「恋愛詐欺師」岩井志麻子（文春文庫）
とりあえずまず、吾妻ひでおのカバー絵が実に素晴らしい。エロくて綺麗で可愛い雰囲気たっぷりの絵です。 内容は、暗い思いに囚われて生きる...
「本の感想」一覧
「局アナ 安住紳一郎」安住紳一郎（小学館）
いままで黙っていたが、実は好きだ。いつからかは忘れたが、わたしの心にある秘密の小部屋にいつしかひっそりと住みついた素敵男子アナです。ち...
「トム・ゴードンに恋した少女」スティーヴン・キング（新潮社）
9歳の少女が母親と兄とともにハイキングに出かけます。用を足したくなった彼女は、山の中の遊歩道を離れて茂みのなかに入ったけれども、人目が...
「日本ノ霊異ナ話」伊藤比呂美（朝日文庫）
詩人であり作家である伊藤比呂美が、日本最古の仏教説話集「日本霊異記」をもとにして独自の作品を創りあげた連作集です。 いや、良かった。...
「直撃!強くなりたい道!!―こんな経験、ボク初めてなんです 」大槻ケンヂ（福昌堂）
珍しい出版社から出ているせいか、数あるオーケンの著作のなかでもあまり有名ではないと思いますが、ノイローゼがたぶん一番くらいひどかった頃に...
「アトランティスのこころ（上・下）」スティーヴン・キング(新潮文庫）
1960年の夏、アメリカの町で、早くに父を亡くし、忙しすぎる母親と暮らす11歳の少年ボビーの前に、ひとりの老人が現れる。かれがもたらし...
「ピーターパン・エンドロール」日日日（新風舎文庫）
日日日氏が20歳になって書いた一般文芸小説がこれ。「ちーちゃん」「うそつき」と同じ舞台で重なる人物が登場する作品です。 が、ギミック...
「うそつき?嘘をつくたびに眺めたくなる月」日日日（新風舎文庫）
好きってなに？愛してるってどういう意味？と思う16歳の女子高校生の葛藤と生活を語った物語、といわれて、手に取るのをやめるのは勿体ないか...
「回想のビュイック8（上・下）」スティーブン・キング（新潮文庫）
まずは云いたい。これ、帯がひどいです。グチャグチャなホラーは好きじゃない、キングを読んだことがないひとにおすすめとか書いてある。い...
「ひでおと素子の愛の交換日記（4）」新井素子・吾妻ひでお（角川文庫）
古本屋で見かけたのでつい購入。この頃の吾妻先生の絵は、本当に絶好調で可愛くて大好き。たしか以前にも読んだことはあったような…とぱらぱらめ...