宇宙戦隊NOIZ「JAPAN TOY\’S PANIC TOUR 2005 強行突破!!」(岡山ペパーランド)

 今日はお仕事中でも、NOIZの「BELIEVE」が鼻歌で出ます。誰にも元が分かりません。でもさすがに「T=S?L?[True=Save?orLoad?]」は手振りがついてしまうので、不審がられないように自粛です。
 というわけで、定時で仕事を終えたあと、タクシーを飛ばしての宇宙戦隊NOIZワンマンツアー「JAPAN TOY’S PANIC TOUR 2005 強行突破!!」(岡山ペパーランド)に参戦です。以下、レポートなど。
 客の入りはどうかな、叫さまがMCで叫んでた「5800人!」がリアルに感じられる58人くらい?(笑)個人的な感覚としては「込んでるガーゴイル(INペパーランド)」ですが、分かりにくいですかすみません。
 しかし曲のセットリストはほぼ大阪と同じ。ただ「コマンドNo.0069」が無かったかな?後述する理由で、ちょっと曖昧です。
 途中で、テレビせとうち「FreePass?音楽専科」(サイト)の収録(観客を背にして、メンバーと一緒のTAKAのコメント撮りのみ。番組ではこのコメントのあと「ミラクル?」のPVが流れる感じでした)があったり、地元ということで、大阪とはまた違った雰囲気。わたしは今日もモッシュピットに埋もれてました。会場が狭いだけに局地的な押しはキツかった…。しかし、そんななかでも、先日の大阪とセットリストが同じということもあって、頭の一部でそれを確認する余裕もあったんですね。で、ちらっと「ああ、NOIZって地元で安心しちゃうとこあるのかな」って思ったりもした。やっぱ余裕が出て、ので、大阪のときに感じたあの圧倒される気迫がないのかな、なんて。わたしの馬鹿。すごい馬鹿。それが分かったのが、やはり「A’I」でした。このTAKAの凄さに、大阪がフェイクでなかったことを思い知らされました。地元とかそういう問題じゃない。音源の百倍良い。そして、このときのTAKAを見て、猛然と心にわきあがってきたのは、これをわたしがいま見てることがなによりの証拠だという思いでした。証拠。NOIZが本物であるという証拠。他の誰にでもなく、わたしにとって、ここまで本物であるのなら、もういいです。なにもいらない。わたしのなかにある疑念やためらいを「A’I」のTAKAがねじ伏せてくれた。本当に、本当に、カッコよかった…。
 そして、それに続く、S@TT-ONのドラムソロもこれまでに聴いたもの(ライブDVD含む)のなかで、一番良いものでした。そしたら本人は「初めてなにも用意せずに、アドリブで叩いてみましたー」だって(笑)。さらに客とのコールで「死にたいー?」と問うS@TT-ON。そりゃ客は「死にたーい!(はあと)」と返すじゃないですか(笑)。それに対して、あの満面の笑みでにっこり笑いながら「こっろしちゃおうっかなー?(笑)」どうしよう。本気でS@TT-ONに惚れそうになった。でも、この笑顔を後でしっかりと思い出すことになるとはこのときは思いもよらなかったな…。
 今日は叫さまのMCもとても楽しかったです。エンジェルをいぢらせたら、叫さまにかなうものはないね!(笑)。その名もエンジェルだけあって、相変わらず、客席に天使を通らせる術に長けたTAKAでしたが、その様子を見て「おまえら、ステージではこうやってスベリっぱなしやけど、楽屋では爆笑の嵐やぞ!」って(笑)。それに対して「ステージでもスベってない!」と断言するTAKAも可愛い。うん、TAKAは自分がスベったと認めてはいけない。気づいてはいけない(笑)。そして、わたしが今回一番笑った叫さまの一言は、TAKAが自分のことを「まるで階段のない滑り台」と云って、客席をしんとさせたときに、すかさず「スベリっぱなしっちゅうことじゃあ!」と教えてくれたアレです(笑)。いや、わたしはTAKAをサムいとは思わないよ。ただ、数を撃ち過ぎると思うけど(笑)。
 そういや大阪でわたしと楓さんを固まらせた「R.A.M FISH」での、TAKAとMASATOのちゅーですが、定番の演出なんですね。いやーびっくりした(笑)。大阪の後、日記で、エンジェルが「舌が入ってきたから負けずに自分も入れた」(…負けておけ)と書いてたんですが、岡山ではちゅーの前から両者ともに舌が出ていたことをここに報告。早い者勝ちか(なんか違う)。
