ルパン三世PART6第16話「サムライ・コレクション」感想

 ルパン三世PART6第16話「サムライ・コレクション」の感想です。公式によるあらすじはこちら(URL) 。以下の感想は、完全にネタバレですので、大丈夫な方のみご覧ください。では、どうぞ!

 氷山の浮かぶ海(南極?)で、アザラシの観察をしている若い女性(ギャビー)。彼女はそこで氷山を斬る五エ門の姿を見かけます。ギャビーが見守るなか、みごとな技で氷の塊を切り裂いていく五エ門。しかし、とつぜん飛び出してきたクジラにあおられ、五エ門は海中に没してしまいます。それを見たギャビーは、五エ門の落ちた海面にボートを走らせ……。アバンはここまで。

 場面は、美術館らしき建物(パリにあるプティ・パレかな?)の前で、インタビューに答えるギャビーとそのマネージャー(?)ラガーフェルドに移ります。三週間後、この場所で新作コレクションを発表する、と宣言するラガーフェルドに対し、「こんな手あかでべったりなとこ、ごめんだ」とギャビーは素っ気ない顔。どこなら気に入る、とイラつくラガーフェルドに対し「ル・シャト(城)」と応えます。

 駆け寄る記者の質問を無視して車に乗り込むギャビー。「あなたのデザインしている衣装が闇オークションで破格の高値で売買されていることについて、コメントを……」と詰め寄った記者を文字通り蹴り出し、そのまま車のエンジンをかけます。その懐にいるのは、小さな子猫。それを抱き上げたギャビーを見て、ラガーフェルドは「猫はいい」と口を開きます。ギャビーが「犬は?」と聞くとラガーフェルドは「中型犬までにしてくれ」と応えますが、困った顔で付け加えます。「だけど、あれは駄目だ……サムライは」と。無言で車を出すギャビー。

 そしてその様子を見守るのは、銭形警部と八咫烏くん。カリスマデザイナーと闇オークションという組み合わせに、ルパンの匂いを感じ取ったのでした。そして予想通り、ルパンは不二子ちゃんと川沿いのレストランでお食事しながら、その仕事の打ち合わせをしています。ギャビーが伝説のカリスマデザイナーであることはルパンも知っているのです。

 「それよりせっかくふたりきりの夜だ、官能のフルコースとしゃれこみたい」と不二子に迫るルパン。しかし不二子はいつも通りキスを避け「あなたがギャビーの新作コレクションを手に入れてくれるなら、ご褒美を考えてもいいのよ」と笑います。ギャビーのコレクションに値段は掲載されていません。ギャビーはショーで発表した服は売らないというポリシー。だから彼女のコレクションを手に入れようとするならば、闇オークションで競り落とすか盗むしかないのです。「盗む盗む盗んじゃう、不二子ちゃんのハートを!」と不二子に抱きつこうとしてみごと川に落ちてしまうルパン。

 場面は変わり、ギャビーのスタジオ。そこで、他のモデルと並び、ショーの練習に勤しむ五エ門の姿が映ります。五エ門はあくまで真剣に取り組んでいるようですが「おまえたちはギャビーコレクションの新しい血だ、古い繭を引き裂け、新しい羽を広げろ!」「もっとぎゅーんと空間全体に、その身をはばたたかせろ、空飛ぶ象のように!」などというギャビーの指示がいまひとつ理解できない様子。真面目に首をひねる五エ門に、ギャビーは「考えるな! 五感を揺らしておまえの内に眠るマグマを呼び覚ますんだ!」とさらに難解な指示を与え、毎日千回のウォーキングの練習を命じます。

 ラガーフェルドとギャビーの会話。ギャビーは、五エ門を、今回のショーのミューズ(ブランドを象徴するモデル)として選んだのです。ラガーフェルドは不安を隠せない様子ですが、ギャビーは「ヤツの飢えた目が気に入ったんだ」と意に介しません。その背景には、まだ少女だったころのギャビーといまよりすこし若いラガーフェルドの写真が飾ってあります。

