pixivに新作「魔法を信じるかい?」を投稿しました。
ナイトクラブに出かけた不二子は、そこで次元の姿を見かける。お宝をめぐるルパンとのやりとりのなかで、この男とも気まずくなっていた不二子の目の前で起きたのは……というお話です。
・不二子視点のジゲフジです。前提として、関係はあるものの恋人同士というにはまだまだな時期のふたりです。そういうものだと思ってお読み頂くこと推奨です。
以上の点をご了承の上でお読みいただけると有難いです。お仕事話をからめつつ、最終的にはふたりがしっかり結びつくお話です。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けたら嬉しいです。
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以下、作品について(ネタバレあります)↓
題名は、ラヴィン・スプーンフルの名曲「魔法を信じるかい?(Do You Believe In Magic)」より頂きました。
ググったら、マンガや仲井戸麗市にも同名の作品がありましたが、わたしのイメージはあくまでこれ。とりこ。の体内には微量の60年代ロック好きの血が流れています。もっとも、歌詞の内容はそのものずばり、ロックンロールの魔法を信じるかい?といったものなので、あくまで題名のイメージだけを引用した次第です。
お話としては、まだつきあいはじめのどっちつかずで不安定な時期のふたりがしっかりと結びつくきっかけのちいさな出来事を書いてみた感じです。一応はお仕事話でもあるんですが、肝心のお仕事が始まる前に話が終わりました。わたしにはよくある話ですね……。
いまとなってはルパンの存在はすっかり蚊帳の外となっているわたしが書くジゲフジですが、お付き合いが最初のうちには、こういう風に確認する必要もあったかもと思ったり。もっとも、わたしが書く不二子ちゃんは、次元とこうなってしまえばずっと次元さんまっしぐらでルパンのことは恋では無くなっています。不二子がルパンに抱く思いは、もっと広く、博愛的なものなのです。
でも、だからこそ、次元のイラつきに反応するのが遅くなる。あたしがこんなに好きなんだから分かってるでしょ、と思ってたけど、ちゃんと伝えないといけなかったとようやく気づいた。次元さんは次元さんで、いろいろと気になっちゃう自分は小さな男だと思って、そのイラつきは半分以上、自分自身に向かっていたのですが、やっぱりいちばん気になるのはルパンのことでもあった。そんなふたりがおたがいに素直になるまでの話でもあります。わー、このふたりつきあってる!(しれっと言ってみました)
というわけで、pixiv投稿170本目となりました(ジゲフジタグは141本目です)。さすがに、似たような話を書いたことがある気もしてくる今日このごろで、読む人に飽きられていないかと思いつつ、書く方はまるで飽きてないので申し訳ありません。これからもこの調子で書き続けたら、200本目とかも見えてくる気がしますが、できるかな?
そんなだいそれたことを考えたりできるのも、いつもpixivでわたしの書いたものを閲覧したり、いいねやブクマ、拍手を下さったり、メッセージ等で感想を届けてくださるかたのおかげです。ほんとうにいつもありがとうございます。反応をいただくたびにありがたく、すこしでも楽しんで頂けるものを書けるようになりたいなと思って書いています。どうぞこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!