ルパン三世PART6第5話「帝都は泥棒の夢を見る(前篇)」感想

 ルパン三世PART6第5話「帝都は泥棒の夢を見る(前篇)」の感想です。公式によるあらすじはこちら(URL) )。以下の感想は、完全にネタバレですので、大丈夫な方のみご覧ください。では、どうぞ!

 えー、またまた最初にお断りしておきます。今回の感想には、江戸川乱歩作「黄金仮面」及び「黒蜥蜴」のネタバレが含まれます(4話のヘミングウェイもそうだったんですが、あっちはまあ純文学なのでネタバレもなにもないかなって……)。まあ、どちらも100年近く前に書かれた小説なので、ご容赦頂きたいのですが、万が一、「黄金仮面」や「黒蜥蜴」のネタバレ無理な方は、ご注意ください(厳密に言えば5話自体がネタバレになるのかもしれませんが)。

 冒頭、不思議な光に包まれて、宙を浮いているルパン。その前には奇妙な機械がそびえたっています。不審な表情を浮かべたままルパンの身体は地に落ちて、なんとそこは、古めかしい路面電車と車が走る見知らぬ都市。ルパン自身もまた、マントにシルクハット、金色の仮面をつけた、いつもとはまったく違う姿になっているのです。「いったいこりゃどうなってるんだ?」とあわてるルパンの前に現れたのは、銭形警部。しかし、そう呼ばれたかれは「銭形だあ? 貴様、この波越の顔を忘れたか!」と怒鳴るのです。戸惑ったままのルパンは、町中を必死に逃げ回ることに。

 ここ、わたしは以前大河ドラマ「いだてん」に超ハマっていたので、そこで見た昭和初期の東京再び! と喜びました。その東京の町を、まさしく縦横無尽に逃げ回るルパンの様子も楽しい。いいマントだ。しかし、そんなルパンを的確に追いかける警官隊。それに気づき「ちくしょう……おれの動きを読まれてるのか」とつぶやくルパン。その台詞に対応するように現れたのは、もじゃもじゃ頭(というにはいささか整い気味ですが、原作の描写がこうなのです)の紳士の姿。

 かくしてその指示のもとに動く警官隊と浪越警部に追い詰められたルパンは、とうとうワルサーを取り出して、交通網を混乱させた後(カッコいい!)市電の上に飛び乗ることに。そこで、空からオートジャイロで助け舟を出したのは、不二子でした。「ルパン、乗って!」というその姿は、どこかいつもと違っていて、腕には黒い蜥蜴の入れ墨、口元にほくろがあります。戸惑いつつも、その誘いに乗り、ルパンは窮地を脱しました。

面目ない、黄金仮面に逃げられてしまいました」と肩を落とす警部に「この、明智小五郎の読みが甘かったのですよ」と返すもじゃもじゃ頭(原作の略)。やっぱ明智だ!と嬉しくなりました。そこで帽子を取った浪越警部の前髪がいつものとっつあんとは違って、ぴっちり七三分けなのが、時代を感じさせて楽しい。そこで、さきほどルパンを助けた不二子の正体が「黒蜥蜴」なる女盗賊だということが分かります。

 閑話休題。ちょっと語らせていただきますと、わたし、江戸川乱歩の作品では大人向けのものしか読んでないのですが(なのでいわゆる少年探偵団とか二十面相はほぼノータッチ)、その大人向けのもののなかでも「黒蜥蜴」はかなり偏愛している作品です(ベストオブベストは「孤島の鬼」です)。有名作なのでご存知の方も多いと思いますが、美輪明宏が舞台で演じている作品は、その乱歩の作品を三島由紀夫が戯曲化したものです。こっちもマジ素晴らしい。あと、漫画家のJET先生がコミカライズしたものもおすすめです。黒蜥蜴、派手で耽美で知恵比べがあって、最後の最後が切なくて大好きなんですよ……。その女賊、黒蜥蜴が不二子ちゃんだと分かったときにどれだけわたしが喜んだか。

