「ボタニカル・ライフー植物生活」いとうせいこう(新潮文庫)
わたしにとってのいとうせいこうはかの名作「ノーライフキング」を書いただけで神なのですが、この本はベランダでの園芸生活を楽しむ著者の「ベ...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
わたしにとってのいとうせいこうはかの名作「ノーライフキング」を書いただけで神なのですが、この本はベランダでの園芸生活を楽しむ著者の「ベ...
イタリアの下町の風情が残る町で、大人たちが知らないこどもたちだけの秘密基地が出来ました。最初、そこで行われていたのは他愛のないじゃれあ...
不謹慎ながら、ほら、こんな連載するから久世光彦のほうが死んじゃったじゃないかと涙しました。眠たげに語られる森繁久弥の思い出や芸人論、美...
「HOPE Dies Last」という原題が示すように、アメリカの様々な絶望的な状況下においても、己の信念に基づいた活動を続ける人々に...
直木賞受賞作です。 わたしは車谷長吉は確かに芥川賞のほうだろうと思いますが、この作品に限れば直木賞かも、と思わせるリーダビリティの高...
ここんとこずっと追いかけてる著者の主にイメクラ時代の日記。 そこかしこに見られるプロ意識に同じくサービス業(わたしは風俗と他のサービ...
< 聖llのデビュー前から再集結までの歴史を振り返ったオフィシャルブック。まさにヒストリーブックという名がふさわしい大作です。 そのコ...
すごい。この薄い一冊の文庫で、なにがすごいって、中村うさぎが何冊もかけてやってきたこと以上の病理に彼女は入りこみ始めている(わたしは中...
これもまた入門編という感じ。可愛いえっちマンガのおまけつきです。でも、後の本に現れる危うさはそこかしこに見受けられます。
まさにタイトル通りの内容です。風俗の種類それぞれについても、ていねいに書かれているし、官能的な文章も巧い。でも、そういうった本は他にも...