小林清志さん勇退とかPART6PV第2弾発表とかいろいろ。

 こんにちは、今日は一日文字通り仕事にならなかった、とりこ。です。

 まずは朝イチで、小林清志さんが次元大介役を勇退されるというニュースを知り、それだけでもう大変。PART6のキャストがなかなか発表されないことからなんとなくの予感はありました。なんといっても年齢が年齢ですから(畏れ多くも上皇陛下と同い年ですよ)。それでもいざそう知らされると、いろんな感情がこみあげてきてしまって。

 そしたら、こんどは「スッキリ!」での情報解禁です。リアルタイムでは観れなかったのですが、同時に公式Twitterでも解禁になった情報が、もう。祭り。祭りとしか言えない。それも優雅な奴じゃない。諏訪大社の御柱祭りあるじゃないですか、杉の大木を坂から落とすやつ。あれの直撃食らった気分。あるいは、あれに乗っかって落ちてく気分。

 なんといってもキャスト発表ですよ。新しい次元大介は、なんと大塚明夫さん! すごい、声といい演技といい、「ルパン三世」との浅からぬ縁といい、これ以外考えられないキャスティングだと思いました。わたしにとっての大塚さんはやっぱり攻殻機動隊のバトーなんです。バトー大好き! そしてそれにともなう、小林清志さんのコメントがまた(URL)。

 一文一文が、あーコバキヨさんだ、コバキヨさんの言葉だ、と思って読んでたんですが、最後の「ルパン、おれはそろそろずらかるぜ。あばよ」に泣いてしまった。いつかは来る日だと思っていた。でも、わたしはいつか来るその日が、山田康夫さんのときのような、あんな思いはぜったいに嫌だと思っていたので、その面ではほんとうに嬉しい。これからもコバキヨさんのナレーションはいろんな番組で耳にすると思うし、あの稀代のキャラクター、次元大介を作り上げた最大のピースが小林清志という存在である事実は永遠に変わらない。そして、過去作を手に取れば、いつてもコバキヨさんの次元には会えるのです。

 もちろん、ご本人にもいろいろな思いがあったことが伝わるコメントだったけれど、それでもこのタイミングでの勇退というかたちで、次元大介を次の人に託されたその心こそ、粋ってものじゃないですか。そしてそれを受けての大塚さんのコメントも良かった。次元大介役という最高のプレッシャーを受け止めることができる方だと思います。

 そして今回のキャスト変更を受けて「PART6の放送初回は、小林清志さんが最後に次元を演じる作品となる「EPISODE 0 ―時代―」を放送し、それ以降の放送回では大塚明夫さんが次元を演じ」るとのこと(URL)。花道を飾るんだなあ、と思います。きっと、最高の花道になるのではないでしょうか。期待します。

 そして、あの、キャストといえば、もうひとつ、たいへんなことがあったんですけど、まずはPV第2弾の話から。

 

 わーもう楽しいしカッコいい! これはOPと本編の映像のとりまとめなのかなあ、しょっぱなからルパンさんが目いっぱいの悪役声ですごんでいたのが、なんだかかえって可愛かったです。バックに流れる今回の「ルパン三世のテーマ」もアレンジが良い。そして明夫さんの次元、いいではないですか。「そりゃいつものことじゃねえか? 相棒」ってたまんないな! そして「10年前のケリをつけるときが来たようだな」というルパンの台詞とともに、アルベールが! そして、お花を頭につけて酔っぱらってると思しき可愛い生き物が! ヤタくん? ヤタくん? ヤタくうううんん! (鳴き声)

 そう、キャスト紹介に、アルベールと、八咫烏くんの名前があったんですね。まあアルベールはフルネームでヤタくんは八咫烏って苗字だけでしたけどね。それはともかく、いや正直言って、ヤタくんはPART6出演の可能性がなきにしもあらずという思いがわたしのなかにはずっとありました。PART5あとのTVSP「プリパス」にも登場してたし、いろいろ使い勝手がいいキャラなのは間違いないので……(ほら、いまやわりと有能でカッコいいキャラになってる銭形警部はもうやらない失敗とかボケとか勘違いとかするキャラって必要ですよね)。あと、登場してもしなくても、ストーリー本体に大きく絡まない毒にも薬にもならない存在感のキャラなので、むしろ出しても問題ないし……(おわかりでしょうか、このわたしの中からあふれ出すヤタくんへの熱い思い)。

 でも、いざホントに出るのが決定となるともう嬉しくてしょうがない、わたしは八咫烏五郎くんが大好きです! ヤバいヤバい、ヤタくん超かわいい! お酒飲んでる、ぜったい酒癖悪いか超弱い! あの1秒ほどのカットでわたしの理性がもう焼き切れそう。会いたかったよ、ヤタくーん!

