「LUPIN THE THIRD Special Live in OKAYAMA “Lupintic Chiristmas”」Yuji Ohno & Lupintic Six(岡山・CRAZYMAMA KINGDOM)感想

 というわけでメリークリスマス。行ってきました!

 早速ライブレポと参りたいのですが、わたしは大野先生のライブは二回目ということで、昔からのファンの方からすれば、おかしなことを書いているかもしれません。また、MCの内容、曲目等のネタばれ?もありますのでご注意を。当然のことながら、録音などもしておりませんので、あくまで記憶に頼った記述となります。なにか問題などありましたら、メールフォーム等でご示唆頂けると有難く思います。どうぞよろしくお願いします。

 というわけで、まずはセトリです。

1.Buono!Buono!
(MC)
2.ラブ・スコール
(MC)
3.ちゃんと言わなきゃ愛さない
4.セーヌの風に……
(MC)
5.赤鼻のトナカイ
6.ザ・クリスマス・ソング
(MC)
7.銭形マーチ
8.TORNEDO
(MC)
9.ルパン三世愛のテーマ
10.ルパン三世のテーマ
En.サンバ・テンペラード

 見ればわかると思いますが、最高でした。基本的にLupintic Sixさんはセトリを細かく変えたりはしないんだろうなと思いますが、そもそも神曲揃いなので何の問題もありません。今回、地元のライブハウスでの大野先生のライブに参加できる、しかもクリスマスイブという条件に、やっほーと声を上げてわたしはチケットを取りました。すると、信じられないような神整番が来たんですよ。おかげで大野先生をしっかり眺めさせていただける場所に陣取ることができました。わたし、今年最後の運をここで使い果たした。しかも、大野先生のすぐ後ろには、ミッチー長岡さんがいらっしゃった!キャー!(悲鳴)←Lupintic Sixさんでのわたしの推しです。

 ミッチーさんといえば、どんなバンドでもベースかボーカルに迷う人生を送ってきたわたしにとっては、もう信じられないようなイケおじが、指弾きでテクいベースを聞かせてくださるという、え?わたしチケット代以外になにをすればいいの?という気分になってしまうベーシストです。あの指弾きベースは重要無形文化物か何かに指定すべきではないかしら。とにかく、こちらのアー写をご覧ください(URL)。ヤバい。あーでもホンモノはもっともっとカッコいいのです……。もちろんLupintic Sixさんは、ミッチーさんだけでなく、各種取り揃えた感じのイケメン揃いですけど!
 
 しかしわたしはすごい近距離で観察できた、大野先生のお姿にも釘付け。こうやってリアルで間近に拝見すると、普段、雑誌やウェブ媒体で拝見するお姿よりもずっと若々しい。77歳には見えないです。MCのときにはちょっと緊張したようにせわしなく体が揺れるし、演奏中も、ノってこられると立ち上がって弾いちゃうあたりとかのヤンチャさが楽しい。そう言えば途中のMCで、ギターの和泉さんが、「みんな新しいルパン(PART5)を見た?」と聞いた時に、客席の反応が芳しくなかったのですが(岡山ではいまだに地上波放送ないですからね……)、それを聞いた時の大野先生の「死刑死刑死刑」というつぶやきには笑いました。先生カッコいい(笑)。

 わたしは音楽的なことは分からないし、ジャズ方面の素養も皆無に等しいので、音楽的なことは言えません。ので、こんなことをあえて言うのはかえって失礼と知りつつも、やはり思ったので言ってしまうんですが、ほんとうに演奏がうまいバンドって気持ちよく聴けますね……。おひとりずつ挙げていけばきりがないんですが、わたしはリズム隊びいきのところがあるので、市原さんのドラムがとくに良かったです。あのね、派手さはないけど単調ではないの。狙った音が奇麗に的確に落ちていく手堅さで、とんでもなくカッコいいドラムを叩いてくださるの。もちろん、それに寄り添うミッチーさんのベースのすばらしさは言うに及ばず。さすがお二人とも、40年前の「ルパン三世のテーマ」収録に参加しただけあるキャリアの持ち主です。

 個人的なハイライトは、やはりクリスマスということで特別に聞くことができた、大野雄二先生アレンジのクリスマスソング及び、ご当地ソングですね。クリスマスソングは誰もが知っている名曲をしっとりと、でも軽妙にアレンジしてて、とても楽しかったし、ご当地ソングは、岡山ということで知っているワード「吉備団子」「マスカット」の二つの語句を最大限に使った楽しいものでした。

 もちろん、ルパン曲それぞれも本当に楽しかった。カッコよかった。毎回、アレンジがどこまで違ってるのか分からないんですけど、音源とは全然違う展開で繰り広げられるにもかかわらず、着地点はいつもしっかりおなじみの曲で、その流れが聴いていてとてもエキサイティングなんですよね。今回も「TORNEDO」が良かった。トランペットの松島さんの音が会場内に鳴り響いた瞬間に、あの次元大介の背中が浮かぶのです。ほんとうに、まさに次元のテーマ曲なんだなと思います。次元の抱える孤独も強さも、不思議なほどの魅力も、あの曲で表現されている。最高です。

 とにかく、カッコよくて楽しくて、あっというまの一時間半でした。ライブ終了後にはお約束の物販もありまして、わたしはついマフラータオルを購入。だってビアグラスは売り切れだったし、和泉さんが「今治産」と強調してたし!CDはどうしようかな……。自分へのクリスマスプレゼントはあれこれと買ってしまったしな……と迷っていたのですが、一定金額以上購入すると、Lupintic Sixオリジナルチケットホルダーをプレゼントというお知らせが。ははは、それはもう前回のライブで入手したからそんなものには惑わされませんよ、と思ったのですが、絵柄が違ってたー!というわけでこんな感じになりました。

 それにしても、Yuji Ohno & Lupintic Six、本当に良いライブでした。たぶんセトリもMCもそんなに変化することはないんだろうけど、それでも何回でも行きたい、飽きないバンドです。大好きなルパンの名曲が聴けるというのはもちろんですが、和泉さんの軽快なトーク(でもよく噛む)(そして噛んだ自分のほっぺを叩いちゃうとこが可愛い)をはじめとして、メンバーの雰囲気が良いのが楽しい。余裕がある。そして、みんな和気あいあいとしつつも、演奏となると、すごいテクをそう気づかせない安定感で披露しちゃう。でもやっぱすごいもんだから、聞いてる側はそのままノックアウトされちゃう、そんな感じなのです。ガチで倒れますよ(笑)。プロに言う言葉じゃないけど、ほんとうにうまい音って聞いてて気持ち良く倒れちゃうんですよ。そしてなんどでもノックアウトされたくなるのです。

 というわけで、また機会があれば大野先生のライブには参加するつもりです。ほんとうに楽しかった。最高のライブでした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です