pixivに新作「いつわりの恋人」を投稿しました(URL)。
ルパン三世が、美女にたぶらかされて罠に落ちようとしている。次元と五エ門にそう告げた不二子が提案したのは、ふたりのうちどちらかに不二子の「いつわりの恋人」を演じさせること。とんでもないことと、あわてる次元だったが……というお話です。
・次元視点のジゲフジです。ですが、ふたりはまったくそういう関係では無い段階から始まります。そういう前提で読んで頂けるとありがたいです。
・オリジナルキャラが登場します。お好きでない方はご注意ください。
自分がpixivに投稿した「ジゲフジ」タグ、200作目となりました。これまで読んで下さった方々に本当に感謝しています。ありがとうございます。初心に戻り、ふたりがくっつくまでのお話をオールスターキャストで考えてみました。ジゲフジがお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
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以下、作品について(ネタバレあります)↓
ジゲフジタグ、200作目です。ちなみに、pixiv文字数チェッカーやってみたら、これまでに書いた文字数は2,567,837文字だそうです。いちばん最初に出てきたのは「本当に申し訳ありません」のひとことでした。
いや、だれに謝るのかと言われれば疑問なんですが、自分の書いてきたものを冷静に振りかえればやっぱりちょっとおかしいよこのひと……。「ジゲフジ」で検索するといつも自分の名前をブロックしたくなります。こういう場合、CPタグを削除するのも手らしいんですが、そうすると、CP以外で書いているものと区別がつきにくくなってしまうのでそのままにしてます、ごめんなさい。
で、この200作目は記念として、ふたりのくっつくまでのお話を書きました。記念だから、オールキャストが出てくるお仕事話にしよう!とあれこれ考えたら、これまでに投稿した話の中では二番目の長さとなりました。デキる役の銭形さんと、パーティでキメたり、美女にからかわれる次元さんは大好物なので入れました。ローリングストーンズの曲も、ルパンにぴったりなので使いました。八咫烏くんは個人的趣味で入れました。つまり、わたしの好きなネタをぎゅうぎゅうに詰めてる感じです。その結果、どれもが満点に生かせたとは言いにくいのがつらいところ。精進します……。
なによりも、肝心のお仕事がなんだかしょぼい感があって、これまた申し訳ないです。ていうか、ネタはもう、みなさま予想済みのお約束ということでここはひとつ! まさかルパンはぜんぶ見抜いてたなんて!とは、新ルを見ていた小学生のわたしでも驚かないと自分でも思います。
そもそも、もともとは、CP話のお約束、いわゆる「偽装恋人」ネタを書きたかったんですね。あれだけいろんなパターンのジゲフジを書いてきたけど、こういうベタなのをあんがい書いてなかった!と気づいたので。もちろん次元さんがすごく嫌がりそうだと思いましたが、五エ門がそれ以上に無理、となったのでなんとか引き受けて頂きました。でも、思い出せば五エ門は新ルでしれっと不二子ちゃんの恋人?保護者?を引き受けていたような……。じゃあこんどは五エ門が引きうけて次元さんがやきもきする話でも書こうかな。なんでも書こうとするなわたし。
そして、珍しいことに、今回は、ジゲフジのふたりが思いを確認したあとに結ばれるパターンになりました。うちのふたりはとりあえず関係ができてから告白しあう流ればかりだったので、ちょっと新鮮。で、このふたりなら、デキちゃったあとでも、ルパンに隠さない気もしました。しれっとカミングアウトしそう。そういうパターンもありとは、書いてみないと分からないものですね。ルパンの前でごく自然にカップルとしてイチャつくふたりとか書こうかな。だからなんでも(略)
そんな風に考えていくと、こんなに書いてもまだまだ書いてないことあるのかな?という気にもなりますが、いやもうたいがい書いてるよとも思ってます。ええ、分かってます。同じ話を何度でも書いてるよね! でもまあ、なんといいますか、やっぱり、ジゲフジ大好きなので、もうちょっとこのふたりの絡みを書きたいのと、公式からの一粒のしずくのような供給をもとに琵琶湖レベルにまでお話を膨らませるのが大好きな人間なので、もうちょっとだけ続くんじゃよ精神でこれからも書いていきたいと思います。そう、これからも書きます……。
そしてここまで書き続けて、なおかつこれからも書こうと思えるのは、読んで下さっている方々の存在のおかげです。ほっといても書くだろこのひと、と思われてそうで、それも否定はできないのですが、やっぱり頂く反応すべてが超うれしくてありがたいです。いやもうマジで、ブクマやいいねのひとつひとつに救われて、励まされて、創作のエネルギーを頂いています。感想のお言葉はハイオクです。どこまでも走れちゃう。ありがとうございます。
じつは、200作目を記念して、これで打ち止めにして、卒業します! もう書きたいことは書ききりましたから! と宣言したらカッコいいなあともちょっと思いましたが、まだぜんぜん書ききってなかったのであきらめました。でもさすがに300作目にはならないと思います。あと何十年書く気だよ。
ただ、自分自身の出発点として、ただ「ルパン三世」が好きで、次元と不二子の組み合わせがたまらないという思いはいつまでも大事にしていきたいと思っています。わたしの小説は、そう思わせてくれた公式への感想文なので、もうちょっと上手くなりたいと思ってはいます。つたないかぎりの文章ですが、これからも読んで下さったら幸いです。ありがとうございました!