ルパン関連本を何冊か。

 こんにちは、友人から「ジゲフジ(非公式)見つけたのでお知らせです」という言葉と共に送られてきたURLがこれだった、とりこ。です。放送も見ました(録画した)。「不二子ちゃんとキスしたい」に次元さんも一票を投じていたうえにジゲフジが隣同士だったので、うわあと思ってたら、最終的には次元さんが銭さんをいじってて、もっとうわあでした(語彙力)。そういうことですかね……。ありがとうございました。

 遅くなりましたが、大野雄二先生、お誕生日おめでとうございました!(URL)体調不良で入院されたとの一報からずっと心配してましたが、いつも通りのダンディなお姿を拝見できて嬉しいです。どうぞお体を大事になさって……。

 前回の更新から気がつけば、三冊ほどルパン関連本を購入しました。

 

 まずはこちら、「50 Animated Years of Lupin the 3rd」なる洋書です。(amazon)

 洋書ですが、日本のアマゾンで買えました(ちょっとお高いです……)。題名通り、ルパン三世50周年を記念した、これまでのルパンのTVシリーズ、映画、TVSPを時代順に網羅した内容です(アニメのみ)。設定資料もいっぱい掲載されているうえに、フルカラーのハードカバーで見ごたえと重さもずっしり。もちろん解説は英文なので翻訳機に頼りっぱなしで読みましたが、いろいろと面白かった。なにより、次元さんの紹介で、こんな一文があって倒れました。

ファンのなかには、かれが密かに不二子に惹かれているのではと疑う人もいますが、かれがそんなそぶりを見せることは滅多にありません

 待て待て待て。アメリカのわたしの心の友、待って。その昔、アメリカのとあるファンフィクション投稿サイトをJIGEN/FUJIKOで検索したときに見つかったのは、不二子ちゃんがルパン一味のみんなと仲良く(性的な意味で)してるやつか、それかルパンと不二子と次元が三人で仲良く(同じく)しているものばかりで、純粋なジゲフジは圧倒的少数(1500件くらい投稿がある中で1,2本……)だった記憶があるのですが、もっと探せば見つかるのかな………(しかし英語の壁)。

 それはともかく、この本自体は英語の壁はあれど、ルパンファンなら面白く読めるものだと思います。個人的には、TVシリーズの各話タイトルの英語Verを一気に知ることができたのが嬉しい。PART4以降はあらかじめ英題が用意されていたのかそんなに不思議なものはないのですが、新ルがひとつひとつ比べると面白くて……。「ネッシーの唄が聞こえる」が「50 Ways to Leave Your 50-FOOT Lover」になってるのはポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法(50 Ways to Leave Your Lover)」という曲、「サンフランシスコ大追跡」が「I Left My Mind in San Francisco」はトニー・ベネットの同名の曲からなんでしょうね。あと、「インドに自殺の花が咲く」がシンプルに「Holy Cow」(聖なる牛)になってるのは、まあそやな工藤……って感じで納得しました。「ヒトラーの遺産」が「TO BE OR NAZI BE」になるのも面白かった!

 気になるのは次元回なんだけど、「荒野に散ったコンバット・マグナム」が「COMBATMAGUNUM SCATTERD IN THE WILD」だったり「次元に男心の優しさを見た」が「MAN’S GENTLE SOUL WAS SEEN IN JIGEN」とほぼ直訳なのに、「バラとピストル」が「Shot Through The Heart」、「国境は別れの顔」が「Gettin’JIGEN With it」になるの、ハードボイルドでカッコよかった! 「シェークスピアを知ってるかい」がシンプルに「DARK CHARADE」なのは、次元さんのロマンスよりもオセロ博士のごまかしに焦点を当てた感じですね。

 もちろん、こういうものはネットで丁寧に調べればわかることなんですが、それが手元の書籍一冊に収まってるというのが嬉しいんですよ。それに、それぞれのシリーズでは日本でもムックが出ているものもあるけれど、これだけの内容が一冊にまとまっているムックはまだないので、それも嬉しい。面白かったです! 

 それと、「道楽もの雑記帖」大塚康生・叶 精二(玄光社)も購入しました。(amazon)

 これまで大塚さんがいろんな場所に書かれた遺稿を収録したもので、アニメーターとしてのお仕事についてのものがメインですが、もちろんルパンについてもページは割かれています。個人的には次元と五エ門のふたりそれぞれに焦点を合わせたコラムがあるのが嬉しかった。カリ城の大塚さんによる原画が収録されているのもポイント高いです。ほんと大塚さんのルパン、可愛くて好き……。

 さらに、雑誌連載分は「アイソプミア王国篇・完」になって、もうちょっと続くんじゃよという衝撃の展開になっている「ルパン三世 異世界の姫君」も7巻が出ました(amazon)。

 今巻は次元と五エ門が大活躍で素直にカッコ良くてとても楽しい。単行本派の方にはネタバレになるのでいろいろ感想言いたいけれど、そこはこらえておきます。でもこの展開はたしかに次元ちゃんならではなんだけど令和のいまにやるのつらいなと思ったんだけどそこはまあ(略)。でも、このペースなら、アイソプミア王国篇はあと2巻くらいで終わって、おまけの1巻くらいは別章があって、全10巻で終了かなあ。繰り返しになるけど、ほんとTVSPか全12話のスピンオフアニメ化でお願いします。

 あと「LUPINZERO」の円盤も発売真近になってきましたね。古川登志夫さんのこのツイートがめっちゃ嬉しかった(URL)。いまのとこ予約特典が明らかになってるのは、VAP(クリアファイル)とamazon(オリジナル両面ビジュアルシート)だけかな。楽天その他は特典つかないけれど、その分お値段がお安い。わたしとしては、本命トムスショップさんがぎりぎりで、良さそうな予約特典の告知を出すと踏んでるんですけど……(なのでまだ予約してない)。どちらにせよ、楽しみです!

 そんな感じでちょこちょことルパン情報を拾って楽しんでいますが、あいかわらず小説も書いています。ちょっと隙があると、すぐ「次元と不二子がどうやってつき合うのか」「つき合ったとしてどうなるのか」「そもそもあのふたりのイチャイチャをもっと書くにはどうしたらいいか」を人生における命題として考え続ける人間です。病気とかお祓いとかいうのも飽きました。人間、諦めが肝心ですね。

 というわけで、今月は6月24日の土曜日にpixivに新作を投稿する予定です。今回は、デキてはいるものの、まだお付き合いしてる距離感には至っていないジゲフジです。不二子ちゃんがもだもだしたり次元さんが素っ気なかったりしますが、ちゃんとハッピーエンドの甘いお話になると思います。こんなんナンボあってもいいですからね、の精神で準備しますので、どうぞよろしくお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です