新作「おやすみ、良い夢を」を投稿しました。

 pixivに新作「おやすみ、良い夢を」を投稿しました。

 いまは休暇中。のんびりと部屋で過ごす次元と不二子だったが、次元にはある約束があって……というお話です。
 
・次元×不二子です。ジゲフジです。すでにそれなりの期間恋人同士であることが前提のお話です。そういうものだと思ってお読み頂くことをお勧めします。
・オリジナルキャラクターが登場します。お好きでない方はご注意ください。

 Pixiv投稿を始めて二年半、「ジゲフジ」タグの作品がこれで100作目となりました。次元と不二子のCPがただもう好きで好きで書いていた結果です。これまで、いいね!ブクマ、フォローなどさまざまなかたちで作品に反応をくださったみなさまに心よりお礼を申し上げます。いつも嬉しく思っています。これからもこんな感じで、ジゲフジ中心のルパン三世二次創作を書いていきます。どうぞよろしくお願いします。

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↓以下、作品について(ネタバレあります)

 とうとう「ジゲフジ」タグ100本目です(投稿作全体としては120本目なので、ジゲフジ以外は20本書いてるんですね)。100本目ということで、ちょっと最終回めいた、ふたりの仲が落ち着くところまで落ち着いた時期のお話を準備してみました。

 といいますか、これだけいろいろとジゲフジ小説を書いていると、「これって最終回っぽくない?」とか「これで大団円でおわりじゃね?」みたいな話ができてしまうことがしばしばあります。「死がふたりを分かつまで」(URL)「薔薇のゆくえ」(URL)とかがそうですね。そういう話は、たいてい、いつかネタが尽きてpixivを引退するときに最後に投稿しようとストック箱に放り込んでいるんですが、いつまでたってもネタが尽きそうにないので(真面目にお祓いとか行ったほうがいいですかね……)、キリがいい時の投稿作として引っ張り出すこととなります。これもそのひとつ。

 以前にも書いた気がしますが、わたしの書く次元と不二子は、結婚もしませんしこどもも作りません。ルパンと離れてふたりだけで暮らすこともありませんし、もちろん、別れることもありません。いつでも、ふたりの仲が始まるちょっと前から、恋人同士といっていい状態に落ち着いたときまでの話をランダムに書いているのです。要するに、このふたりには落ちがない。それは、わたしがただひたすらこのふたりを、イチャイチャさせたりケンカさせたり泣かせたり怒らせたり幸せに酔わせたり笑わせたりしたいからです。最終回書いたらそれで終わりじゃないですかー。やだー。

 それでも、長いあいだ二人の仲が続けば、こういう境地にも達するんじゃないかな、というのが今回の話です。結婚こそしてないし、おたがいにそんなこと頭に浮かびもしないだろうけど、精神的には、夫婦に近いくらいの、ちゃんと愛しあっていることがたがいに了解済みの関係になっている時期のお話だと思って頂けると嬉しいです。

 そういやこの話では不二子ちゃんに料理をさせました。わたしは峰不二子を「女のプロ」だと思っているので、作中に書いた理由で料理上手の設定にしてみました。そしてプロだからこそ、ふだんはやらないのです、きっと。次元さんは放っておいたら、適当にベーコン豆とか目玉焼きレベルの料理で満足しちゃうひとなんじゃないかなーとか。あんがい凝り性のところもあるから、がっつり料理しても面白いですけどね。ルパン一味でいちばん料理が上手なのはきっと間違いなくルパン。

 そしてこのお話は、次元と不二子のお話であるのと同時に、次元と過去のお話でもあります。もともとその話を思いついたのが先でした。ブルース・スプリングスティーンの「The River」という曲がイメージです。

 歌詞の解説はこちらのサイトへどうぞ(URL)。わたしなどがイメージを頂くなんて、とんでもないような名曲なんですが、昔からすごく好きな曲でした。ボスの曲の、一見荒っぽいけれど実はとても繊細な表現、現実味のある歌詞は、次元さんの過去に合う気がします。

 というわけで、100本も書いてしまったジゲフジですが、これからもとくに変わりなくこんな感じで書いていく気がします。ネタが無いとか書き飽きるとかよりも、さすがに同じような話や過去にもあった展開の話が出てきそうなのが困りものですが、まったくのかぶりでもない限り、「美味しいケーキは何度食べてもおいしい」「好きな服は何回着ても飽きない」「生ビールは無限にいける」(さいご趣旨が違ってきた)精神で、書けるものを書いていこうと思います。もともと、書けるものの幅が狭い人間がおなじふたりのお話を書いているんだから、開き直るしかねえなとも思います。でも、一本一本、それぞれ違った思いで「こういうふたりが好き」という感じで書いていくつもりです。これまでもずっとそうでしたから。わたしは本当に次元のことが好きすぎる不二子と不二子のことが好きすぎる次元が好きなんですよ……。

 なので、心配があるとしたら、いいかげん読み手の人が飽きてないかということですが、そればかりはこちらではいかんともしがたいところなので(笑)、気が向かれたときに読んでいただければとだけ思います。そしてすこしでも気にいったり、面白いと思っていただければ幸せなのです。

 いつもPixivでの、いいね!やブクマをありがとうございます。投稿した後にいただけるそんな反応頼りでここまでやってまいりました。もちろんコメントやフォーム、拍手等での反応もありがたい限りです。すべて、創作のエネルギーとして嬉しく受け取っています。 これからもこのマイペースでやっていこうと思いますので、また良かったら読んでみてください。どうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!

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