「立花大将・草薙大佐トークライブ」(名古屋・クローバーハウス)感想

 こんにちは、つい先日の4月14日に名古屋クローバーハウスで行われました「立花大将・草薙大佐トークライブ」の感想です。と言いましても、なんといってもあの方々のトークライブなうえに、大将のツイキャスにて配信も行われていますので(アーカイブあります)、内容を事細かに書くようなものではなく、あくまで個人的な覚え書き的な感想となります。ご了承ください。

 コロナ禍もようやくあるていどの社会的な落ち着きをみせ、県外遠征も可能になってひさしぶりの遠征となりました。帝國関連のイベントに参加するのはいつぶりかな?と調べたら、あのVol.29以来で倒れました。2015年だって。ほぼほぼ10年。やだ怖い。もちろん、コロナのせいであの「会いに行ける元帥」も欠席したこの身としましては、その後の散発的なイベントにも行きたい気持ちが募る一方でした。とにかくそろそろなにかのイベントに参加しておかないと、かなりしんどかった。というわけで、今回、こちらの条件も整った時期に、このイベントの開催が発表になったときは喜び勇んで参加申し込みしました。嬉しかった!

 今回初めての現場となったクローバーハウス(URL)にはGoogleマップのお力でたどりつけました。帝國にフルで通っていた20年前にはここまで地図アプリは発展してなかったような……(帝國に初めて参加したころのお友達との連絡はポケベルだったよ!※2※2で会話してたよ!)。というか、わたしは決断力と行動力を持ち合わせた方向音痴なので、いつも初めての現場はお友達に連れてきてもらってたんですよね。はい、今回は臣民歴数十年で初のぼっち参加でした。でも、現場で古いお知り合いのかたとお会いできてご一緒させていただきました。ありがとうございました!

 そして開場待ちの確認をしていたのが、いきなり児玉中尉で倒れそうになった。剃り跡も青々しい(たぶんちょっと切ったっぽく血がにじんでいた)坊主頭で、軍服で、こまこまとよく働かれていて、ほんとに記憶のままでどうしようかと思いました。Twitterで最近のお姿は拝見してましたが、実物は9年ぶりですよ。いやもう駄目だわ。わたし児玉くん見たら駄目でした。顔が勝手ににやける。ほんとに自分が気持ち悪かった。

 そして始まったトークライブ。変わってないといえば、まあ立花大将はそりゃ変わりがないだろうと思ってましたが、草薙大佐もかなりの変わりのなさでしたね。ご自分でも「この童顔」とおっしゃってましたが、あれはなんだ。童顔というか可愛い顔立ちなのは初々しい初期式典からお変わりないんですが、老けなさすぎでほんとうにもう。そして、そんなに変わってないおふたりのトークがいきなり「老眼」の話題で始まったのは普通に面白かったです。
 
 トークの内容ですが、なんといってもこのおふたりのトークライブなので、話題が日常的なことから帝國の思い出話ところころ転がって自由に広がるのをただもう笑って聞いておりました。草薙大佐のメートルが上がる(この言い方も昭和だな)にしたがって、ワードセンスがキレキレになっていくのが面白くて面白くて。「おれはネットにハゲだと思われている!」には声出して笑った。草薙大佐、オモシロイ(©ロボ元帥)

 草薙大佐、グダグダになっちゃう酔いかたでなく、まともにおしゃべりしてるんだけど、目が違ってくるタイプの酔っぱらいで、こういうひとはホントに面白いのよ(笑)。それを受ける大将はもう大将なので文句がありましょうか。大将のひっかかるいろんなポイントがまた楽しい。大将って、ぱっと見でコワモテのおじさんなのに話し出すと可愛いギャップが素敵!な軍人さんなのですが、実はそこからもうちょっと独特のセンスがあって、わたしはそこが面白くて好きです。一口株主にこだわるとことか(笑)。

 そして、途中参加の風間少佐と長沢大尉もほんとに変わってなくて……。見てるこちらの老け具合を思うと、なんだろう精神世界ってヤバいのか、あの軍服にはなにか秘密があるのか疑念が湧きますね。ステージの上でわちゃわちゃと(主にハゲの話で)騒いでるリッターの皆さんを見てると、9年ぶりとか信じられない気持ちで笑ってました。

 もちろん、途中の臣民さんからのお題はみな年齢相応に生々しく(いちばん最初に読まれたのがわたしでーす。みんなお仕事大変だね!)、それに応えるリッターの皆さまの返答も社会経験を感じさせる重さとセンスで、そこらへんは、まあおたがい歳をとりましたって感じでしたが、それもまた楽しい。リッターと臣民、いっしょに年を取ってきたんですね、と思いました。

