「愛についてのデッサン――佐古啓介の旅」野呂邦暢(みすず書房) 2010/9/29 本の感想, 短篇小説(日本) 桜庭一樹の読書日記で知った短編集。そこで絶賛されていた表題作が確かにすごくて、ラストで本を落としそうになりました。技巧といえば技巧なんだろうけど、こういう作品を成立させられるのがすごい。しかも切なくて、たまらないような話なのです…。 WEB拍手 4