 それはともかく、黒蜥蜴に保護されたルパンは、「黄金仮面」とその活躍、および明智小五郎との因縁を記した新聞記事を読みふけり、現在の状況を把握するにいたります。ここで挙げられているように、乱歩の「黄金仮面」では、黄金仮面の正体は、あのアルセーヌ・ルパンなのです。ここのルパンの作画が良くて、個人的にうっとりです。

 そこにテレヴィジョン装置を通して現れた黒蜥蜴。どうやらルパンこと黄金仮面に手を組もうと誘いかけているようですが、そう察したルパンはとぼけたふりで、目的を探ろうとします。どうやらお宝は、中国の大元帝國時代の、大きなもの。そこまでは分かったルパンですが、「不二子ちゃん」と呼びかけたところ、「その不二子ちゃんって、なに?」と黒蜥蜴に言われてしまうことに。

 ここで、また閑話休題。原作の「黄金仮面」では、黄金仮面に心を奪われて恋の虜となるヒロインが、不二子という名前なのですね。だからわたしはてっきりそのヒロインが黒蜥蜴となっているのかなと思ってたのですが、どうやら関係ない様子。まあ、原作というなら、そもそも黄金仮面と黒蜥蜴はたしか同一の世界線には存在していないしな。

 そしてここで「協力してくれないなら、あたしの趣味の人間はく製にしてやるんだから」という黒蜥蜴。ここは原作通りですね。でもその言葉にたいして変顔で嫌がらせするルパンの大人げなさよ。わたしの知っている限り、ルパン50年の歴史でいちばんブサイクなルパンで、大笑いしました。その顔で動きを止めるな。ひどい(笑)。

 ルパンとの会話を止める黒蜥蜴。しかし彼女はひとりではありませんでした。「手ぬるいな。もっと我々の恐ろしさを思い知らせてやるべきではないか?」と、凄みをきかせる軍人がひとり。ここ、足元から上半身へと画面が移動していくので、軍服だと分かった瞬間に、もしかして次元さん? 黒蜥蜴と協力プレイ? と色めき立ちました。顔が映った瞬間のわたしの落胆をお察しください。

 その軍人相手にも余裕の笑みを浮かべる黒蜥蜴。「ルパンは鵜で、あたしは鵜匠、そして、大道寺大佐、あなたがあたしの雇い主、というわけです」世に女盗賊は数いても、そんなこと言いながら、自らのおっぱいにのの字を書ける盗賊は黒蜥蜴というか峰不二子だけではないですかね。そりゃ、さすがの強面の大佐も頬を赤らめるわ。

 しかし、そこで大佐の後ろに立っているのは! キャー! 次元さん! これまでにも軍服姿はありましたが、日本軍の軍服姿はさすがにはじめて。しかし、当時の日本軍でその長髪と髭って、黄金仮面より先に上官に撃ち殺されないですか大丈夫ですか。

 でもそれどころじゃなかった。大佐を篭絡したのを確かめた黒蜥蜴は、なんと、その少佐に向かい手を伸ばし「いかがかしら、そちらの、少佐さんは?」と甘く囁いてみせるのです。なにがいかがなのですか。いま自分がのの字を書いたおっぱいのことですか(わたし黙れ)。しかし、少佐と呼ばれた次元さんは、黒蜥蜴の言葉にも、明らかに気の無い様子で軽く会釈するのみです。それを見て、悔しそうに顔色を変える黒蜥蜴。

 待って。この第5話、予告の段階で、軍服の次元さんと黒蜥蜴の不二子ちゃんということで、それだけで色めき立ったわたしでしたが、まさか、こんな意味深な場面が用意されてるとは。一気に心拍数が上がった。待って。ぼくの心臓まだ動いてる。いやその、これってつまり、おそらくはその美貌と色気で次元さんの上官である大佐をたぶらかしている黒蜥蜴が、次元さんにも同じ手を使おうとしたのですよね? でも軽くスルーされて、あきらかに、イラっとしてる。