 日常的なお話が多かった中、個人的にざわっとしたのは、Vol.22の話が出たときでした。この式典は公演中に内容が変わり、当初は春木大佐と花嫁の幽霊Verのお話だったのが、仮面のリチャードのお話に変化したのですが、最終的にはリチャードの話であったこの式典を、それでも春木大佐の花嫁Verが好きという声がある……というお話で、まさに花嫁Ver大好き臣民だったわたしとしてはわが意を得たりとひたすら拍手でした。立花大将もある意味リチャードより花嫁Verが好き、と言って下さってめちゃくちゃ嬉しかった……。もちろん、いい話だけど、(当時の)帝國としてどうよというのは分かるんですけどね。わたしは春木大佐が主役の式典ずっと欲しかったし、あのセンチメンタルさ、悪くなかったと思うんだけどな……。終わった運命のやり直し、再構成による救いって幻創論ぽいし……(こんなことを20年言ってます)。

 あと、式典の裏話的なお話では尉官の旗振り位置で揉める話も楽しかった。小道具造りのバタバタとか、あの大変な時期の帝國の裏側を聞けるのは臣民として楽しいのひとこと。中将と元帥も大変だったけど、尉官のみなさまも大変でしたね……。

 さらに途中参加の加納中佐はもう変わってないってこれ以上繰り返すの面倒なくらいなんですけどこれまたほんとうに変わってなくてさすがでした。大将は加納中佐は舞台で目立った活躍がない?的なことをおっしゃってましたが、わたしはずっと「校長先生!校長先生!」とつぶやいてました(笑)。でも話す内容はお立場もあってか、めっちゃ社会人してましたね。

 そして、待ってましたの定光寺中将は、DVDで見た「会いに行ける元帥」からお変わりなかった。黒髪だったので、むしろVol.5とか思い出しちゃった。なんかもう14帝國は精神世界だからみんな老けないってことでいいかな。それ、臣民にも分けてくれないかな。

 そんな風にずっと楽しくおしゃべりしてて、話題が「終活」(もう『就活』じゃないんですよね……)になったところで、加納中佐が中将に、帝國の式典を、とお声がけしたのにはちょっと驚いちゃった。「会いに行ける元帥」で締めなんじゃないかなーとぼんやり思ってたので。

 もちろん即答できるような話ではなく、もう若いものにまかせたいという定光寺中将のお気持ちもよく分かりつつも、加納中佐や長沢大尉に脚本執筆を固辞されとうとう「児玉!」と叫んだ中将のお姿には爆笑しつつも涙を禁じ得ませんでした。児玉くんはご自分の活動でも書いているから、あんがい書けるのでは……と思わないでもないですが、そう言われたときの児玉中尉の苦笑いがめっちゃ楽しかった。あえてここまで書いてませんでしたが、舞台に上がっていないときも会場であれこれ動いてる児玉中尉はほんとうに働き者でキュートでついつい「まあ妖精さんが働いてるわ」とかつぶやいていたのはわたしです。ハラスメントだと思って自粛しました。

 そんな感じで、いろいろ思い出して笑っちゃったり楽しかったりであっというまの4時間だったんですが、最後の最後、R-istの公開練習という流れに。そこで。今回最高の変わらないオブザイヤーの五藤中尉のお姿を見て倒れました。待って。これはもう待って。申し訳ないですが、わたしがオレたちで五藤中尉のお姿を拝見したの、2012とかですよ。あの段階でそれなりのお歳と思われたのに、なんで変わってないんですか。あのグッドルッキングガイのままって、もはや吸血鬼ですよ。波紋の呼吸とかしてるんですか。カッコ良。ひさしぶりの「lovin’You」はとてもカッコ良くて、中将が「やりましょう」とひとこと言ったのも納得でした。わたし「残業」聞きたいな。

 しかし、つくづく思いましたが、R-istもそうなんだけど、帝國の今後なんて臣民の側からいえることなんてないのです。個人的にはリッターの皆さんが楽しく活動できるものならばまたぜひ拝見したいという気持ちだけですね。もちろん、式典は見たい。オレたち14帝國みたいなかたちでの復活があれば泣いちゃうけど、いちばんはリッターの皆さんの意思で、大好きなみんなが元気で仲良くしてれば、いちばん。あと、大事なところは、みんな健康で、長生きしてください。もうそれだけ。

 終了後は、ひさしぶりということで客出しでリッターのみなさまにご挨拶できてとても嬉しかったです。「会いに行ける元帥」も、その後のイベントもコロナで欠席続きだったわたしとしては「やっと」という思いでいっぱいでちょっと泣いちゃった。普段だったらぜったいに逃げるリッターのみなさまとのチェキもせっかくなので撮ってきました。恥ずかしかったけど、嬉しかった。いい区切りの記念になりました。あんな機会を与えて下さってほんとうにありがとうございました。

 というわけで、トークライブの感想でした。内容がちっとも具体的でないふわっとしたもので申し訳ないです。それでも、こうやって現場に参加した記録を残しておかないと、あんがいいろんなことを忘れてしまっているということをこの数年の出来事で思い知ったため、書きました。ひさしぶりにリッターの皆さんのお姿を拝見できて、楽しい時間をありがとうございました、という思いでいっぱいです。ぜひまた、と思います。ありがとうございました!

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