「海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選 」ジュール・シュペルヴィエル(みすず書房) 2010/10/21 本の感想, 短篇小説(海外) とても詩的でとりとめもなく、夢のようで幻想的な20の短篇が収められています。 ここにいるのは、水死した娘や海の上の村に住む少女。人間的な神々たち。けれど不可解さはなく、かわりに根底に流れるのは、ため息が出るような静かな切なさのようです。美しい短編集です。 WEB拍手 0