 とたんにわたしのなかで脳内会議が始まったのですが、これはつまり、大佐は黒蜥蜴の色香にまどうくらいに隙がある男だけど、次元さんは部下ながらもそういう男ではない。黒蜥蜴はそれを見透かされて、油断ならない男ね、と思っている、という一般的な解釈と、黒蜥蜴は次元さんのこともたぶらかそうと狙ってはいるのだけど、これまでにもさんざんスルーされててホントマジムカつく、あんた何様のつもりなわけ? あたしのどこがいけないっていうの?と思っている、というフジ→ジゲ的解釈と、次元さんは自分の上官がいいようにたぶらかされてるのを見てるから、黒蜥蜴が自分に秋波を送っても、おれにはそういう手練手管を使うなよ、つまらねえことするなあ……と思ってる、というジゲ→フジ的解釈など、さまざまなパターンが思いつくわけです(以上、異様な早口でお送りしました)。

 この会議はいまだわたしの脳内で絶賛進行中です。きっと後篇を見るまで会議は踊る。みなさまからの忌憚ないご意見募集しています。

 そこに突然の爆破音が。テレヴィジョンには逃げるルパンの後ろ姿が映ります。あわててルパンの部屋に向かう黒蜥蜴と大佐ですが、そこにルパンの姿はありません。顔色を変えるふたり。しかし、ルパンは天井に張り付いていたのです。大佐を蹴り飛ばし、部屋から飛び出すルパン。それを迎えたのは少佐の銃弾でした。南部14年式の拳銃がカッコいい。

 ここ、自分に向かい、銃を構える次元の姿を見て「ここじゃおまえも、次元じゃないのか……」と思うルパンが、さみしそうで可愛くてカッコよくて倒れた。眉がすばらしい。ルパンてば、黒蜥蜴が不二子ちゃんじゃないと分かったときにはこんな顔しなかったくせに!(笑)

 そして、少佐の狙撃からも逃れて、ルパンは消えます。冷静に銃を向けつつも、ルパンが消えたとたんに、「ちっ」と舌打ちする少佐がマジカッコいい。そして、去り際にルパンは壁に「黄金仮面こと怪盗ルパン 昭和某年 暫時ここに滞在す」と刻み込んでいるのです。ここ、脚本の芦辺拓先生のツイートにもあるように(URL)「ルパン対ホームズ」のオマージュですね。個人的にちょっと気になったのは、ここでルパンは「ルパン三世」ではなく「怪盗ルパン」と記してるんですよね。おじいさまリスペクト、ということなのか、あるいはここでは自分の役割をそう心得てるのか……。

 ルパンに去られた黒蜥蜴に対し、大佐は我々は我々でやる、と告げます。「もし、貴様が、ルパンはもちろん、我々にさえ先んじられたときは……分かっているな」と。「ええ、もちろん」とその言葉を聞く黒蜥蜴の顔には笑みはありつつも、油断はありません。どういう契約なんだろうな。そしてこの会話をしてるときの少佐の表情が見たかったよ!

 一方、東京駅のホテルにて、内蒙古探検隊の隊長であり重富財閥の令嬢、瑠璃子嬢が、宝物を掘り出す大発見をした、という新聞記事を読んでいる明智小五郎。そしてその様子を知らせるニュース映画を見ているルパンという、ここの流れが絶妙で、すごくいい。物語上必要な説明ってのはこういう風にスマートにやらなきゃいけない。そしてやっぱりルパンの顔がいい。

 ここで「古都、アルタンホト。黄金の城の遺跡で発掘されし……」と説明される機械を見て、顔色を変えるルパン。こうなったのはあの光と巨大な装置がきっかけだったと思い出します。「おれはおれ、ルパン三世に間違いないが、ここが昭和初期の帝都東京なのも確からしい」と思うルパン。その前では、あの黄金の仮面がくるくると回っているのです。「じゃあなんでおれはこんなところにいるんだ?」と考え込みますが、それは白日夢にも似た一瞬で、すぐに画面は宝物の発見のニュースに戻ります。日本帝国陸軍の厳重なる警備の下、宝物が日本にやってきたことを知らせる画面には、次元さんとあの大佐の姿も映っています。「どうやらこの妙な世界でも、おれに盗まれるのを待っているお宝があるらしいな」と不敵に笑うルパン。そして、走る列車のデッキにたたずむ瑠璃子の顔で、Aパート終了。

