オレたち14帝國vol.2?春木大佐の一番高い日(名古屋アポロシアター)

 さて、式典当日。正直に云おう、ダルかった(笑)。いやだって、本当に遠征というもの自体がダメになっているんじゃないかと思うブランクと、変わらずの精神状態の悪さが重なってたものだから。
 でもこればっかりは行かないと後悔するなーと思って、行きました。そしたら、ずばり、正解だったです。本当に。
 名古屋駅で真夜さんと待ち合わせて、お茶。途中で楓さんも合流したけど、楓さんは式典は見ないとのことでプチがっくり。ホントに今日はこの二人しかいないかもしれない、と真夜さんと顔を見合わせる。そしてこの二人が残ったか。本当にすまない、第14帝國(笑)。そして真夜さんから「顔色が良くなった」と言われるわたし。それは仕事量が減ったからです…。
 しかしアポロ前で圭木さんを発見。喜ぶ。これで三人になった(笑)。他にも何人か見知った顔の方をお見かけしました。やっぱり強いな、同世代臣民(笑)。
 開演前、真夜さんがもらしたひとこと。「いいかげんスレたいね、まだどきどきしてるよ」に深く同感する。文字通り100回見てても、帝國の前はたまらなくどきどきする。楽しみと不安が交差する。わたし、なんで帝國に飽きないんだろう(笑)。
OPSEが始まると、どきどきは最高潮に達します。赤い光に照らされた、黒い旗と軍服の男達。久しぶりのオンブラッタには、やはりときめきました。前回と違って、大将と中将の旗振りを観察する余裕はあったけど、いやはや大将、どこの右翼の街宣車かと思いました(笑)。
 そして五藤中尉のベースはカッコいいなあ。白手袋で指弾き、たまりません。
 
 さて、はじまったのは、一言で云えば、くはぁっ、なにこの萌え展開(笑)。いきなり春木大佐が雷にうたれる冒頭には、笑わせる気かと思いましたが、その後の中将の嘆きようと、思い出話の流れには、もううっとり。コーヒーの使い方にどれだけときめいたか。わたしの大好きな帝国軍人の午後といった雰囲気満載で、春木大佐と定光寺中将のキャラ、立ちまくりです。こういう細かいディティールがいいんだって!
 そしてまさかあると思わなかったオールナイト14(笑)。春木大佐は相変わらず存在しませんでしたが(笑)。アックスくんでさえいるのにな…。アックスくん、なんか現代っ子ぽい「どっちでもいいです」的立ち振る舞いと、あの苦みばしった笑顔が非常にわたしの好みです。ええ、ああいう地味っぽい子、大好きですとも。犬顔だし、可愛いです。物販で写真あったら買います(断言)。
 で、このオールナイト14が非常に面白いものだったのですね。リッター総出で、「これまでの14帝國だったら」と議論しあう展開なんですもの(笑)。こんなの嫌いなわけがない。マイラヴ立花大将も久しぶりのおトボケキャラで、ときめきました。草薙大佐の「殴ってやりたい」のひとこと、最高でした(笑)。そして、以前は元帥が担当していたコールを叫ぶ風間少佐は、まさしくキュート。そこは
かとない意地悪風味も含め、良かったです(笑)。
 
 さらに後半。宇宙船での春木大佐と宇宙人の会話、春木大佐が異常にかわゆらしく愛らしく、大型犬の匂いぷんぷんで、たまりませんでした(笑)。精神と肉体が離れてしまった春木大佐を見ることができる風間少佐って、霊感タマネギ44号ですか。にしても風間少佐はやっぱり巧い。つーか、あの笑顔、かわゆいです。
 主に春木大佐いぢめでテンポ良く進んだ後半でしたが(笑)、わたし、春木大佐が甦るショックは、絶対、王子様コス(金髪ヅラとカボチャパンツ)して再登場した立花大将によるべろちゅーだと思ってたのに、そうでなかったことだけが残念でなりません(笑)。惜しいな、14帝國(召されとけ、わたし)。
 そしてなんといっても、五藤中尉のキャラが立ったことは述べておかねば!中将でも時々、敬語になるその不可思議な立ち居地のままで、キャラは鬼畜(笑)。駄目だ、ときめく(笑)。客もドン引きのバッテリー使用場面での「濡らしたほうが」のひとことには倒れました(笑)。あのタイミングでそれを云う、ああ、五藤中尉は最高です。
 テンポ良く、R-istの演奏で盛り上げてクライマックスになだれ込み、春木大佐の「小官は、この不思議な世界が、第14帝國が大好きです」というひとことでしめになった瞬間、わたしも拳を握りました。オッケー!と叫びそうだった。うん、オッケーです、14帝國。良かったです、14帝國。
 今回の式典は、ダイヤでやっていたような大規模なものではなく、あくまで小品なのかもしれない。でも、リッターみなの頑張りがダイレクトに伝わってきたのと(初回であんなにかまない式典久しぶりだよ)、とにかく楽しい式典だった、ということで、わたしは大満足です。だってどこまでも14帝國なんだもん。背骨ふにゃふにゃになっちゃった。嬉しさのあまり。
 なんかね、あったかい式典だった。正直、ともだちのいるひとが書いた式典だと思う(笑)。全員が幻創論を施行でき(「小官見てたけどわりと簡単なんですよ」という風間少佐の台詞は間違ってない。だって岩芯少佐でもできたんだから)、その意味を考えるこの式典は、中将をはじめとするリッターみなが14帝國を大好きだという気持ちが伝わってくる式典だった。オッケー、本当にオッケーですよ。見てるこっちもにこにこする。
 前回は課題かなと思ったR-istと式典部分の融合も、演奏場面を最小限に抑えたことで、より効果的になった思います。そして思い切り歌いたくなったならR-istでライブするって大正解。ある意味、どうしても融合が困難な両者をうまく処理するにはそれが一番だと思います。
 このあったかさをヌルく感じるひともいるかもしれない。でもわたしはこの帝國の(既存の設定を尊重しながらの)新境地をとても面白く思います。なんかね、時が巻き戻った感がある。これもありえた、ひとつの第14帝國。
 つーか、定光寺中将が好きだ。だって、このひと、14帝國が好きだもの。わたしにはびんびん伝わったよ(電波で)。大事にしてるんだもの。幻創論と精神世界を。式典という区分けのなかでそれをしてくれるなら、もう文句はないです。むしろ嬉しい。すごく嬉しい。自分のなかにあった14帝國への原始的な萌えと愛を呼び起こしてくれたのは、間違いなく中将の頑張りだから、本当にありがとう。
 同時にこの式典、深読みする余地もあるんだよね。そこがまた奥深い。元帥がいたら、とか元帥の役割は、とか何度か頭をかすめたけれど、それらはかすめただけで消えた。ここに元帥はいるよ。閉じられた扉の向こうに。それが開くことはもうないけれど、でも、いるのだから。そして、その枠組みのなかでのびのびと動き回るリッターたちのなんと愛らしく楽しげなことか。かれらはそういう道を選んだ。それでいいじゃないとわたしは思います。
 もちろん、これからも臣民として楽しませていただきます。ありがとう、14帝國。

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