「どこから行っても遠い町」川上弘美(新潮社)
東京の小さな商店街を舞台に、そこに住まう人々の連鎖するすれ違いを通して、人生における様々な場面と展開を浮かび上がらせていく連作短編集で...
東京の小さな商店街を舞台に、そこに住まう人々の連鎖するすれ違いを通して、人生における様々な場面と展開を浮かび上がらせていく連作短編集で...
古代から現代に至るまでの日本史に登場する霊能者の紹介を中心にしながら、日本における心霊、宗教の捉え方の変遷を追った一冊です。登場する霊...
大正半ばの東京にて、鉄道心中を図った良家の人妻、露子夫人と運転手の青年。人妻は瀕死の重傷を負い、軽傷だった青年は現場から遁走した。醜聞...
鴻上尚史氏といえば、劇作家及び文筆家として知られた存在です。これはそのかれが、いまの日本人のもつ「世間」と「空気」に関して、かれなりの...
同じ作者による「綺譚集」が面白かった(感想)のが記憶に残っていたため、似たような趣向の本であろうと当たりをつけて手にとってみた一冊です...
この本は、15年にわたり、戦場特派員として世界中の紛争地を取材してきた前線記者が、自らの経験と多くのプロフェッショナルな軍人や専門職の...
精神科医である著者による初の小説集です。過去には、歌人の穂村弘やマンガ家の吉野朔実との共著本もあります。そこで名前を見かけたひともいる...
マクドナルドの「スーパーサイズ」を30日間食べ続ける記録と結果をドキュメンタリー映画にした「スーパーサイズ・ミー」の監督である、モーガ...
ううむ。ちょっと驚いています。実は個人的岩井志麻子ブームに乗り、立て続けに読んだ作品が「どうもその…」(「十七歳」「匿われている深い夢...
さて、世の婦女子の多くと同じくして、わたしもお洋服が好きであります。が、様々な趣味の放浪を続けて早幾年、自分の好きなものだけがはっきり...