TVシリーズPART2(新ル)ジゲフジセレクションVol.1

閲覧前のご注意です。

・なにを持ってジゲフジ場面と判断するかについては、すべてわたし(とりこ。)の独断と偏見と妄想によります。
・よって、ふたりの会話、接触場面が基本的なものとなりますが、単にたがいのことに言及したり、同じ場面に存在して隣に立っているレベルのものまで拾っていることもあります。
・該当場面が見当たらない話は題名のみ記載しています。また、「この場面はとてもジゲフジなのに記載されていない」とお思いの箇所がありましたら、ぜひぜひ拍手あるいはメールフォームでお知らせください。ええ、わたしも、もっとあると思うんですよ。
・各場面の紹介のあとに付している数字は、OPからの経過時間(参考配信:Hulu)です。あくまで目安ていどですが、ご視聴の際の参考にしてください。
・ここではジゲフジ場面のみの感想ですが、過去に全体的な感想を書いている話には感想へのリンクを張っています。よければどうぞ。
・とうぜんですが、すべて本篇のネタバレとなります。ご注意ください。

☆☆☆☆☆

第1話「ルパン三世颯爽登場」(感想)

五エ門にくわえていたパイプをまっぷたつに斬られてしまう次元。そのパイプの火に煙草の先を寄せる不二子。
次元「ダイヤを散らしたシガレットホルダーか。どこの金持ちジジイから巻き上げたんだい、不二子ちゃん」
不二子「五年ぶりの再会よ。巻きあげただなんてセンスのない挨拶しないで」
(4:55)

 あのう、新ルパン第1話の開始5分で、いきなりジゲフジ場面を頂けたというか、次元と不二子のふたりが初めてそろった場面がいきなり、シガーキスってこれどういうことですかね。新ルパンってそういうことだよって言うスタッフさまからの目くばせみたいなものですかね、受け取った。しかし、次元さんが、あからさまに不二子ちゃんに気安い感じなのが、旧ルの1話をほうふつとさせます(これから話数が進んでいくにつれて、どんどんツンツンしていくのも同じですね)。

第2話「リオの夕陽に咲く札束

ヘリに乗り込み、逃げようとする一味。操縦桿を握った次元の隣に不二子がいる。(21:00前後)

 これだけ?ですが、このふたりにはちょくちょくこういう場面があって、それが目に入るたび「まあお似合い」とかいうわたしのような人間にとっては、立派なジゲフジ場面なのでお許しください。お揃いの作業服なのもポイント高し(まあ、ルパンたち全員そうなんですが)。その後も、終わりまでずっと並んでいるので(ヘリの中なので移動しない)、ふたりのツーショットを楽しめますよ。

第3話「ヒトラーの遺産

不二子「ルパン!」
次元「おれたちゃドイツに遊びに来たんじゃないんだぜ、おい
」(2:00前後)

 冒頭からツーショットありがとうございます。ルパンを叱るときは珍しくタッグも組むおふたりです。このあと、水に落ちたルパンを見て顔を見合わせて笑う、なんて場面まで!

第4話「ネッシーの唄が聞こえる

ルパン「こういう暮らしはおれに向いてないんだ」
次元「峰不二子のいない暮らしは、な。だろ?」
(2:20前後)

 なにを笑顔でしれっと言っているのか。この後ルパンの妄想でビキニ姿の不二子ちゃんが現れるんですが、それが新聞広げてる次元の隣という……。

次元「不二子の歌声か」
不二子「あたしの?」
ルパン「でもよう、ネッシーも物好きな……(笑)」
不二子「そうよ、なにがおかしいのよ!」(18:44前後)

 ルパンに合わせて笑う次元に食ってかかる不二子。正面から叱られると、とたんに笑うのを止めるのが可愛いな。

第5話「金塊の運び方教えます

黄金カーに乗って逃走中、後部の荷台から身を乗り出している不二子と語らう次元(14:20)

 そんなところまで拾うかと言われそうですが(声はなし)、なんかいい雰囲気だったので、つい。次元は隣のルパンに話してるのかな?と思ったけど、不二子ちゃんが可愛らしくまばたきしてるので、ふたりがお話してるのだと思います。

次元「はっ、尻振って逃げるなんざ、やっぱり女だねえ」(21:30)

 なんと直球の昭和のセクハラ!(ひどい)逃げる不二子ちゃんの車を追いかけながらの一言ですが、どこか余裕がありますね。この話の最後には不二子より黄金カーの方が魅力だとかうそぶいてましたけどね、このひと。

第6話「ピサの斜塔は立っているか

不二子「いま積み込んだわよ」
次元「了解」
(9:10)

