「少年になり、本を買うのだ」桜庭一樹(創元ライブラリ)
これはすごい。この世に傑作は存在するが、知らずにその書棚の前をなんども、なんども、なんども、フンフン鼻歌を歌いながら通り過ぎてしまうの...
これはすごい。この世に傑作は存在するが、知らずにその書棚の前をなんども、なんども、なんども、フンフン鼻歌を歌いながら通り過ぎてしまうの...
南北アメリカ、アジア、アフリカの傑作短篇が20編収録されています。 正直言って私には高度すぎる内容の作品も多かったけど、張愛玲「色、...
転落エリートの私を救った世界最高の仕事、という副題通りの内容ながら、スタバに何の思い入れもない私には正直言って本当かなこれ、と思えるく...
芥川賞作家によるエッセイ集。 気負わない感じで、日々の気になる事を語る内容。それでも、ところどころにくすっと笑わされるところや、生の...
どこかもの哀しい。寂しい匂いのする恋愛小説です。 自分の気持ちもままならないまま、もちろん他人の気持ちもどうしようも出来ない。都合の...
様々な状況で問われる「正しさ」とはなにか。とっつきにく内容にも関わらず、評判のベストセラーとなるのは当然の面白さでした。そしてここには...
お嬢様学校に集う異端者のための部活である「読書クラブ」。その運命が世界の歴史をたどって語られる連作集。素晴らしく面白かったです。マンガ...
北欧のもの中心に、世界各国のドラッグストアの商品をこまごまと写真いっぱいで紹介してくれる素敵な一冊です。デザインとレトロと実用性が純度...
両親の遺品を処分していくわたし。その過程の中で見つけたものは…という内容。ハートウォーミング系の泣かせ話かと思いきや、両親のナチスの迫...
殺人課の刑事である私には、毎週母と食事をする習慣があった。美味しい料理以外にも、思わぬ収穫がある。母は私の話を聞いただけで難事件を解決...