
「花狩」田辺聖子(清流出版)
田辺聖子、デビュー長編です。 事前知識なしで読みだしたら、明治生まれの女性のそれはそれは苦しい生活を描いた作品だったので、どうしよう...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
田辺聖子、デビュー長編です。 事前知識なしで読みだしたら、明治生まれの女性のそれはそれは苦しい生活を描いた作品だったので、どうしよう...
先生絶好調。 すでに竜は遠景にすぎないけれど、世界を支える芯でありつづけ、夜叉は竜と同じ目線で世界を見る女となる。世界は…って、なん...
著者の元に漂ってきた99の物語。いわゆる実話怪談集です。 エッセイ的に軽く読める内容だけど、この世で一番恐ろしいものは人間の心、...
5編が収録された短編集です。 若い時のもどかしさ、中年以降のこみいった人生の力加減。書かれた年代はバラバラかもしれないけれど、どれも...
ニコルソン・ベイカーなど、個性的な海外文学作家の翻訳で知られる著者の選んだ、「愛にまつわる物語でありながら、普通の恋愛小説の基準から...
天才とは、才能とはなんだろう?という疑問に答えてくれる一冊。具体例が多くて分かりやすいです。 つまりは、人間の能力は持って生まれた才...
ぼちぼち読んでいる田辺聖子です。長いキャリアがある作家なだけに、さまざまな版形で本が出ているのですが、これはごく最近ハードカバーで再版...
いちばん最初に読んだ読書日記(URL)のおすすめ本がとても自分の好みに合っていて、それがきっかけで読むようになった作家です。こういう好...
詩集がすごく好きだった著者だけど、エッセイも読んでみました。 とことん捻って素直でなく、ねじくれて面白い。日記、追悼文、書評、随筆、...
いわゆるビジネス書ではあるけれど、シンプルで自信ある語り口に、するすると読まされました。 ここで取り上げられているのはあくまで会社作...