 ヘリが身代金を積み込むのを監視している不二子ちゃんからの連絡を次元が受ける。それだけの場面なんですが、ふたりの声が秘密めいたささやきでよろしいです。

第7話「ツタンカーメン三千年の呪い

不二子「次元はいったいどうしたって言うのよ」
次元「おれか? おれは水虫がかゆくってな」
不二子「なによ、たかが水虫くらい」
次元「水虫を馬鹿にしちゃいけねえぜ。おれの水虫がこんな調子にうずくとき、必ず良くないことが起きる。おれが初めて警察に捕まったときもこんなだった」
不二子「フンっ、あんたたちがそんなに意気地なしだなんて思わなかったわ」
(4:38秒前後)

 治療して(真顔)。それはともかくルパンを前に五エ門とともにやる気が出ないことを現しての台詞です。もちろん不二子ちゃんはあきれ顔ですが、新ル初期不二子ちゃんらしい北原作画で、目が大きくて本当に美しいんですよね……。

次元「不二子!」(16:40 )

 ツタンカーメンの仮面をかぶってピラミッドの上に現れたルパンを救出しようと、三人が頑張る場面なのですが、次元さんが本気で不二子を呼ぶ声を聞くことができます。ジゲフジ場面かって言われたらまあ違うんですけど、つい……。

次元「……ルパンの様子はどうだ」(17:55)

 夕日が沈むナイル川の水面を見つめる不二子を見てのひとこと。このあとは、不二子のルパンへの想いを慮っての会話になりますが、この一瞬、不二子を見るときの次元さんの顔がいいんですよね。ぶっちゃけ、この話自体はルパフジ話だと思いますが、次元さんは不二子ちゃんにひそかに惚れてるんじゃないかなーという雰囲気がにじみ出てるところだと思います。

次元「不二子、おまえやっぱりルパンを……」
不二子「勘違いしないで。あたしはただ、元のルパンに戻ってほしいだけよ。世紀の大泥棒、ルパン三世に」
次元「……おれたちもさ」
不二子「こんなもの、さっさとと返してきちゃって!」
次元「よし、ルパンのことは頼んだぜ」
(18:35前後)

 そう思うと、ツタンカーメンのマスクを受け取ったときの次元さんの笑顔が尊いのですよね。世紀の大泥棒ルパン三世が大好きなのは、次元も同じだから。

 この話の全体的な感想は、こちら(URL)。

第8話「ベネチア超特急

次元「ちぇっ、ルパンのやつ、大事の前だってのに、不二子とイチャイチャしやがって……」
次元「こらルパン、デレデレするな、デレデレ!」
(2:15前後)

なんとまあ直球のヤキモチ。まあ普通に見たら不二子にヤキモチ妬いてるようにしか見えないんですが。

第9話「浮世絵ブルースはいかが

次元「不二子のやつ、おれたちを相手に大芝居を打つなんて、まだまだ十年早いぜ」(21:50)

 不二子ちゃんをひっかけて、嬉しそうな次元さん。まあぎりぎりまでころっと騙されてたんですけどね。

第10話「ファイルM123を盗め」(該当場面なし)

第11話「モナコGPに賭けろ

次元「おい、よせよルパン。不二子の持ってくる話にはろくなものがないんだから」
不二子「あら、ずいぶん嫌われたわね
」(9:30前後)

 相変わらず不二子ちゃんには警戒心丸出しですが、不二子ちゃんにスルーされるあたりも相変わらずです。でも、このあと不二子ちゃんの持ってきた話にすぐ乗り気になっちゃうあたりが、あんがい次元さんもチョロいんだよな……(そこがいい)。

次元「そろそろやるか」
不二子「いつでもオーケーよ」
(16:17前後)

 なにを(違)。このふたり、いがみあっているようで、お仕事モードになると良い雰囲気になりがちなのですが、この場面でも、耐火服を着ているせいで、次元さんの目がはっきり見えていることもあって、ふたりのアイコンタクトがばっちりなのです。いいよいいよー。

不二子「さーあ、あたしたちも準備しましょ、次元さん(ウィンク)」(18:27前後)

 とか言ってたら! からかうように言っておいて。ウィンクまでしちゃうんですよ。次元さんも微笑んでるんですよ。先に五エ門を行かせておいて、ふたりきりでなにを準備するつもりなんですかね。ここの不二子ちゃん、超可愛いのです。

第12話「大統領への贈り物」(該当場面なし)

第13話「サンフランシスコ大追跡

次元「ダイヤに目がくらんでおれたちを裏切るなんざ、不二子もやっぱり女だねえ」(21:11前後)

 いつもの不二子ちゃんの裏切りを目の当たりにして、怒るよりもあきれ気味のコメント。こういうニュアンスはちょっと珍しいかな?

