「短篇小説（日本）」一覧

　とりあえずまず、吾妻ひでおのカバー絵が実に素晴らしい。エロくて綺麗で可愛い雰囲気たっぷりの絵です。 　内容は、暗い思いに囚われて生きる...

　詩人であり作家である伊藤比呂美が、日本最古の仏教説話集「日本霊異記」をもとにして独自の作品を創りあげた連作集です。 　いや、良かった。...

　村上春樹絶賛読み直し週間開催中。これも発行当時に購入してそのままになっていた模様です。神戸で起こった震災をモチーフにしながらも、直接に...

　…なーのーにー。こんな面白い話も書くんだもの、と頭を抱えた。無理心中を迫った男に刀で切り付けられ左目を失った女が、その代りに得たものは...

　森奈津子は、ジュニア小説時代に名前だけは知っていたり、最近の中村うさぎらとの対談などを読んではいたのですが、実際の作品を読んだのはこれ...

{:rn:}{:rn:}{:rn:}{:rn:}{:rn:}　舞城は新本格なのか（たぶん微妙に違う）。近年話題の作家のなかではとくにお気に入...

　前から気になってはいたのですが、怖くてなかなか手が出せずにいた一冊。しかし「幽」を読んだ影響もあり、購入することにしました。綾辻行人、...

　風俗嬢として働いていた作者による、書き下ろし短編小説集です。 　どの話の主人公も、風俗で働きつつ、摂食障害や買い物依存、ホスト遊びにセ...

　川上作品のなかでは、「センセイの鞄」と並んで好きかも。以前は、ちょっと奇妙な雰囲気がする短編でないと面白く思えなかったんですが、「セン...

　全てに恵まれた女流作家がカンヅメのために借りたマンションで執筆する、隣の古アパートの住人をモデルにした物語。それが連作短編のかたちで綴ら...