Pixivに、新作「菫の花の砂糖漬け」をUPしました。
今回のルパンの獲物は、お菓子を口にする美女を描いた一枚のデッサン画。その仕事の前に次元に逢おうとアジトに出かけた不二子だったが……というお話です。
・次元×不二子が前提となります。不二子視点のジゲフジです。デキてはいますが恋人同士にはあと一歩の時期のふたりです。そういうものだと思ったうえでお読み頂くことをおすすめします。
甘い甘い甘いジゲフジです。そういうジゲフジがお好きなかたに楽しんで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
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↓以下、作品について(ネタバレあります)
題名通り、甘いお話です。いつもあれだけジゲフジを書いているにもかかわらず、ときおり「ああ、すごく甘いジゲフジを書きたいなあ!」と発作的に思って書いちゃうことがあるんですが、これもそんな感じの一作です。そもそも、わたしのジゲフジは両思いのふたりなのでどう書こうが甘くなっているはずなのに、なんかそういう気分になるんですよね。で、それが極まるとR18になる(笑)。
もともとは、フランスの地方菓子についての本を読んでいて、トゥールーズ名物の「菫の花の砂糖漬け」が紹介されているのを見たのがきっかけです。まあ、甘くて紫なんて、ジゲフジにぴったり!と思いました(真顔で書いてます)。江國香織にもほぼ同名の作品がありますがわたしは未読です。日本でも売っているお店はあるみたいですが、わたしは食べたことがありません。どんな味なんでしょうね。
こういう感じで他愛もない話なので、そんなにあれこれ言うこともないんですが、たまにはこういう甘くて幸せなだけのジゲフジもいかがでしょうか。そればっかりだとさすがに起伏に欠けてドラマにならないのですが、わたしは次元さんのことを大好きな不二子ちゃんの気持ちなら永遠に書き続けることが出来そうなので(落ち着いて)、そのうちまたこの手の話を書くと思います。お好きなかたに楽しんで頂ける部分があれば幸いです。
というわけで81本目です。Pixivでの作品の閲覧、いいね、ブクマ、ブログの拍手などの作品への反応をいつもありがとうございます。過去作品への反応も頂けるのがとても有難いです。もちろん、コメントやメッセージ、一言フォーム(URL)などからの感想のお言葉はなによりの励みです。これからも書いていこうという気持ちに燃料を頂いています。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!