第14話「カリブ海の大冒険
第15話「名探偵空をゆく
第16話「二つの顔のルパン
第17話「オイルダラーを狙え」(以上の話では該当場面無し)

第18話「ブラックパンサー

ルパン・次元・五エ門「♪ハッピバースデイトゥユー、ハッピバースデイトゥユー、ハッピバースデイディア不二子ちゃん、ハッピバースデイトゥユー♪」(21:05前後)

 これ、ジゲフジ場面というよりは、なんてつきあいがいいんだ次元さん場面な気もします。でもコバキヨさんのあのいい声で軽やかに♪不二子ちゃん♪なんて歌われるとドキドキしますよね。

次元「そりゃねえだろ、不二子。ルパンの真心も分かってやれよ」(21:19前後)

 しかし不二子ちゃんに振られたルパンを気遣うこの言葉。次元さんホントにやさしいな(ルパンに)。

第19話「十年金庫は破れるか

次元「ま、腕試しもほどほどにしないと、そのうち大怪我をすることになるぜ、ルパン」(05:20前後)

 ルパンが盗みに入った屋敷で女の方の腕試しをした、なんてことを不二子ちゃんの前で言うもんだから、不二子ちゃんが怒って出て行ったのを見届けてのこの台詞。深読みしたくなりますよね。

次元「おい不二子。的の矢をとってくれないか」
(寝ころんだまま適当にダーツをしてた次元が不二子に言う。すると不二子は錠太郎に手錠をかけられる)
次元「おい坊や。わるふざけはそれくらいにして、いいかげんにそれを外してやんな!」
(16:45前後)

 ダーツしてた次元さんが気安く不二子に矢を取ってくれと頼んだせいでこんなことに。とたんに起き上がって怒っちゃう次元さん。なんだか自然な雰囲気で、あれ?このふたりつきあってたっけ?という気分になりますね。

 不二子「開けゴマで開くようになってたのね」(22:00前後)

 そして紆余曲折の結果、無事に千年金庫は開いて、不二子の手首の手錠の鍵も手に入るのですが、ここで不二子ちゃんの手錠を外してあげてるのが次元というあたりがまた。もう!

第20話「追いつめられたルパン」 
第21話「五右ェ門の復讐」
第22話「謎の女人館を探れ
第23話「第4次元の魔女
第24話「怪盗ねずみ小僧現わる」(以上の話では該当場面無し)

第25話「必殺鉄トカゲ見参

次元「来てくれたのね、じゃねえぜ不二子。入ったら最後、出られるところじゃないんだ、ここは」
五エ門「地獄の監獄だ」
不二子「そうなのよ、まったくの通りゃんせ」
次元「ちえっ! こっちまで巻き添えを食わせやがって、まったく!」
(9:47前後)

 しどけない姿の不二子ちゃんに文字通り巻き込まれた次元はあきれ顔。いつものやりとりですが、不二子ちゃんに腹を立てる次元はいいものです。

第26話「バラとピストル」(感想

ルパン「峰不二子に似ているようで似てない」(05:00前後)

 この話は悪女リンダに惚れてしまう次元さんの話なので、もちろんまったくジゲフジではないのですが、その悪女リンダを見てのルパンのこの台詞、ジゲフジ派にとっては意味深ですよね……。

第27話「シンデレラの切手はどこへいった

次元「おれまでおじさんにする気か?」
不二子「次元まで始める気?」
次元「しかしな、おれは独身貴族の次元で売ってるんだぜ」
不二子「そんなことどうだっていいでしょ」
(06:20前後)

 小生意気な少女のペースに乗せられてるルパン一味ですが、車を運転する次元の助手席に自然に収まってる不二子という並びはたいへんによろしいかと存じます。このやりとりも短いながらふたりの仲が気安い感じで可愛い。

第28話「女刑事メロン

次元「あんな気まぐれ女のことより、いいから札束のことを考えろ。札束は裏切ったりしねえ」(05:30前後)

 不二子ちゃんのことを考えて腑抜けになってるルパンに対し、この台詞。次元さんはあれで不二子のことを本質的に表現できるんですよね。

第29話「電撃ハトポッポ作戦

次元「不二子のことを考えてるとろくなことにならん。そう考えてるんだな、ルパン」(03:00前後)

 冒頭から不二子ちゃんのことでハッスル(死語)するルパンは分かるのですが、次元さんはなんでこうなにかというと不二子不二子といらだつんでしょうね、という心境になってきました。いや本当に、なにかっつーと、不二子、なのよ……。

