「ルパン三世M」のことなどすこしだけ。

 こんにちは。以前もちらっと書いたのですが、ブログの記事カテゴリを細かくしたところ、やたら「紫」「紫」「紫」と言っているだけのPARTⅣの感想は、はたして「ルパン作品感想」のカテゴリに入れていいのかと迷ってしまった、とりこ。です。しかし、そんなこと言ってたら、「ぜったいつきあってる」「デキてる」「夜は燃えたはず」とか書いてるのも作品感想かと言われたら微妙だからな…。ぶっちゃけ、そんな感想ばっかり書いてるしな…。

 ルパン作品感想と言えば、これまでもちらちらとコミカライズのことはつぶやいてきましたが、とうとう深山雪男先生の「ルパン三世M」を揃えちゃいましたよ。映像の再現率が高くて内容もオリジナルに忠実な早川ナオヤ先生の「H」、過不足なくまとまった内容で、正統派ルパン三世の香りも高い山上正月先生の「Y」、キュートな絵柄とはっちゃけた内容がひたすら楽しいtogekinoko先生の「T」、とそれぞれ個性も違って楽しいコミカライズですが、わたしがいちばん好きなのは、深山先生の「M」なのです。

 深山先生の「M」。どこがいいかといえば、ちょっと番外編チックで自由度が高くて、遊びがある感じがわたし好みなんですよね。ストーリーもギャグとシリアスのバランスが良くて面白い。なによりも、キャラクターがいい。銭形がすごくカッコいいし、五ェ門も可愛い。そしてなにより、ぶっちゃけ、次元さんが良い。基本的にいつも目は見えてるし、チャラい感とハードボイルド感がうまくハイブリッドされてる感じで、すこしパースリぽい。なのですが、とにかくセクシー。あの細腰と髭はけしからんですよ。

 あと、不二子ちゃんがきれいなだけの欲深女じゃなくて、ルパンとも対等にやりあう生意気さと、ちゃんと男を愛することが出来る、大人の女として描写されているのもいい。おかしい、こんな魅力的なふたりなのに、なぜ「M」ではジゲフジエピソードがないのかしら。山上先生の「逃げる二人」クラスのエピソードがあったら、わたしの心臓が死ぬことうけあい。ときめきに死す。しかし、深山先生の描かれるふたりは、とても大人でセクシーなので、わたしの見てないところで一回くらいなにかしてるかもしれないな(なんだそのわたしの見てないところって)。

 というわけで、そのうち「ルパン三世M」に関してはもうちょっと細かい感想も書いていきたいです。大好きな話もいくつかあるし!
 
 そして、今週末のPixiv更新は、土曜に行う予定です。前回がああいう内容だったので、今回はジゲフジをお休みして、三世さん視点でのルパン一味のお仕事話をUPする予定です。どうぞよろしくお願いいたします。