 Bパート。舞台はお宝を乗せて走る列車に移ります。瑠璃子を迎えたのは浪越警部。秘宝の警護を担当することになったのです。秘宝は特別車両に乗っている、と浪越警部を案内する瑠璃子。そこの荷役を担当する人員のなかには、ルパンもまぎれこんでいました。

 ここでお宝の時計の説明がなされます。「大元帝國最後の大ハーン、順帝トゴンチルームが作らせたもので、時計だけでなく、天体の運行や日々の吉凶までを表せる精密なからくり仕掛けです」と語る瑠璃子。〝時をつかさどる者は世界を制す〟という教えの元で、この大時計は王家の証として守り続けてこられたのです。それを発掘したのが瑠璃子。彼女は、それを重富デパートメントストア東京店の一周年を記念し、披露することにしたのです。

 しかし、そこでいきなり現れたのが短剣を持った少女。彼女に捕縛された浪越警部は、ルパンではないかと疑われ、瑠璃子にさんざん顔を引っ張られます。その騒ぎに乗じて、荷物に触れようとしたルパンを見咎めたのは、さきほどの少女。瑠璃子にサラントヤ、と呼ばれた彼女は探検を振りかざし、ルパンと堂々渡りあいます。ここ、浪越警部が「ルパン! 神妙に縛につけ!」って言い方をするのがいいですね。お縄じゃないんだ。

 そして列車は東京駅に。しかし、駅に着いたとたん、列車に乗り込んできたのは、大道寺大佐と少佐が率いる軍人たち。次元というか少佐を見て、複雑な表情になるルパンがちょっと可哀想。大佐は宝物の時計をわがものにしようとしますが、そこに駆け付けた明智小五郎の持ってきたニセ電報に騙されて去り、事なきを得ます。そしてその騒ぎに乗じてルパンもその場を逃げ出すことに成功。「お宝とお嬢様。それに名探偵登場か。となれば、あとは怪盗の出番だな」と決めるルパンがカッコいいです。

 それにしても瑠璃子の関西弁は、ほとんど谷崎の「細雪」の世界の船場言葉(だと思います)で、実に素晴らしいのですが、ここ、瑠璃子に合わせたのか、ちょっとはんなりした関西弁になってる明智がいいですね。そしてサラントヤがほんとうに奇麗でいい。カッコいい。明智のトリックも面白かった。まあ、わたしはずっと大佐の後ろに見え隠れする髭の少佐のことが気になってたわけですが。

 そして場面はホテルで休むサラントヤと瑠璃子の場面に。下着姿でベッドでくつろぎながら、大陸での出会いのことを思い出す二人。何百年も前にこの時計が作られてきてから、これを守り、修理、調整してきたのがサラントヤの一族。そして瑠璃子はサラントヤの助けを借りて、この時計を大陸の動乱から守るため日本に持ってきたのです。ここで瑠璃子が「うちらにはもうひとり、腕っぷしの強いのが……」と気になる発言。それを聞いていたのはルパンでした。また、明智も「大道寺機関に関する報告書」などを読んで怠りない様子。

 ここ、サラントヤと瑠璃子の様子が、ちょっとあまりに百合百合しくて照れちゃいましたね。わたしだけ?(笑) 腕っぷしの強いやつ、と言われると、まだ姿を見せていないあの人が気になるのですが……。あと、明智の読んでるその報告書、わたしも読みたいんだけどどうにかなりませんかね。とくにあの髭の少佐の写真が気になって……。

