こんにちは。「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」のいちばんの見どころは、バイクの上でいつものポーズを取っている次元さんの姿を認めた不二子ちゃんの一瞬の目配せという1.5秒くらいの場面だと確信しました、とりこ。です。

　毎回、こうやってやれ2秒だの1.5秒だの言っていてむなしくはないかと思われそうですが、こうやって賽ノ河原で石を積むようなことをやり続けていると、ときどき「.357マグナム」とか「ファーストコンタクト」のどう考えてもデキてるふたり（注・個人的見解です）とか、「牡蠣」みたいな大あたりに出会えるんですよ。きっと。あきらめたらそこで試合終了ですよ。

　たぶんジゲフジ貯金は定期預金で、ある日いきなり満期になるんです。いまわたしのなかのサンドウィッチマンの富澤さんが「ちょっとなにいってるか分かんない」と言いましたが、そういうことです。で、自分内で満期になったら勝手に小説を書くんだろうな、といま思いました。わたしのジゲフジ銀行、満期になるの早すぎないか。バブルか。

　それはともかく「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」は、五ェ門VS次元も見ることが出来たし（これ大好き）、次元さんの過去話もあったし、なにより三世さんと女性ヒロインのからみが、ウェットでなくごく自然な感じだったのが良かったです。三世さんの描き方が納得するものかどうかって大事です。わたし、三世さんファンだし！

　TVスペシャルは放映時に見ているのと見ていないのと入り混じっているうえに、見ていても最近作以外はほとんど覚えていないので、みるたびに新鮮で有難い限り。あと、いまBS日テレでPARTⅣは毎日放送してくれるし、新ルパンもCSで毎週二話見られるし、ルパン尽くしの生活は続いております。楽しいなあ。