ハートに火をつけて
はじまりは、わずかに揺らめくだけのちいさな火だった。それがゆっくりと燃え出したと思っていたら、あっというまに、どんどん大きな炎になって燃え盛っていくのだ。 こんなにかんたんに始まっちゃうものなのね、と不二…
続きを読む →ルパン三世の二次創作小説です。次元×不二子(ジゲフジ)が主なメニューとなっております。作品はすべてpixivで公開しています。ここではサンプルとして数作を置いています(全年齢対象です)。甘かったりせつなかったりと雰囲気は色々ですが、基本的にすべて両想いのジゲフジです。
はじまりは、わずかに揺らめくだけのちいさな火だった。それがゆっくりと燃え出したと思っていたら、あっというまに、どんどん大きな炎になって燃え盛っていくのだ。 こんなにかんたんに始まっちゃうものなのね、と不二…
続きを読む →次元大介には、休息が必要だった。 まずひとつ。とんでもない緊張を強いられた、あるマフィアの屋敷への潜入があった。そのマフィアと次元のあいだには、かつて、あまりよろしくない結果とともに終わった関係があったため、次元の存…
続きを読む →「ルパンはまだ来ないの?」 それが、次元大介の耳に飛び込んできた、峰不二子の最初の言葉だった。ノックも無しで、ドアを蹴破るようにして入ってきた不二子は、そのまま次元の寝ているソファを蹴って、そう言ったのだ。ばかでかいハ…
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