こんにちは。歌舞伎「流白浪燦星」(URL)のおかげで、歌舞伎デビューが決まった、とりこ。です。はい、決まったよ、色々手配を始めたよ!
その他のルパンの情報と言えば、いまは、Amazon Original 映画『次元大介』ですね。特集号の雑誌「Pen+」(URL)も入手しました
雑誌の内容自体はほぼ映画「次元大介」の特集なので、そこが気になる人にとってはムックとしてお宝になるんじゃないかな。永瀬正敏さんの写真がすごく良いです。設定やストーリーを知れば知るほど、実写映画が得意でないわたしとしてはアニメで観たいと思っちゃうんですが、「ルパン三世」の世界はそれだけ広いってことなんだなーと思います。でも、スタッフさんのインタビューや解説がひたすら「次元大介」を成り立たせるための工夫や考察となっているので、それだけでもじゅうぶん面白かった。いろんな人の「次元大介」観が素敵です。玉山鉄二さんと大塚明夫さんの対談は週刊プレイボーイにも掲載されましたが、微妙に内容が違うので、そっちを読んだ人にも楽しめるのでは。
もちろん、実写版「次元大介」以外の次元にもちゃんと触れられているので、アニメ派のひともご安心を。設定資料とかパイロットフィルムの絵コンテ、企画書、原作からコミカライズまで「ルパン三世」の基本からまんべんなく押さえられていて読んでいて楽しいです。こういう特集だとこれまではあまり触れられなかったPART5やPART6にもちゃんとページが割かれているのが嬉しい。「ルパンVSキャッツアイ」まで取り上げられていて「キャッツアイの長女、泪と次元の共闘も見どころのひとつ」と書かれていたので、ライターさん、お目が高いと思いました。共闘と呼べるほどのものがあったかどうかはちょっと疑問ですが……あったな、わたしのなかでは………。
また、個人的にイチオシなのは、ファッションディレクターの尹勝浩さんのファッションから次元を分析するという考察です。一つ一つのお言葉にうなずいちゃう。そうなの、ルパンはヨーロピアンで次元はアメリカンなの!しかも「ブルックス・ブラザーズじゃなくてポール・スチュアート」とかいうあたりが、解釈が完全一致! 分かる! 次元ファンのかたにはぜひ目を通して頂きたい考察です。尹さんご本人は「妄想」と言われていた、次元がオーダーメイドで服を作ってもらっている職人の設定とか、めちゃくちゃ萌えた。公式で採用してください。これだけで一話作れるよ。
そしてこれも届きました、デアゴスティーニの「ルパン三世DVDコレクション」(URL)!
創刊号のDVDは「ファーストコンタクト」。だからまだ講談社Verと冊子内容の比較はできないですね。ただ、創刊号だけあって、「ルパン三世」の内容をざっと(ほんとうに、ざっとです)紹介してるのとDVDコレクション自体の宣伝がメインで、正直言ってそこまでのこだわりは感じられない構成なのがプチ残念です。DVDコレクションなんだから、DVD見ればわかるキャラの相関図とかストーリーキャプチャではなく、設定資料とか当時のスタッフさんの談話とかをメインで掲載してほしい。それは今後に期待かな。定期購読だと届くのは一か月に一度、まとめてなので、また新しいのが届いたら感想を書きたいです。
さて、そんな風に公式を楽しみつつも、ジゲフジの小説も書いてますよ。とうとう「ジゲフジ」タグが200作目です。冷静に考えると吐きそうになる数字ですが、200です。どうかしてますが、200です。今週末、9月30日の土曜に投稿します。
今回は、この手の話ではお約束ながら、いままで書いたことが無かった「偽装恋人」の設定を使って、最初はぜんぜんそんな関係で無かった二人が結ばれるまでのお話を書きました。お仕事話をからめてオールキャストにしたところ、これまでに投稿した話のなかで二番目の長さになりました。申し訳ありません。でも、最終的にはすっごくラブいジゲフジになりましたので、そういうふたりがお好きな方に読んで頂けるととても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!