pixivに新作「汝の名は」を投稿しました。
次元がルパンに呼び出された先は、ヨーロッパの小さな国。いつもの調子で女の子とデートを楽しむルパンをながめていると、そこに不二子が現れて……というお話です。
・メインではありませんが、オリジナルキャラが登場します。お好きでない方はご注意ください。
・次元×不二子が前提となります。ジゲフジです。すでにそれなりの期間、恋人同士であることが前提のお話です。そういうものだと思ってお読み頂くことをお勧めします。
お仕事話がベースにあるジゲフジ話です。ちょっとだけビター?な雰囲気が漂ったあとも、結局は、おたがいのことが大好きなふたりに行きつきます。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。
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↓以下、作品について(ネタばれあります)
わりとつきあいも長くなって、ふたりの仲も安定している時期。それでも、そんなふたりが揺れるとしたら、ルパンの存在かなあと思って書いた話です。ただ、わたしは三角関係とかだれかが当て馬になるような話は苦手なので、こんなレベルのお話になりました。ほんとうに、波ともいえない揺れのレベル。しかし、そんなちいさなことのあとでも、それのおかげでふたりの絆がしっかり増してしまうのが、わたしの書くふたりだなあと自分でも思います。おたがいがおたがいのことを好きすぎているのです。
まあ、普通に考えて、つきあいがそれなりの長さになってしまえば、ルパンにはふたりの関係なんかすっかりお見通しになるでしょう。不二子も次元もそれは分かっている。でも、大人の男女であるかれらは、そんなことをいちいち口にして確かめたりはしないまま、三人のバランスがいちばんいい状態のいまのままでいることを選択して、こんな感じでいつまでもやっていくんじゃないんでしょうか。大人はズルいのです(正確に言えば、これを書いているわたしがズルいんですけど)(そこをシビアに突き詰めたら最終回になるので)。
結果として、ルパンにひとり大人になってもらっているような気もしますが、ルパンはだれよりも次元と不二子に幸せでいて欲しいんですよー(そこらへんの話は、再録本書き下ろしの短編で書きました←宣伝)。ルパンは、あまりにもどこまでもが特別な人間だから、自然と、ひととして大事なものがなにか抜け落ちてしまっているひと。でもだからこそ、自分ではない誰かの幸福をニヤリと笑って祝福できるひとなのではないかと思うのです。そしてそれだと、ルパンが淋しい感じになっちゃうのはいやなので、不二子も次元もずっとずっといつまでもルパンのそばにいるよ!(五ェ門やとっつあんも!)というスタンスでやっているのが、わたしの書くルパン二次創作です。我ながらヌルいものを書いていると思っています。でも楽しい。
最近はすっかりPART5の感想を書くのが忙しくもあるのですが、公式が素晴らしいと、たとえ直接にネタにするのではなくても、こちらの妄想も勝手にたぎってしまうことをひしひしと感じます。なので、これからもPART5とは関係なくとも、二次創作のほうも楽しく書いていきたいと思っています。もちろんジゲフジで!(笑)
いつもpixivでの閲覧やいいね、ブクマ、拍手を有難うございます。数字ひとつひとつに励みを頂いています。拍手やメッセージで頂ける感想のお言葉も幸せです。なんせひとりよがりの妄想頼りの創作をこんな風にしつこく書いているので、それを楽しんで下さるどなたかの存在があることがなによりの燃料となるのです。もっと楽しんで頂けるような小説を書けるようになりたいです。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました!