「雨月物語」岩井志麻子(光文社)
<amazon> おなじみの古典作品を作者が独特の視点から語り直したもの。 原典を尊重しつつ、どこから読んでも岩井作品なのはさすがです...
読書とか音楽とか日々のつれづれについて。
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うちのめされました。もちろん、橋本治はわたしにとっていまさらいうまでもなく重要な作家であり、その膨大な数の評論も、完全ではないにしろ追...
云わずと知れた芥川賞受賞作であります。わたしもそれで著者の名前を知りましたが、初めて読んだエッセイ集「そら頭はでかいです、世界がすこん...
東京の小さな商店街を舞台に、そこに住まう人々の連鎖するすれ違いを通して、人生における様々な場面と展開を浮かび上がらせていく連作短編集で...
同じ作者による「綺譚集」が面白かった(感想)のが記憶に残っていたため、似たような趣向の本であろうと当たりをつけて手にとってみた一冊です...
精神科医である著者による初の小説集です。過去には、歌人の穂村弘やマンガ家の吉野朔実との共著本もあります。そこで名前を見かけたひともいる...
独特の作風で知られる伝奇SFマンガ家、諸星大二郎。ただし、これは小説の作品集となります。ベースには伝奇知識と怪奇趣味があり、その世界観...
もうそろそろ、志麻子ちゃんの話はいいよ、お腹いっぱいだよ、と思ったあなた。怖いことにわたしもそう思っているのに、読むのをやめられないの...
ここに収められている物語は、どれもが、異なる語り手によって複眼的に語られます。男と女、妻と夫、すれ違うだけだった他人同士、親と子、それ...
ちょっと最近、岩井志麻子が自分内でブーム。半年に一度くらいの割合でこのブームが起きるのですが、そのたびに未読の作品が溜まっているのはあ...