楠本柊生帝國元帥 presented ライヒス・リッター・ハーフ 「ライブハウス凱旋式典?おかえり立花大将?」(名古屋アポロシアター)

 すべては、「おかえり」を云うために。
 さて、今日は、楠本柊生帝國元帥 presented ライヒス・リッター・ハーフ「ライブハウス凱旋式典?おかえり立花大将?」のために名古屋入りです。この企画、本来は2DAYSでしたが、前日の「おかえり天崎少将を見る事は平日ゆえにかないませんでした。残念。GWということで警戒していましたが、新幹線の込み具合はそれほどでなくて安心しました。千円高速がそろそろ終わり、ということで、みな高速道路を使って移動しているのかな。そうなると、このあとに自分が高速道路で帰省しようと思ってるのが地味に恐ろしくもなるんだけど。
 名古屋で圭木さんと真夜さんと落ち合って、お茶などいたしました。やはりオタク三人が揃うといくらしゃべってもしゃべっても話題が尽きず、喉が渇くこと限りない。圭木さんは昨日の「おかえり天崎少将」も見ているので、その話も聞く。なかなか楽しそうな内容だったらしく、素直にうらやましい。そして真夜さんは、今日は春木大佐も五藤中尉もいないので、自分が見るのは元帥だと思うのに、式典なのに元帥のマントの下が裸だったという悪夢を見た、と真顔で語っていた。それどういう潜在意識。教えてフロイト。その場合も白手袋とブーツははいていますね。そういうマニアっていますね(わたしも真顔)。
 そして、圭木さんが持ってきた最新のチラシで、カイザーリッターの「矢尾一樹」の名前に地味に反応するわたしたち。しょせん年寄りなので、最近の声優さんはさっぱりなのだが、千葉繁大将や矢尾一樹大将など云われるとテンションが上がるのは仕方ない。「やってやるぜ!」を生で聞けるなら、それはもう。しかし、じゃあ、誰ならもっといいかしらなんて話で「中田譲治なら…」とその名前で三人の声が重なるあたり、どんな業の深さですか。ああサーカウラ―。しかしわたしはギロロ伍長のためにケロロを見ていると言っても過言ではなく…(ごにょごにょ)。
 しかしそんなことを云っているうちに、開演時間とあいなりました。アポロシアターは椅子が出ていて一安心。やっぱりゆっくり見られます。土曜日ということもあって、かなりのお客さんの数でした。
 そして、ここからが今回の式典の感想となります。あの、大変に申し訳ありません。あんたの感想はいつもそうだよ、と云われそうですが、本当に今回は、ある一定のリッターにしか目が行っておりません。いつものことだと思うでしょう?それがあなた今回は。まあ読んでください、途中で嫌気がささなければ(どきどき)。
 オンブラッタ。申し訳ありません。児玉少尉のことしか覚えていません。ていうか、「Numb」が流れて、あの赤い光のなか、居並ぶリッターの姿を見て、中将と大将によるアポロシアターの略歴が読まれ(4月30日って云ってたと思うけど…わたしの聞き間違いかな)たあと、元帥の挨拶までは、「やっぱりこの狭さでのオンブラッタはいいな」と素直に楽しんでいたんですよ。上手にいるちっこいビリケン人形(限りない愛情込めたうえでの表現)のことも、存在を確認して、えらく綺麗に頭を丸めたなくらいにしか思ってなかったんですよ。そしたらあなた。そのビリケン人形(溢れんばかりの愛情がほとばしったうえでの表現)が、「オーライ!」で飛び出してきたんですよ。わたしの驚きとときめきとなんかよくわからん動揺をご想像ください。こここ児玉少尉がオーライ!?英語での紹介は、彼なりに達者で声も出てて英語になってたと思うのですが、ある意味、驚きすぎて聞いてなかった(こら)。あとで落ち着いて考えれば、風間少佐と長沢大尉は旗があるからやるわけにはいかんし、武藤中尉だと出てきた瞬間に笑いが出るし(失礼)、そりゃ児玉少尉しかいないよねとは納得できたんですが、で、でも、びっくりした。ひせった(土佐弁)。なんかもうここでお腹いっぱいになって、わたしとしては、もう、今日ここで終わって帰っても良かったかもしれないくらい。すごく驚いたけど、うん、すごくすごく、嬉しかった!テンションがぶわーっと上がったよ。ぶわー。
 そんな感じでふわふわして迎えた前半について。立花大将が戦死して、風間少佐による追悼番組が放送されるという内容です。そういえばVol.7だったなあと思いだしましたが、さすがにビデオで見た式典の内容は、いまやほとんど記憶の彼方のうえ、いつぞやのハートランドでの再演式典は未見です。まあLUCY’Sがいないわけで、それ抜きだったらこんな感じかなぁと思いました。しかし風間少佐はかわゆいですね。リッターはみんな30超えたらいい感じに仕上がってきた感があって、素敵です。あがっちさんを「ポッと出が!」と罵ったのは笑った。いや、あなたより古いんだけど、ある意味(笑)。