 五エ門の訓練は続きます。「ぼーんでばーんでずずーんが足りない!」「灼熱のマグマを地球の裏側まで解き放て!」という相変わらずのギャビーの指示に、これまた真面目に取り組み続ける五エ門。しかし、身体のラインが見える服に着替えろという指示と斬鉄剣を置けという言葉だけはしっかりと拒みます。

 休憩時、ふたりのモデルとお茶する五エ門。「おぬしたちは理解できているのか? ギャビーの言っている不可思議な指示が」と問う五エ門に「いやいや」と手を振るふたりでしたが、五エ門は黙って茶をすすります。

 一方、華やかなファッション誌の取材を受けながらも、ギャビーの表情は冴えません。5年ぶりのコレクションも、彼女自身の目には平凡にしか映らないのです。なにを創っても評価されること自体に、苛立っているギャビー。そんな彼女を和ませるのは、子猫の存在でした。

 一方、五エ門はギャビーの不在時も、昼も夜も、ウォーキングの練習や体幹を鍛えるレッスンをひたすら続けます。そして、とうとう疲労のためか倒れてしまう五エ門。Aパートはここまで。

 ここまでのまとめての感想。とりあえず、さいしょに出てきたギャビーの猫が昭和のアニメに出てくるようなぶさいく加減で笑ってしまった。昔のアニメに出てくる猫だ……。後半は可愛くなったので安心しました。

 ギャビーのマネージャー、ラガーフェルド。わたしは最初、このひとは悪漢マネージャーなのかなと思ってたので、結局はいいひとだったのが何だか申し訳なかった(笑)。パソコン叩いているときに猫が寄ってきたのを邪険に落とさない描写で分かりますね。でも、いかにファッション関係とはいえ、すごい名前をもってきたものだとは思いました。

 ルパンと不二子の描写が、じつに古式ゆかしいルパフジだな!と笑いました。台詞から迫り方から落ちまで、こんなの何回見たか分からないくらいにいつものあれだ。でもそれはなにもここだけじゃない。この前半、PART6第2クールはそういう路線でいくのかなと思うほどに、そこかしこに新ルっぽいユルさが全開でしたね。いっそこれ懐かしいな!と思って見てました。いまどき抽象的な言葉を使うことで、デザイナーの芸術家肌な部分を表現するとか、ショーの訓練ってウォーキングだけなの?とか(笑)。

 だいたい五エ門がショーのミューズという設定の段階でユルい。でも、昔の、それこそTVSPとかだったら、そこで五エ門もユルくキャラ変しちゃったと思うんですよね。でも、五エ門はあくまでいつもの生真面目な五エ門のキャラのままなので、そこが良かったです。あと最初、クジラを斬っちゃうかと思ってどきどきしたよ!

 あと、個人的には、五エ門がみんなに「イシカワ」って呼ばれてるのが新鮮で、よかったです。あのふたりのモデルの子(字幕だと「バスケ」に「チア」って名前だった。もうちょっと考えてあげて欲しい)と仲良くなってたりしたら楽しいな。このふたりが、Twitterで募集してた出演権のひとかなあ。

 ただ、ギャビーの設定自体はよくわからないです。ショーで発表した服を売らないデザイナーってどういうことなんだろう。一点ものとしてあつかうってこと? わたしが無知なだけなのかもしれませんが、デザイン自体を商品にしないプレタポルテのコレクションってあり得ないじゃないですか。オートクチュールのデザイナーという設定はちょっと成り立たないし、そういう話でもないですよね。

 そもそも、ギャビーのファッション自体が、とてもそういう高級路線には見えない。わたしのセンスのせいでしょうか、正直あまりその。モード界を代表するデザインにはとてもその。ギャビーの外見でそれやりたかったら、ギャルソン系のほうがいいと思うんだけどな……。

 あ、アイキャッチに音声が入るようになりましたね。「つづくよ!」と「So What?」って言ってるのかな。

 Bパート。あいかわらず浮かない顔のギャビー。そこに五エ門が倒れたとの一報が入ります。そして、南極の海で溺れ、それをギャビーに助けられたことを思い出した五エ門は意識を取り戻し、ギャビーとラガーフェルドのもとに。「つき合わせて悪かった、もうウォークもポーズもしなくていい」というギャビーに「ショーは出る。あのとき救ってもらった恩に報いたい」と答える五エ門。