第30話「モロッコの風は熱く

次元「よくまあ、ああ腰が動くもんだなあ」
不二子「あらそうかしら」
(2:30前後)

 この話、冒頭からモロッコの市場を堪能している次元と不二子のツーショットが拝めます。ダンサーの踊りに対抗して自分も踊る不二子ですが、それを見る次元さんも微笑んでて良い感じ。この後、ルパンはふたりの前から姿を消しますので(それが話のメイン)、あとはふたり仲良く観光とかしてたらいいなあ……(ルパンを探してるだろう、というツッコミはなしで)。

第31話「白夜に向かって撃て」(該当場面なし)

第32話「ルパンは二度死ぬ

次元「おい、目を覚ませよルパン。峰不二子はどうせそんな女だ。平気でおれたちを売る女なんだよ」(02:53前後)

 次元さんの通常運行です。本当にこの人はルパンとは違う意味で、なにかと言うと、不二子不二子だな……。

第33話「オリオンの王冠は誰のもの
第34話「吸血鬼になったルパン」(以上の話では該当場面無し)

第35話「ゴリラギャングを追っかけろ

次元「不二子、よくも煮え湯を飲ませてくれたな。おれたちの宝石を洗いざらい出させたあげく、ゴリラを使ってかっぱらうとは、ひでえことするな」
ルパン「まさにごりっぱ。お見事でしたよ、不二子ちゃん」
次元「はっ、なにがごりっぱなもんか、こいつはな、詐欺師だ!」
(20:29前後)

 え? 知らなかったのですか! と茶化したらマグナムを突きつけられそうな次元さんの怒りっぷりで、ジゲフジ場面というにはあれなんですが、まあ、次元さんがここまで正面切って不二子に真面目に怒るのも実はレア。手首まで掴んで、横っ面のひとつも張ってやろうかと言わんばかり。ちょっと怖いくらいなんだけど、こういう面あってこその次元だよねーと思います。そして、ルパンの台詞は、もしかして、ゴリラとごりっぱをかけてるのかなあ、と思うと、ルパンの余裕はさすがだなあって感じですね。

第36話「月影城の秘密をあばけ

不二子「次元、気分はどう? 病院は行ったの?」
次元「いや。しかし、もういいんだ」
五エ門「風魔の目つぶしだ。今日にも良くなるだろう」
不二子「なに言ってんのよ、人のことだと思って。次元、あたしが一緒についていってあげるわ。さ、行きましょう」
次元「いやあ、すまんな……」
(12:51前後)

 目つぶしを受けて寝込んでる次元さんを心配する不二子ちゃんが、肩を貸して医者に連れていくという、まごうことなきジゲフジ場面! と思いきや、これは敵の変装でした。せつない。でも、次元さんは、さすがに弱っているときには不二子ちゃんにもツンツンせずにお礼まで言っちゃうと分かったのはジゲフジポイントだと思うの。

第37話「ジンギスカンの埋蔵金」(該当場面なし)

第38話「ICPOの甘い罠

次元「相手は峰不二子だぜ?」
不二子「ルパーン! 無駄な抵抗はやめておとなしく出てらっしゃい!」
次元「そーらみろ」
(12:44前後)

 不二子に追われる身となったルパンに対し、どこか冷たい次元と五エ門。不二子ちゃんにはかなわねえよ、と言ってるみたいで萌えますね。

第39話「香港の夜空にダイヤは消えた」(該当場面無し)

第40話「ミサイルジャック作戦

不二子「そういうこと。で、どう?」
ルパン「どうって……」
次元「そう、どうって、黙って見ているわけにはいかねえなあ」
(2:10前後)

 ルパンたちにお宝の話を持ち掛けてきた不二子ちゃん。不二子の持ってきた話に、珍しく乗り気な次元さんですが、その次元さんに一瞬、視線を向けて笑んでいる不二子ちゃんがいい感じです。

第41話「かぐや姫の宝を探せ

次元「あの女はそういう女さ。おれたちを銭形に売ったのも不二子だ」(20:28前後)

 いろいろとアレな話がまぎれこんでる新ルですが、そのなかでもなかなかのトンチキさで決して嫌いになれない話です(個人的見解)。冒頭のカジノで調子に乗ってる次元さんが可愛いの。しかし、そのななかでも、不二子に関することでは次元さんはこの通常運転でした。

第42話「花嫁になったルパン
第43話「北京原人の骨はどこに」(該当場面無し)

第44話「消えた特別装甲車

次元「くっそ、暑いな、ちきしょう。いまごろ五エ門と不二子のやつはマイアミあたりでのんびりとバカンスを楽しんでいるころだぜ」
ルパン「言うな言うな、今回の仕事は気が乗らねえって勝手に遊びに行っちまいやがって。薄情なやつらだ」
次元「……おっ。ヒヒヒ、ざまあみろってんだ」
(13:40前後)

 ゴエフジ……?(違)。しかし、五エ門と不二子がサーフィンを楽しんでいるところを次元が想像するっていうだけでもなぜ、という感じですが、さらにふたりが波から落ちるのを想像して喜ぶって。ヤキモチ?

