「エンガッツィオ司令塔」筒井康隆(新潮文庫)
筒井康隆を初めて読んだのは、まだ小学生のときだったかな。兄の本棚から抜き出した星新一で日本SFに目覚めたわたしは、とりあえずそのまま...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
筒井康隆を初めて読んだのは、まだ小学生のときだったかな。兄の本棚から抜き出した星新一で日本SFに目覚めたわたしは、とりあえずそのまま...
映画評論家の町山智弘氏とのコンビ、ファビュラス・バーカーボーイズで名前を知った筆者のもう一つの顔が犯罪研究家です。 この本は、いわ...
マンガ家の吉野朔実の映画に関するエッセイ集です。 有名作もあれば聞いたこともない作品もあり。日本映画もあれば遠い外国の作品もあり。ラ...
キングのホラー評論本「死の舞踏」で名前が挙げられていた一冊。様々な意味で、とても巧みな物語でした。まず、このタイトルは吸血鬼モノだと思...
わたしはミステリのトリックを見破ることがほとんどまったく出来ない人間なのですが、そんなわたしでも予想がついたトリックはともかくとして、...
出来すぎたタイトル(直訳といえばそのまんまなんですけどね)に惹かれて、中学生のころに読んだことがあったけれども、細部はすっかり忘れてお...
裕福で傲慢な未亡人やその息子、怯えきった神経症的な秘書といった人物造形が優れているので、かれらが登場する場面を追いかけていくだけでもす...
今ではスカパーなどで放送されている、一話完結のミステリ番組「ヒッチコック劇場」の原作として多く採用されたスレッサーの短編集です。 こ...
云わずと知れたハードボイルドの名著です。こういうのって読んだ気になっているけど実は未読だったパターンが多いのですが、これもそんな一冊。...