 やがて森の中で修業に勤しみ「やはりすべてのことは修行に通ずる」とショーの訓練が無駄ではなかったと悟る五エ門。ギャビーはそんな五エ門に「おまえは修業をやめたくなったことはないのか?」と問います。「ない。剣の道に終わりはない」と答える五エ門。それを聞き「自分の心を自由にするために服を作ってきたつもりが、いつのまにかがんじがらめだ。自分がどうしたいのか、ここ何年も見えずにいる。確実に何かが足りない」と己の心情を吐露するギャビー。五エ門は彼女に斬鉄剣を託し、「これよりそれがしが歩むのは武士道でなく、ランウェイだ。しかと見届けよ」というのでした。

 ここ、冒頭でギャビーがパソコンでデザインとかではなく、いまどきミシンを使ってたのに驚愕しましたが、そこはデザイナーのこだわりなのだろうか……。ショーの訓練自体は肉体の訓練なので、修業に通じるものがあると言われても納得です。そして、ここのリスとか犬とか見てると、トムスさんは動物の描写が巧いと思っていたのは間違いだったかな……という気分になりましたごめんなさい。

 しかし、ギャビーと五エ門のあいだにあるのが、男女の恋愛でないのがわたしはすごくいいなと思いました。ギャビーも五エ門も、そういうのじゃない。ともにひとつの道を前にした求道者なわけで、そこでふたりのあいだに通じるものがあった。だから五エ門は最初は手放さ無かった斬鉄剣をギャビーに託し、彼女が道を見つける手助けに己を集中させることにした。恩に報いるためにも、同じようにひとつの道を進む先導者としても。だから、「しかと見届けよ」なのです。

 一方、ルパンと不二子は着々とショーを狙う準備を進めています。これはロフトがあるバージョンのアジトかな? 今回、一向に姿を見せない次元さんは、ファッションショーの仕事なんざ馬鹿らしいやとロフトベッドで寝てるんだと思いました。

 いよいよショー当日。古びた城に集まった観客たちのなかには、銭形警部と八咫烏くんの姿が。有名人の姿を見かけてテンションが上がっているやたくんが可愛い。「うっひょー」とか言ってる。可愛い。しかし、銭形警部はそんなものに目もくれず、ルパンを求めてあたりを油断なく見回しています。そこでぶつかり「最高の夜を」とあいさつしたのは、不二子。髪型を変えてるのが優美な感じですごくいい。

 ショーが始まり、ランウェイを歩く五エ門。その姿をめざとく見つけ「う、うそでしょ」と絶句する不二子ちゃん。銭形さんもなにかに気づきます。その隣で無邪気にショーを楽しんでいるやたくんの可愛さが無限大です。たぶんふつうに「カッコイイー」とか言ってる。

 ショーは進み、アラブ風のデザインの服に身を包んだ五エ門。その横をラクダの着ぐるみで歩いているのはルパンです。その正体に気づき、駆け寄る五エ門。着ぐるみの中で笑うルパンさまが超イケメンでよかったです。余裕で「よう、五エ門」って言うのがいいですね。ルパンはいつから五エ門がここにいるのを気づいてたんだろう。不二子ちゃんは驚いてたので、ルパンもぎりぎりで気づいたのかな。それで面白くなっちゃったんじゃないかな、と思います。あのひとそういうひとだから。

 ルパンは「いつ修行の旅から戻って来たんだよ」と問いますが、五エ門は「おぬしに報告する義務はない」とつれない態度。「あいかわらず水くせえなあ、おい」とルパンは余裕のまま、モデルに成り代わっており、ふたりはランウェイで会話を続けます。今度の服は犬猫モチーフ。

あ、もしかしておまえ、例のカリスマデザイナーちゃんに惚れちゃったりなんかしちゃって……わん!」「下世話なことを。おぬしと一緒にするにゃ!」ってルパンと五エ門の台詞も楽しいですが、とりあえずルパンさまファンのわたしはこの犬ころルパンさまに倒れた。絶妙に可愛くないのが素晴らしい。五エ門はこれ、「キャッツ」っぽいですね。しかし「にゃ」は卑怯だろこれ。可愛いとか通り越してたまらないものがありますね。