 ここでのTKQ14。武藤中尉と児玉少尉のコンビがあまりにアンバランスで頑張ってるんだけどぎこちなくて、微笑ましく見守ってしまった。基本的に、児玉少尉が出てると、本当にかれしか見てないので書くこともそればかりで申し訳ない。出番以外でも自然と前に出てくる武藤中尉と自然と下がる児玉少尉(そして高台に上がるのだな。うん、そうしてくれないと見えないからね)の対比が面白い。しかし、明るいところで見ると本当にツルツルな一休さん状態。ビリケンは髪があるので、むしろ小坊主。あまりにツルツルなもんで、児玉少尉はなにか帝國の鉄の規律に触れるようなことでもしたのだろうかと不安になるくらいでした。まあわたしのそんな不安も、グラサンと附け髭の児玉少尉as立花大将を見た瞬間に吹き飛んだわけですが。そうか…そのためのその頭か……。顔立ちはまったく似ていないのに、体つき(ずんぐりむっくりとはこのことだ)と、頭、グラサンと髭を揃えると、とんでもなく似ているというか同じ生き物になってしまうこの不思議。人としての種類も違うのに、ていうか、帝國二大お気に入りリッターでこんなことされて、わたし、自分の業を突きつけられてるみたいで頭が痛くなったなりよ…。接待か。これ、接待なのか(妄想)
 オールナイト14。
 がちゃがちゃと準備も不慣れな面子によるオールナイト14はコンパクトで無駄な感じがなくてちょうど良かった印象。ここでようやく元帥の姿を落ち着いて見たけれど、この長めのストレートに蒼い色、実にいいですね!昔の元帥ぽい。あと、先月のR-istから思ってましたが、斜め横から見ると、本当に脂の乗り具合が顕著でしたので、定光寺中将、お痩せになったほうがいいかと。この式典後、わたしと真夜の間では、太ることを「ジョコる」と呼ぶかと真剣に検討が行われました。しかしここでも水をグラスについでまわったり、ごくごく飲んでる小坊主に目がいくわたし。すまん、これは贔屓とか好きとかファン心理を通り越して、母親意識に近いものなので許して下さい。だって、最後に見てから10年たって、変化していないわけではないんだけど(髪の毛とか)、顔立ちとか完璧なんだよ。望んだままなんだよ。これで髪の毛があの前髪が軽く巻いた金髪のままだったら、わたしはどうなっていたのか、自分でも分からない。いやあ、良かった。
 後半。地獄行きになった元帥たちが、未練をはらすためにあれこれする展開も、元のVol.7とあまり変わりはなかった。ので、ここは、もうすごく元帥が懐かしかった。というよりは、柊生元帥ってこれだよね?これがオリジナルだよね?と再確認した感じ。なんというか、人の言葉が通用しないというか、それ以前に人の心が無いというか、尉官あたりなんか弾の的くらいにしか思ってないような感じ(以上すべて敬愛の念を込めた褒め言葉)。わたしのなかにある元帥の基本フォーマットって、このころの元帥なんだなと思った、真面目に(だから帝國後期の人間味ある元帥には時に違和感がある…)。こういう傍若無人で無邪気なほどに暴れまわる元帥の根底を支えるのが、ライヒスリッターと立花大将と定光寺中将という、この感じが、好きです。
 全体的にちょっとネタの繰り返しがくどい感じになってたけど、これもまたこの頃の帝國ぽい。小さなネタをいじりまわすところが確かにあった。そこらへんのもたもた感とかこじつけ感も含めてそのまま差し出してみせた、そういう視点からみれば、これが正しい再演なのかもしれないと思いました。そして元帥のキャラクターに限らず、ところどころに感じるアングラ感というか、世界が暗く狭い笑いがある感じも、懐かしいと云うか、このころの帝國だなーと思った。たとえば一気飲みのところ。あれは、15年前なら、何の問題もないスタンダードなネタなんだけど、客席の皆さまがけっこう引いていたのは、いまはそれだけ飲酒に関するリテラシーが進んだということでもあります。そしてあのコールの懐かしさにまた涙。