 一夜明け、重富デパートでは無事に時計が展示されることに。そこにいるのは浪越警部。そしてその前を横切り、警部を赤面させた店員は、間違いなくあの黒蜥蜴です。多くの人が時計の前に詰めかけますが、それを眺めるサラントヤの表情はどこか浮かないものでした。やがて、デパートも閉まる時間に。

 閉店したデパートの前で、出てこないサラントヤを待つ瑠璃子。もしやまだ中に、とひとり人気がなくなったデパートに戻ります。デパートの中には、不穏な内容の電話をしている大道寺大佐が残っていて、ひとり歩くサラントヤを見て笑みを浮かべます。一方、サラントヤを探して暗い店内を歩く瑠璃子は、ルパンと出会います。

お嬢さん、こんばんは」とあくまで紳士なルパンですが、もちろん瑠璃子はそれどころではありません。おびえるその前に突如現れたのは、間違いなく、五エ門! ルパンに斬りかかり、名乗りを上げます。「石川五エ門、見参!」いや、五エ門は五エ門なんかーい! と悲鳴を上げた(わたしが)ところで、幕。

 次回予告。「そんなこんなでまだまだ続く大騒動!」というルパンの言葉通りに、デパート内でのルパンと五エ門の対決、それを見守る黒蜥蜴、さらには次元と五エ門がいる場面が映ります。「乞うご期待~」と軽やかなルパンの声に合わせての次回、第6話のタイトルはもちろん「帝都は泥棒の夢を見る 後篇」でした!

 というわけで、第5話でした。やったー! 面白かったー! ていうのがなによりもまず最初の感想です。幼い日に新ルパンに感じたあのときめきが帰ってきたようなわくわく感がここにはありました。さすが芦辺拓先生、というか、先生の本領発揮は、このお話のからくりをどう説明づけるかにかかっている後篇なのかなとも思います。

 ていうか、まあ、どうなるかは分かっている。ルパンが元の世界に戻ることは確実なわけです(きっと)。なので、肝心なのは「どうなるか」ではなく「なにが起こるか」。その期待でわたしの頭ははちきれそう。次回が楽しみすぎる。

 だって、あれだけやっておいて、五エ門は五エ門ですよ(笑)。大落ちがそれって、笑うがなそんなもん。十二代目とか十一代目とかいうのかなあ。いや、そこだけ十三代目でも驚かない。感想で散々述べたので繰り返しませんが、他のキャラ描写も楽しくてミステリで面白い。サラントヤや瑠璃子といったゲストキャラも魅力的。PART4の明智耕助とは大違い(笑)の明智小五郎も! あと、今回は作画がほんとうに良かった。ルパンがカッコ良くて、ゲストキャラがきれいで、黒蜥蜴が可愛い。このクオリティで続けて欲しいなあ。

 そして、あの、ジゲフジ的にはですね。これもまた感想でさんざん書きましたので、ここでは繰り返しませんが、後篇で、少佐と黒蜥蜴になんらかの接触があったら、わたしがたいへんです。少佐には台詞もなかったあの一瞬の場面ですでにスイッチが入っています。黒蜥蜴が少佐を人間はく製にしようと狙っているのではないことを祈ります。あと、後篇で原作同様に明智にコロっといかないことも祈ります。

 ところで少佐の苗字ですが、後篇ではあきらかになるのでしょうか(←字幕で放送をご覧になってたかたから「本郷」という表記があったとの情報頂きました。乱歩の有名作「D坂の殺人事件」の舞台が東京の本郷なので、そこから? あるいは乱歩と同じ昭和初期に人気を博した山中峰太郎の軍事探偵、本郷義昭少佐から?)

 というわけで、あとはもう来週を待ちたいと思います。いつも感想に拍手を押してくださったり、お言葉をくださるみなさまにお礼を申し上げます。反応を頂くことが、なによりの励みになっています。あっちいったりこっちいったり、まとまりきらない無駄に長文の感想ばかりですが、これからも書いていきたいと思っていますので、また読んで下さると嬉しいです。これからもよろしくお願いします、ありがとうございました!

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