 ここ、ふざけたおすルパンの様子を見て、ラガーフェルドが「なんだあいつは、イシカワの仲間か」というのがいろんな意味が重なって面白かった。ルパンさま、五エ門を見るとこういう感じになるの、とても自然ななりゆきなんですよ……。

 続いて、ギャング姿の五エ門と、ヒッピー?姿のルパン。これ元ネタあるんですかね。どっちにしても楽しい。ルパンの狙いがギャビーの服であると勘づいた五エ門は、ショーの邪魔はさせん、とショーの中でルパンと追いかけっこになります。ラガーフェルドは「このままじゃショーが滅茶苦茶に!」とあわてますが、それを見るギャビーは「めちゃくちゃでいい」となにかひらめいた様子

 そんなショーを見ながら「ギャング映画みたいですね」と無邪気なやたくんが、アホの子で可愛かったです。わたしはやたくんに関しては初孫を見るような思いでいるのでお許し下さい。でもそれ以上に「にょほほほ」とか言いながらふざけてるルパンも可愛い。そんなルパンと五エ門の姿に刺激されてか、ギャビーは、ショーの演出や映像を変更することに決めます。

 大胆な変更に「マグマか?」と問う五エ門。その横には同じように着替えているルパンもいるのですが、誰かこの不審者に気づかなくても大丈夫ですか。ギャビーはそれに「いや違う。あのとき、氷の世界でマグマよりも熱く燃え盛る、おまえの強い意志と眼差しを感じたんだ」と言います。

 そこで、ギャビーは「忘れてはならない。わたしの心は燃えている」という言葉を口にしますが、それを聞いたルパンは顔色を変えます。もしかしなくとも、これもまたトモエの教えだったりするのかな?

 舞台のマッピングはオーロラを映し、五エ門は他のモデルたちをリードすることに。隣にはずっといっしょに訓練を受けてきたふたりもいます。その様子を見守りながら「いけ、イシカワ」とつぶやくギャビー。一方、ルパンは控室に隠してあった(いつのまに)ホバークラフトに乗って、一気にコレクションを頂きにかかります。ついに姿を現したルパンをみて、いきりたつ銭形警部。しかし、五エ門も見過ごしはしません。膠着状態になるふたりですが、観客席にいた不二子は不二子で、ドローンを使い、ランウェイ上にいるモデルの服だけを吸いとっていきます。キャトルミューティレーションぽい。

 このあたりの大技と秘密道具のそうはならんやろ的に馬鹿な感じ(誉め言葉)は、新ルパンとかのノリですね。五エ門がルパンの仕事を許さないのは当たり前だし、それをルパンが咎めもせずにただ無視しようとしているあたりの関係もいい。そして横からさらにかっさろうとしている不二子ちゃんもいいな。

 不二子とルパンのふたりの仕事に、動きが取れない五エ門。しかしそこにギャビーが駆け付け、斬鉄剣を渡します。「かたじけない」と受け取った五エ門は、ホバークラフトごとルパンの服も切り裂き、不二子のドローンも(吸い上げた服ごと)ばらばらにし、事なきを得ます。

 その騒ぎを、おそらくはショーの演出と勘違いした観客の歓声がひびくなか、ばらばらになって舞い散る服の破片を見たギャビーは、なにかに気づいたように「これだ、これだ……これだー!」と明るく叫ぶのでした。ショーは無事成功。一方、パンツ一枚になったルパンは銭形警部から逃げ出し、不二子ちゃんは「あとちょっとだったのに」と服の切れ端を手にしただけで、その場を去ります。

 その後、自宅でショーの写真を満足げに見るギャビーの前に、ラガーフェルドが現れます。「イシカワは?」とギャビーは問いますが、ラガーフェルドは「また修行の旅だ」と答えます。ギャビーは寂し気に子猫を抱きあげますが、それを見て、ラガーフェルドは「サムライも、あんがい、いいもんだな」とつぶやきます。ふたりはそのまま以前と同じやりとりを繰り返します(「猫は?」「いい」「犬は?」「中型犬までにしてくれ」)。やがて「またいっしょに、世界を驚かそう」というラガーフェルドの手を、ギャビーはしっかりと握るのでした。

 次回予告。「天才エンジニア、ワン・リンファ。その異常な愛情が最強の警備システムを生み出した。とうぜん受けて立つわよね、ルパン?」という不二子のナレーションに合わせて出た、次回第17話のタイトルは「0.1秒に懸けろ」。単発話です!