 まあ、そんな懐かしさを吹っ飛ばすような武藤中尉の閻魔大王もすごかったけど。見ているこちらのなんともいえない感情がピークに達したところで、絶妙な蹴りを入れる元帥のタイミング、素晴らしかったですね。普通、あの高さで膝は入れない。痛かっただろうな武藤中尉…。そういう懐かしい世界観に、新しい帝國のひとつの象徴のようなものでもある武藤中尉の姿があることで、余計に懐かしさが際立った感じがします。そして武藤中尉のキャラが、原住民からカマになったのは、単に元ネタの広小路葵さまリスペクトかと思ったり。そして最後の最後できた「こだきち」ですかね。なにか気のきいたコメントもできないくらいに、ネーミングとしてはたぬきち以来のわたし個人へのスマッシュヒット。ツボすぎてどうしようかと思った。こだきち…こだきち…(意味なく繰り返す)。 ていうか、帝國に帰還した立花大将が頭にリボン巻いてたのは、あれですよね。「プレゼントは、あ・た・し(はあと)」ってやつですよね。聞くところによると、一日目はなかったそうなので、本当に元帥は大将にこういう事やらせるのが好きですよね…。
 
 カーテンコール。最後まで「こだきち」で締められてもうわたしどうしましょう状態。ていうか二人で並んだりロールオフとかしなくていいから!わたしのなかの帝國ハゲ桶がいっぱいいっぱいで溢れてたぷたぷいってるから!それ以前に、わたし、別にハゲが好きなわけでは…。しかしここで、児玉少尉の頭を剃ろうと提案したのが定光寺中将と知り、笑ってしまった。それも途中でやめようとしたっていじめだよ!(笑)なんかこうやって上官の皆さまにもいぢってもらえたり、可愛がってもらえてるの、いいなあと思いました。10年の意味はあったなと思った。あの頃よりずっと皆の中にいるのが自然で楽しそう。すごくいい顔で笑ってるもの。良い顔になった。良い男になった。嬉しい。
 式典終了後は、コースターなど購入して、リッターの皆さまにサインをもらったのですが、そこで10年ぶりに児玉少尉にサインをお願いしました。そこで近くでまじまじとお顔を拝見した結果、わたしが思うに、児玉少尉は実に綺麗ではありませんか、ということ。。いやいやいや。まあみんな、とりあえず、身長は置いてくれ。わたしとしてはその身長も素晴らしいチャームポイントなんだがおいてくれ。あと、ずんぐりむっくりな体型もおいてくれ。わたしとしてはそこもキュートなんだけどまあおいてくれ。いまのビリケン頭もおいてくれ。わたしもそこは賛成だ。で、純粋にパーツだけ見たところ、あの切れ長の目って良くない?男はやっぱり和風じゃない?で、その目に沿ったくっきりとした眉って素晴らしくない?で、なおかつそれを邪魔しない鼻筋ってブラボーじゃない? まあ、ちなみにわたしが日本男児でいちばん好みの顔の持ち主は、数年前までの和泉元彌です。なんだろう一気に皆様がわたしの言葉に耳を傾けてくれなくなった気が。
 それはともかく、本当に10年前に戻ったような気持ちで、児玉少尉の姿を眺め、ぼーっと考えていると、ふと気づきました。本当は2月14日の式典が、本格復帰の最初なんだけど、この狭さと近さ、あの頃、かれが在籍していたころの帝國を思えば、わたしにとって、これが「おかえり児玉少尉」なんだ、ということに。
 帰ってきた。本当に帰ってきた。あんなに好きだったリッターが、私の目の前に帰ってきたんだ。それも、あんなに、変わらないままで。足が震えるような気持ちで、そう思うとちょっと泣けました。10年前、文字通り号泣してかれの出立を見守ったことを思い出して、しみじみと思いました。おかえりなさい、児玉少尉。
 そして、このままだと、15日のZEPPNAGOYAでお別れ。それは分かっているし、受け入れられることであります。仕方がないこと。ひとつの運命。そりゃ、いまの児玉少尉の姿もこのままずっと拝見していたいけど、「オレたち14帝國」に参加している姿はちょっと想像つかない(苦笑)。むしろ、こうやって、元帥がときたま帝國に戻ってきたときに、かれも一緒に戻ってくる、そんなバランスが好ましいのだと思う。なによりも、式典世界で見ていたいリッターさんだもの。
 そんなことをふわふわ思いながら、土曜日ということで、そのまま真夜さんと彼女の地元で呑むことに。ホテルも最寄駅構内という抜かりのなさで、しっかり呑みました。年明けの健康診断の結果、血液に「おまえデブじゃね?」「心臓つまりかけてんよ」と云われたわたしですが(だから中将にも痩せていただきたいの…もはや見かけの問題じゃなくて健康につながる問題なの…)、それからの精進の結果、無事、主治医より「機会飲酒ならOK」とのお言葉を頂いたので、こういう機会を大事にしたいと思いました。で、結果、真夜さんには本当に何度目か分からないくらいのご迷惑を…(またか自分)。
 なので、15日は呑まずに日帰りなのですが、それでも、いまのところ最後になる可能性が高い児玉少尉の姿をしっかりと見ることを、お酒よりも楽しみにして赴きたいと思います。わたしはやっぱり、第14帝國が大好きです。

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