Pixivに新作「次元大介の休暇」をUPしました。
快適なコテージでひとり休暇を楽しんでいる次元。しかし、なにひとつ問題がないはずのその場所で、不思議な物足りなさを感じ、手にとった雑誌に映っていたのは……というお話です。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでに恋人同士といっていい関係になっています。そういうものだと思ってお読み頂くことをおすすめします。
ふたりの関係も落ち着いている時期の甘めのジゲフジ話です。そういうジゲフジがお好きなかたに読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
よろしければ、こちらへ→(URL)
↓以下、作品について(ネタバレあります)。
別にGWに合わせたわけでもないのですが、タイミングがあってしまいました。次元の休暇のお話です。以前、不二子ちゃんが次元からの電話を待っているお話「YourEyesOnly」(URL)を書いたことがありますが、これはその逆パターンというか変則的なパターンですね。すでに恋人同士といっても良い仲になってはいても、次元が自分から不二子ちゃんに連絡することなんてあり得るかな?と思ったのがきっかけで書いたお話です。
それにしても、ジゲフジって、どの瞬間を切り取ってもいいものですね!デキたばっかりで、どう振舞っていいかも分からない時期や、まだたがいに無関心か冷戦状態と言っていい関係だったところにちょっとした転機が訪れて意識しあうようになったりとか、それがもうすっかりラブラブになって普通に甘い雰囲気だったり、落ち着いた関係をじっくり楽しんでみたり、いっそいさぎよく最初から最後までR18とか、たがいを好きすぎるゆえのヤキモチに振り回されちゃったりとか(もちろん最終的にはなんの問題も無し!)、厳しい状況のなかでぎりぎりの気持ちを確かめ合うふたりとか、どんな時も楽しい。
まあ、そういうのいいかげん全部書いてきたような気もしますが、それでもぜんぜん足りないので、まだまだ書いていきたいです。なんていうのかな、要約すれば同じことでも、そのときの空気、雰囲気、タイミングで、ぜんぜん違うお話になるってありえるじゃないですか。なんかそういう(わたしの妄想の中で)ありえるふたりの瞬間を書くのが、純粋に楽しいです。いいかげん、読んで下さるかたを置いてけぼりにしてないかと不安にはなりますが、笑って見守ってくださると有難いです。
今回は、とくに大きな事件もないお話ですが、結局はいつもと変わらず、おたがいがおたがいを好きすぎているジゲフジですってもういちいち書く必要もありませんかね。そうでないジゲフジを書くことはありえないこのわたしです。わたしは、なんというか性根がチキンというか夢見がちというかお子様なので、悲劇とか悲恋とか三角関係の葛藤とか、そういうドラマティックな展開のお話を書くことが出来ないのです。誤解とかあっても、まあこのていど(誤解とすら言えないかも)で、ひとつのお話のなかで丸く収めたい。そういう、どこまでもこのふたりを甘やかしたジゲフジを書いていくのだと思います。幸せなふたりが好きなのです。てへ。
というわけで、そういう感じの、おたがいがおたがいを好きすぎているジゲフジがお好きなかたに喜んでいただければと思います。いつもPixivでの閲覧、いいねやブクマを有難うございます。ブログでの拍手やメッセージなどで頂ける感想のお言葉も嬉しいです。読んで下さるかたの反応を頂けるのが創作のなによりの燃料になって、励みになっています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!