第45話「殺しはワインの匂い

次元「ふん、当分峰不二子のことを忘れていてくれりゃ、宝石の一つやふたつ、安いもんだろ」(05:10前後)

 盗んだ宝石の一つをルパンにねだられて、まっさきにこんなこと言うのがあれですね。もっとも、ここで不二子の名前を出しちゃったから、ルパンは不二子のことを思い出しちゃうんですが。

ルパン「なあ次元。プレゼントする宝石、どっちがいい?」
次元「不二子か」
ルパン「いやいや、カワイコちゃん」
次元「まず、不二子にやるのを選べ。残ったのがカワイコちゃんだ」
(07:00前後)

 ここ、さらっと言ってますけど、要するにまず優先されるべきは不二子ちゃんってことですよね。なに言ってるんですかね、このひと。

(で。この話の後半で次元さんが不二子ちゃんをプールで溺れさせかける展開があるわけですが、さすがに接触があるとはいえ、ジゲフジ場面としてカウントする気にはなりませんでした。お察しください……)

第46話「ルパン お高く売ります」(該当場面無し)

第47話「女王陛下のズッコケ警部

次元「時間だよ」(07:55前後)

 ルパンと不二子のキスを絶妙のタイミングで邪魔する次元さん(と五エ門)。意地悪でいいな!

第48話「非常ベルにルパンは笑う
第49話「可愛いい女には毒がある
第50話「私が愛したルパン(前篇)」(以上の話では該当場面無し)

第51話「私が愛したルパン(後篇)

不二子「助けてえー!」
次元「不二子、どうした」
不二子「お化けが、お化けが……!」(次元に抱きつく)
次元「悪い気持ちじゃねえが、いまはそれどころじゃない」
(14:30前後)

 はい、来ました、新ル屈指のジゲフジ場面、屈指ていうかほかにあるのか疑問だけどこれは間違いなくジゲフジ場面、だって抱きついてるもん!な例の場面です。わたし、何十回見たんだろうな、これ……。ゾンビに怯える不二子ちゃんに抱きつかれ、帽子の下から目をのぞかせてキョドっちゃう次元ちゃん可愛すぎ。しかも「悪い気持じゃねえ」んですよ、やだもう!

不二子「駄目よ、もう勝ち目はないわ。逃げましょう」
次元「男ってのはな、負けると分かっていても戦わなきゃならん時があるのよ。それに、ルパンを放り出して逃げられるか、行くぞ、五エ門!」(17:45前後)

 次元さんカッコいいんだけど、これはやはり、直前に不二子ちゃんに抱きつかれてなにかスイッチ入っちゃったのかな? それはそれでとても可愛い。まあ、不二子ちゃんは「男ってどうしてそうカッコつけたがるの?」とあきれてるわけですが。でも不二子ちゃんにも次元がカッコつけてるってのはバレてるんですよね。いいないいな、そういうの!

☆☆☆☆

 ……はい、というわけで、TVシリーズPART2(新ル)のジゲフジセレクションVol.1でした(全三回になる予定です)。このVol.1でのふたりは、どちらかというと次元がずっと一方的に不二子ちゃんにイライラしっぱなしなのですが、ときたま、その距離がすっと近くなる場面がある感じですね。砂漠の中の砂金くらいの割合ですが。

 しかし、その第一回を、あの「悪い気持ちじゃねえが」でしめられたので、個人的には大満足です。わたし、この場面だけ何十回繰り返してみたか分かりません。これ以降、どんどん二人の距離が近づけばいいな!と期待しながらこの後も追っていくつもりです。もちろんすでに何回も全話再見してますが、希望は捨ててません。よろしくお願いします。

 個人的に、ここまでの新ルで、ジゲフジセレクション的な意味でおすすめエピソードは、第1話「ルパン三世颯爽登場」第11 話「モナコGPに賭けろ」第51話「私が愛したルパン(後篇)」です。みなさまの今後のご視聴の参考になれば幸いです。この調子で続けていきます、ついてきてね!

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