 というわけで、第16話でした。まごうことなき五エ門回だった! 五エ門がファッションショーのミューズ、と聞いたときには、トンチキ回来るかな?と思ったものですが、最後まで見たらちゃんとしてたのでよかったです。五エ門のキャラにブレが無かったからだと思う。五エ門はずっと五エ門。恩を受けたら返すし、言われたことには従うし、でも納得いかなかったらノーという。いちいちルパンたちと連絡とらないし、そもそもルパンであっても己の心情にそむくことがあれば容赦しない。ゲストヒロインのギャビーが、いわゆる楚々とした女性でないのが良かったと思います。

 まあ、感想の中であれこれ言ったように、お話全体はそれはそれでどうよとツッコむ余地は十分にある話ではあります。個人的に最大の難点は、主に外見とデザインのセンスの問題で、ギャビーがモード界の象徴たるデザイナーにまったく見えないことだと思う。ネットで話題のファッションインフルエンサーなら分かるんだけど。

 それでもわたしはこの話、嫌いじゃありません。ルパンさまと五エ門のお着替えを堪能できたの嬉しかったし、ギャビーと五エ門のキャラがブレてない。だから、ふたりの恋愛でない結びつきが自然に納得できるのが大きかった。ちゃんとした話を構築できるなら、キャラ回だからといって、過去話とか恋愛話とかにつなげる必要はないんだな、とか思いましたね……。

 それで思い出しましたが(いえその)、次元さんがいませんでした。それは次元回で五エ門が出てこないのと同じことなので、わたしは気になりません。次元さんのお着替えも見たかったけどね! でもあのショーのあと、意気消沈してる不二子ちゃんを迎えに来たのは次元さんだと信じてます。きっとにやにや笑ってて、不二子ちゃんに怒られちゃうんだ。そして不二子に五エ門がいろんな服着てるのを見せられて、あとで五エ門をからかって、斬鉄剣で帽子がばらばらになったりするの。それくらいは余裕で脳内補完できます。

 むしろ、そろそろ、ずっと「ルパーン!」なお約束扱いしかされてない銭形警部のほうが気になるなあ。やたくんはこういうサシミのツマ扱いでもいいんですが(そういうものだから)、とっつあん回も見たいのです。とっつあん回のルパンさまはカッコいいことが多いし! PART5の「怪盗銭形」クラスのが欲しいなあ。

 しかし、ギャビーもまたトモエの教えを受けたひとりなのでしょうか。あの外見からするに、ギャビーも元不良少女とかでもおかしくはないのだけど。そういえば、第2クールの第1話で映った女性たちは、単発話に登場する女性たちでもあるんですよね。連続話とゆるくつなげてるのかな。

 そして次回第17話も単発話のようです。予告から察するに、これは「華麗なるチームプレー作戦」とか「ターゲットは555M」系の、ルパン一味の純粋なお仕事話では!と期待が高まっています。異常な愛情ってなんだろうな。楽しみに待ちます!

 さて、PART6もいよいよ残りが少なくなってきました。毎回、言いたいこと言ってますが、わたしはこのPART6楽しく見ています。全体的な評価は最終回待ち、ではあるんですが、TVシリーズに望むものは基本的に新ルのブラッシュアップであるわたしが嫌いになれるわけはないシリーズです。もっともっと好きにさせてほしいな!

 というわけで感想も楽しく書いているのです。毎回のことですが、長々とツッコミつつも書いている、こんな感想を他の方に読んで頂けるのはとても嬉しいことです。拍手もいつもありがとうございます。日曜を犠牲にしつつ、最終回までなんとか書いていこうと思ってますので、これからも読んで頂ければ幸いです。よろしくお願いします!

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