「血族」山口瞳 (文春文庫)
自己の出生にまつわるなにかについてけして語ることが無かった母。その母が隠し続けた事実をさぐることにした「私」。時にためらい、壁にぶつか...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
自己の出生にまつわるなにかについてけして語ることが無かった母。その母が隠し続けた事実をさぐることにした「私」。時にためらい、壁にぶつか...
桜庭一樹の読書本で知りました。もちろん、女優である著者のことは知っていたのですが、本を書いているとは知らず、それも、エッセイにとどまら...
親しみやすく平易な文体で、医学から基礎科学まで驚くほど広い分野をカバーし、最新の科学研究が取り組んでいる事を解説してくれる良書です。 ...
「渋滞学」という社会の流れが詰まる事の専門家が語る仕事や生活のアイデアについての本。 その部分も興味深く役に立つけれど、研究者として...
両親の死後、残された4人の子供たちは、その死を隠して自分たちだけで暮らす道を選ぶ。夏休みという短い期間でも、子供だけで築かれる家庭は、...
800字内で収まる日本と中国の怪談文藝を100篇収録した内容。 古典から最新まで多くの作家の味比べが出来て愉しかったけど、出来ればも...
かのKingOfPOPについての丁寧な伝記。 しかしそれに終わらず、我々はかれについて余りに偏った目線でしか見てこなかったのではない...
エッセイ。作者がこれまで飼ってきた7匹の猫にかこつけて、自分の人生観などを語る内容です。 ちょっと日本人の猫好きとは感覚が違う部分(...
好きな読書のジャンルを問われれば、ミステリ、幻想、奇妙な味に、サイコサスペンス系ホラーと答えるわたしですが、実は、いわゆる自己啓発本や...
「博士の愛した数式」などで知られる作家、小川洋子が、自分の好きな短篇を集めたアンソロジー。わたしは小川洋子については、何冊か読んだこと...