pixivに新作「愛のように」を投稿しました。
次元大介はあの女、峰不二子と関係を持った。しかし、ふたりの仲は何も変わらないままで、すべてはなかったことにするつもりでいた次元だが、仕事の現場で思わぬことが起き……というお話です。
・次元視点のジゲフジです。ふたりが初めて関係を持った直後のお話です。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。
ずっと雲行きが怪しいものの、最終的にはハッピーエンドのお話です。甘いジゲフジです。そういうジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
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以下、作品について(ネタバレあります)↓
というわけで元ネタは「パタリロ」です。いえ、正確にはフランスの外交官、シャルル・モーリス・ド・タレーランの名言です。Black as the devil, hot as hell, pure as an angel, sweet as love.まあ、わたしがそれを知ったのは「パタリロ」だったから……。
そもそも、わたしが考える次元と不二子、ふたりの仲にはだいたい段階がありまして、まずはなにも意識してない公式通りの犬猿の仲、それがいくつかの偶然でちょっと意識し始める時期、なにか事件が起きて重なる唇、つい一歩踏み出してしまう展開、そこからなにかの事件が起きてたがいの気持ちを理解し心身共に強く結ばれ、その後は安定した関係(でも波風はときどき起きる)が続く、という流れです。このそれぞれの時期を無限のパターンで思いつくたびに書いているんですけど、今回はそのなかでも、気持ちを決断する時期の話ですね。
なんといっても大人の男女なだけに、たがいの気持ちが固まったらそれを言葉で確かめるより先に抱きあっちゃうものだろう、と。で、そのあとにすこしずつ距離が縮まる過程があるはずなんだけど、そこでなにかを間違っちゃったらそれきりになるかもしれない、そうならないほうがおかしい二人だけど、そうはさせないぞ!という発想で考えた話でもあります。
だって、次元さんは自分の気持ちをべらべら喋る男ではない、というか自分の気持ち(ましてや恋愛感情)を明確に言語化するようなタイプではない。不二子もまた普段から男に対して絶大な自信があるだけに、そのセオリーから外れた相手に対しては、意外とどうふるまっていいか分からなくなるのでは? なので、このふたりは放っておいたらうまくいかないかもしれないのです。そこをこのわたしがなんとかしなくては、と色々考えてみました。こう書くとふつうにあたおか案件。
ですが、わたしは単に次元と不二子を付き合わせたいという一心だけで小説を書いているので、それしないと書く意味もないというか……。なので、そのためならどんなご都合主義でも奇跡でも起こすのです。今回も、ちょっとどころではなく、ご都合主義ぽい話とは思いますが、お許しください。
でも、いいかげんこういうパターン書いてきたので、こんどは先に気持ちが盛り上がっちゃって告白のあとに結ばれるめっちゃラブいパターンとかもいいかもですね。どなたかの、推しCPの初夜はなんどあってもいいものだ、というツイートをTwitterで見かけたことがありますが、そんな感じでいつもやってます。まあ初夜もいいけど慣れたあともいいんですけどね。けっきょく二人が幸せならどんな時期でもいいんですけどね。
そんな風に書いているこんな話を、いつもpixivで閲覧し、いいねやブクマを下さる皆様には本当にありがとうございます、としか言いようがありません。過去作を見直しているときも、いろいろとつたなさが目立って、でもいまさら直せないところも多く、困ったときもあったのですが、それでもブクマを頂けている有難さに、削除などはせずそのままにしておこうと思うことができました。いつでもそのときの精一杯を書いています。なので、これからもそれを続けていこうと思います。どうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!