「死刑囚 最後の晩餐 」タイ・ トレッドウェル他(筑摩書房) 2010/2/20 本の感想, 社会 <amazon> アメリカの死刑囚は、州によって、刑の執行前に、好きなメニューで最後の晩餐をリクエストできる。その内容を羅列した一冊。 犯した罪状とと最後の晩餐の内容がシンプルに並べられた構成で、解釈は読み手に任されている印象がする。わたしには、そこにそのままシンプルにアメリカの食文化が現れているような気がした。そういうギリギリな時には、人間はこれまでに慣れ親しんだもの、知っているものを選びたくなるのだな。 WEB拍手 7