 それにしてもやはりペパーは狭いです。名古屋で云えば「ファーム並み」大阪で云えば「バハマ並み」らしいですが、その狭いところでも、NOIZですからモッシュは当然。自分もうきうきと揉まれてはいたものの、「CHROMOSOME SIX」あたりから苦しくなって、さすがの「Igni+ion」では、とうとう酸欠状態に。ここらへんから断続的に記憶が曖昧です。どれだけ苦しかったかを思い出そうとするとあの「こっろしちゃおうっかなー?(笑)」が浮かぶ。嘘じゃなかったんだ。S@TT-ONが見てる…(見てません)。どんなに大きく口を開けても酸素を吸ってる感じがしない。後ろにいったん下がったものの「SPACE PIRATES(ch77.7)」でなぜくるくると回りながらモッシュピットに突っ込みますか。「Ouranos」でヘドバンですか。自分でも分からない。この身体を動かしてるのはダレ。いわゆるモッシュハイか。MOTHER2でいえばガッツだけでもってるあの状態なのか。息が出来ないのに声が出る不思議。動けないのにジャンプできる不思議。でも、やっぱりライブの途中で万が一にでも倒れたりしたらいけないので、今後はもっと身体を鍛えようと思いました。何事も前向きに。
 アンコール一回目も大阪と同じ「少年人魚」と「ミラクル☆ロケットG5」でした。でも「少年人魚」の「BLACKOUT」のところで、マスケラの「フラッシュバック」の振りをしてしまって自分の勘違いに顔を赤くしたなんてナイショです。やはり脳に酸素がいってなかったようです。ああサイド6の悲劇。それにしても「少年人魚」は面白い曲です。MASATOは本当にユニークな曲を書くなあ。もちろん「ミラクル?」も、大好き。こっちはTAKAの作詞ですが、「愛の戦士に任せなさい!」のとこで、いつも胸がときめく(笑)。「狂い咲きサンダーロード」のチラシコピーが、「強い男は好きかい?」で、その胸の張りかたがとっても可愛らしく微笑ましかったものですが、わたしはNOIZのこういうところが好き。本気で自信があるかどうかは定かでないながら(笑)、胸を張ってみせる勇気が好きです。
 アンコールのときに、ペパーランドがNOIZが初めて宇宙戦隊を名乗ったところで、そこから、昔の衣装は恥ずかしいという話になりつつも、TAKAが「でもあの頃は、あれがカッコいい思ってた。オレらイケてるやん?みたいに」とか云ってました。叫さまは異論あったみたいだが(笑)。この頃かなあ?(笑)
 この頃になると、TAKAも相当酸素が足りなかったのか、叫さまのいい話をまったく聞かずにアンテナ三本立てて宇宙と交信してたことが発覚してましたな。でも、この時に宇宙からデンパを受けて「うん、わかった」「うん、やる」とアホな子口調で云ったときのTAKAは本当に本当に本当に可愛かった…。もうMCのときずっと宇宙と交信しててもいいよ、わたしはOKだよ!←ちょっと酸素がまだ脳に届いてないようです。
 で、アンコール二回目。曲はやっぱり「Typ;N」で。それまでは、ここまで大阪と同じだったらアンコールも同じかな、それともアンコールだけは変えるかな?とか思ってたんだけど、始まったらそんなの関係なくて。そりゃいろんな曲を聞きたいけど、セットリストが一緒でも全然問題ないから。NOIZの曲だったら問題ないよ。大好きだもん。酸欠で身体もバテバテだったけど、なんかもうそんなのまでも全部関係なくて、ただステージのTAKAを見ながら、ハイジャンプして、頭を振って、拳を上げて。泣くとかそういうのじゃない感動でたまらなかった。とんでもなく正気じゃないこと思ったのはオトモダチだけに伝えたい(暗号)。でも、理屈じゃないから。
 とりあえず、NOIZに完敗です。メンバー皆が大好き。音が好き。歌詞が好き。ライブが好き。
 
 わたしが参加する今回のツアーは、これでおしまい。ラストの東京も行きたいけれど、長くNOIZに通うためにいまは行かない気持ちでいます。大人だからいろんな事情がある。それはとてもつまらないことだけど、でも、遠距離のライブ1本行くパワーで、近距離のライブに3本行きたい。NOIZが好きだから。これからも頑張るよ。

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