pixivに新作「最悪にして最良の運命」を投稿しました。
〝平行世界の次元大介集会へのご案内〟あやしげな招待状を本気にしないまま、指定の場所にやってきた次元大介は、ただあぜんとして目の前の光景を眺めていた。そこにいる男たちは、みな間違いなく〝次元大介〟そのひとだったのだ。戸惑うしかない次元の前に現れたのは……というお話です。
・BL、腐要素はありません。その他のCP要素もありません。
・パラレルものです。モブレベルですがオリキャラも登場します。お好きでない方はご注意ください。
いわゆる「パラレル同窓会」ネタです。次元がいっぱいですが、結局は、ルパンと次元のお話でもあります。次元がお好きな方、ルパンと次元の関係がお好きな方に読んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
今年も、4月2日の次不の日合わせで過去の再録本を発行しました。書き下ろしもありますので、興味がある方はぜひどうぞ。BOOTHにて頒布中です。→(URL)
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以下、作品について(ネタバレあります)↓
というわけで、今回はジゲフジをお休みしまして、次元のお話、それも「パラレル同窓会」ネタです(みんな知ってますよね)。そう言いつつも、結局はルパンとのお話になってしまうあたり、わたしはいつでも次元を幸せにしたいし、ルパンがいちばん好きなんですよ……。
パラレルワールドの次元大介、ということで、それぞれPART2の次元とPART3の次元がいて……とかいう展開も考えたんですが、そもそも、わたしが書く次元大介は基本的にすべての作品の次元大介の個性や経験、感覚をイイとこどりしてる存在。なので、あんまり違いが出せそうになかったので却下しました。なにより、他の方の二次創作でお見かけする、それぞれのTVシリーズでのキャラクターたちがわいわいやってるイラストとかマンガとかは大好きなんですけど、あれを字でやるのが、わたしの技量では不可能でした。
今回のかたちでも、とにかく次元ばっかり出てくるので、これ地の文でどう表現するのかと頭を抱えました。なんとかこういうかたちにしましたが、分かりにくかったら申し訳ありません。いや、分かりにくいよね……次元大介①とか言う表記にしようかと検討しました。自分が笑って無理でした。
ジゲフジはありません、といいつつ、野球帽の次元さんの女房が実は……みたいな匂わせも入れようかと思ったんですが、とびっきりのベッピンなので、ご想像におまかせします、というぐらいで止めました。テーマがブレるので。あと、そもそも、「パラレルワールドでは次元と不二子がつき合ってる」ネタは以前書いていた。わたしはどこまでも次元と不二子をつきあわせたい人間。あれはあれで楽しかったので、もっと書きたかったですが、ジゲフジはちゃんとジゲフジ話にして、こってり書きたいので、そうします。
それにしてもわたしはルパンと次元の関係を「運命」で片づけてしまいがちですが、もうあんなものは運命ですよ、運命、という思いもあります。わたしの書くふたりは骨の髄まで異性愛者なので、腐の方向にはまったく向かわないのですが、熱量としては近いものがあるのかなとも思います。ただ、それで腐としてしまうのは、ちゃんと腐のふたりがお好きなかたに失礼だと思うので……。わたしの書くふたりはこれからもずっと、あくまで「相棒」のままだと思います。ご了承ください。
まあ、そもそもわたし、ジゲフジ書きだしね! ジゲフジは今回お休み頂いたものの、もちろんずっと書いています。「ルパン三世」の世界観はなんでもありでとても魅力的なので、ときにはこういうジゲフジ以外の話も出しますが、わたしがいちばん書きたいのはジゲフジです。と思ってずっと書いてきたんですが、書き尽くした!とまだ思えません。怖い。好きな話やお気に入りはあっても、やっぱり芯の部分で満足いくまで書き尽くしたジゲフジをまだ書いていないんだと思います。
(なんだろう芯の部分って。金太郎飴みたいなもんかな。ポキン。金太郎飴みたいに中身も同じだしなって言われる前に言ったからもう言わないでくださいね泣いちゃうから)
それはともかく。これからまたしばらくはジゲフジを投稿すると思いますが、こういうジゲフジ以外のお話もたまには投稿すると思います。ジゲフジと違って、反応が読めないのでちょっとどきどきしますが、お好きな方に読んで頂けると幸いです。これまでの投稿にブクマやいいね、拍手等で反応を下さったみなさまのおかげで、こうやって書き続けることができています。ほんとうにありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!