「哭きの竜・外伝 (7)」能條純一(竹書房)
先生絶好調。 すでに竜は遠景にすぎないけれど、世界を支える芯でありつづけ、夜叉は竜と同じ目線で世界を見る女となる。世界は…って、なん...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
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著者の元に漂ってきた99の物語。いわゆる実話怪談集です。 エッセイ的に軽く読める内容だけど、この世で一番恐ろしいものは人間の心、...
5編が収録された短編集です。 若い時のもどかしさ、中年以降のこみいった人生の力加減。書かれた年代はバラバラかもしれないけれど、どれも...
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ぼちぼち読んでいる田辺聖子です。長いキャリアがある作家なだけに、さまざまな版形で本が出ているのですが、これはごく最近ハードカバーで再版...
いちばん最初に読んだ読書日記(URL)のおすすめ本がとても自分の好みに合っていて、それがきっかけで読むようになった作家です。こういう好...
詩集がすごく好きだった著者だけど、エッセイも読んでみました。 とことん捻って素直でなく、ねじくれて面白い。日記、追悼文、書評、随筆、...
いわゆるビジネス書ではあるけれど、シンプルで自信ある語り口に、するすると読まされました。 ここで取り上げられているのはあくまで会社作...
東京拘置所医務技官という立場から、死刑囚との関わりを突き詰めた精神科医でもあり、作家でもある著者、語り下ろしの幸福論です。1929年生...