い。
そして、不二子ちゃん! つきあってなかった、残念! でも、不二子ちゃんらしさが全面に出ててすごく満足しました。そうそう、不二子ちゃんはこうでなきゃ、な役回りだったんですよ。もちろん、綺麗で、頭も良くて、謎の女でスタイル抜群でした。惜しいのはほんとに今回はハンチングだった誰かさんとつきあってなかったことです。
五エ門は、正直言いまして、出番は少ないというかレアなんですが、その短い出番でもらしさ満開で良かった。映画では活躍してくれよ! いや、きっとするな!って感じがビンビンします。よろしくお願いします。
いや、こうやってざっと書いてはみたんですが、いろいろと言いたいことが多すぎる……。ちょっとした小道具、キャラクター、展開、拾いたいとこが多すぎて、すぐみっちり感想書きます。小池ルパンのひさしぶりの供給にわたしのなかのルパン桶が急にいっぱいになってたぷたぷしてる。やっぱり公式のアニメのルパンじゃないと得られない栄養がある。嬉しいなあ。なんかもうドキドキしてますよ。あと一週間でこの続きを劇場で観られるなんて嘘みたい。あと一週間、めちゃくちゃおさらいして備えたいと思います。楽しみ!