「お手紙下さい」田辺聖子(ポプラ文庫)
5編が収録された短編集です。 若い時のもどかしさ、中年以降のこみいった人生の力加減。書かれた年代はバラバラかもしれないけれど、どれも...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
5編が収録された短編集です。 若い時のもどかしさ、中年以降のこみいった人生の力加減。書かれた年代はバラバラかもしれないけれど、どれも...
22編の短篇が収録されています。 とても川上弘美らしい短編集としか言いようがなく、ファンなら楽しめて当然で、入門書としても、これがダ...
奇想が詰まった短編集。 ごく普通の日常から足をふっと踏み外したときに、世界はじんわりと様相を変える。どの短篇もそんな雰囲気に満ちてい...
21の掌編が収録されています。 読んでいると、著者ならではの幻想味とわずかなせつなさ、香りほどの悪意がひろがる世界です。多くの中から...
5つの短篇が収録されています。 どの短篇も、人間の恋とおかしみが心地良くて気持ち良く楽しめます。とくに、勢いよくならべ立てられる河内...
30年前の短篇集。なかでも「冥王星」が、まがまがしく恐ろしく、多分、現在では発表されるのを躊躇われるような内容で、しかし名作。怖い。
先日読んだ「小川洋子の偏愛短篇箱」(感想はこちら)に収録されていた「お供え」のすごさにひっくり返ったため、それを収録している同題の作品...
桜庭一樹の読書本で知りました。もちろん、女優である著者のことは知っていたのですが、本を書いているとは知らず、それも、エッセイにとどまら...
800字内で収まる日本と中国の怪談文藝を100篇収録した内容。 古典から最新まで多くの作家の味比べが出来て愉しかったけど、出来ればも...
実際に起こった事件を素材にしたフィクションが収められています。要するに週刊新潮の「黒い事件簿」です…というのは乱暴にすぎるでしょうか。...