「ルパン三世 風魔一族の陰謀」ざっと感想

 こんにちは。「風魔一族の陰謀」のいちばんの見どころは、死体を見ないように目をそむけながら次元さんの背中を押す不二子ちゃんという2.5秒くらいの場面かなと思ったとりこ。です。

 いえ、じつは真面目な話、「風魔一族の陰謀」は、ちょっと意外なほど面白くて、良く出来ているなあと思いました。コンパクトにまとめられたストーリー、工夫が凝られていて飽きさせないカーチェイス(これがきっといちばん難しいはずなのにすごく良かった)、「カリ城」への節度あるオマージュ、丁寧に作られていることが伝わってくる。すごく良いですよ。

 たしかに声優さんの違和感ばかりはどうしようもないのですが、でも、こればかりは、ねえ。良い悪いの問題じゃないんだよな。銀河万丈さんの次元を聞いて、小林清志さんの次元の独特さが良く分かりました。あの絵面に、あの渋いけれど透明感のある声が寄り添った瞬間の、ある種の奇蹟ですよね。万丈さんがどうこうじゃなくて、清志さんが特別なの、としかいいようがない。

 そして五ェ門が結婚式を挙げているのを見て、三世さんもPARTⅣや新ルパンで結婚式してたなあ、と思いだしたり。新ルパンでは女装で挙げてましたな。そこまでくると、残るひとりのことも自動的に浮かびそうなものですが、わたし、次元さんだけは結婚式とか浮かばないわ…。相手とか結婚がどうこう以前の問題として、白タキシードの次元さんが浮かばないわ…。紋付き袴も浮かびません。さすが独身貴族。

 そういえば、先週末にPixivに新作をUPしたところ、お褒めの言葉が届いたので、嬉しさたまらずにまたジゲフジ小説を書いてます。褒められて育つタイプです。調子に乗って木に上って頭を打って落ちるタイプです。

 まあ、ジゲフジ小説を書いているのはいつものことなんですが、しかし現在、あまりにも書きたくてたまらなくて、かえって原稿が手につかないというなんかすごい状態に陥りました。なんだこれ。頭に浮かぶことに手が追いつかなくて書けない。
 落ちつこう、わたし(そう言ってまだ未見のTVSPに手が伸びる)(でも小説書きたい)(書けよ)(間をとってブログ更新)(意味が分からない)(がんばります)。