 だからまさかのアルベール登場には驚いたんですよね。10年前云々のルパンの台詞からすると、そこにからむのかなあとか、ということはPART6はPART5と時系列続きなの? とかいろいろ考えてしまいました。アルベールってルパンの過去とか泥棒としてのアイデンティティにも影響あるキャラだから、まさにそこがテーマだったPART5限定じゃないと扱いが難しいキャラだと思ってたんです。でも、もちろん面白いしカッコいいし、主にルパンとのやりとりが(良好なときは)悪友って感じで楽しいひとなので、どんな風に登場するのかがとても楽しみです。ホームズ相手にルパンと共闘するのかなあ。ティッキーとの日常場面とか見たい。

 公式サイトのキャラ紹介も更新されました(URL)。丸藤さんのキャラデザは今風でありながら、新ルパンあたりのブラッシュアップ感もあってとても好きです。しかし、今回は次元が。たいへんです、みなさん。次元が、オールバックです。萌えのあまりに吐くかと思いました。スーツの色なども新ルパン基準ぽいですが、煙草を持つあの指先までどうしてくれようこの色気。そしてオールバック……。帽子の下からのぞく目といい、カッコいいにもほどがある。

 そして次元と言えば不二子ちゃんなわけですが、これまでの丸藤さんデザインではわりとあっさりした顔立ちのイメージがあったものの、今回はなかなか大人ぽく妖艶な雰囲気で、でも可愛らしく、髪も好みの長さで超嬉しいです。えー、この不二子ちゃんと次元が同じ画面に映るの? それだけでもうヤバくないですか……。

 とかいってたんですが、帰宅して録画してた「スッキリ」を確認したら、PVだけじゃなく、本篇の一部と思しき場面が流れて思いもよらぬお得感。アジトでの数秒のシーンですが、ルパン一味勢揃い、次元もいつものようにソファに寝ころんでて、ルパンに意見してる場面です。明夫さんの次元もやっぱりいいな、と思って、ニコニコしてたら、立ち上がった次元と座ってる不二子ちゃんの位置関係が思いのほか近くて動揺してしまった。

 しかし、あのですね。そのですね。たぶん、この「スッキリ」日本全国のルパンファンがたくさんご覧になったかと思うのですが、わたしと同じ反応した人がどれだけいたかはたいへんこころもとない。でも、とりあえずわたしが大変になりました。だって。

 屋根の上に上がって、バイクに乗って逃げる?何者かを見咎める次元という場面が流れたんです。焦ってる感じの次元さん。そこに、なんとバイクに乗った不二子ちゃんがやってくるのです! 言葉は流れなかったから推測だけど、そこで不二子ちゃんが次元になにか呼びかけてるんですよ! え、なにこれ? ちょっと仲間っぽい。というか共闘っぽい。現時点で放送に流していい場面が限られているせいでしょうが、「スッキリ」でのこの話題の間中、何回もこの場面が流れて、スッキリなのにこちとらドッキリですよ。

 えー、えー、もしかして、PART6の不二子ちゃんは、新ル寄りのルパン一味により近い立ち位置なんでしょうか。実際の放送見たら、全然的外れなこと言ってる自信はありますが、もう動揺しちゃって大変。新ル寄りっていうかPART4寄りでもいいですよ。むしろPART4より進んで下さってもいいですよ。ヤバい。ヤタくん再登板といい、次元のオールバックといい、PART6はわたしの好きな匂いがしてしょうがない。祭りだ!(杉の木とともに奈落に落ちながら)。

 と、というわけで、他にもいろいろと拾う情報はありつつも、今日はこれが精一杯(あ、フレーム切手は追加販売で無事に購入できました!)。しかし、やっぱ公式の破壊力ってすごいですね。情報がなかった時期の穏やかな凪のような時間がどこかに消えました。そしてどうしよう。なにもわからないうちからもうヤタくんの話が書きたいです……。よろしくお願いします……。

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